NEIL YOUNGの映像作品で知られるフィルム・プロデューサーのL.A. JOHNSONが死去
ニール・ヤングの映像作品を数多く手掛けてきたフィルム・プロデューサーのLA・ジョンソンが1月21日、カリフォルニア州レッドウッドシティで死去した。享年62歳。死因はあきらかとなっていない。
47年にジョージア州フォートベニングに生まれたジョンソンは、60年代後半にアメリカ東海岸のカルチャーに刺激を与えた社会派ドキュメンタリー監督のひとりとしてシーンに登場。伝説的フェスを記録した「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」の撮影/録音や、ザ・バンドの解散コンサートを追った「ラスト・ワルツ」のプロデュースなど、数々のロックの映像作品の制作に携わった。特にニール・ヤングとの繋がりは深く、彼が設立した映画制作会社であるシェイキー・ピクチャーズの中心的存在として、多くの作品を世に送り出した。ヤングは、ジョンソンの悲報を受けて次のような声明を発表している。
「彼はオリジナルな芸術家としての目と耳を決して失わなかった。そして常に遊び心とユーモアのセンスを持っていた。彼は、音楽を聴いて映画を制作するという自分のもっとも好きなことをして人生を送ったんだ」。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。