マヒルノ、自主企画イヴェント〈辺境のサーカスパート10〉でラスト・ライヴを実施

プログレやサイケ、ハードコアなどを消化した独創的なサウンドと壮絶なライヴ・パフォーマンスで、耳の早いリスナーを中心に支持を獲得している東京出身の4人組ロック・バンド、マヒルノ。3月13日に解散することを発表した彼らが、ラスト・ライヴを兼ねた自主企画イヴェント〈辺境のサーカスパート10〉を4月1日に東京・渋谷O-nestにて開催する。

今回で10回目を迎えるこの定例イヴェントには、彼らの最後の対バン相手として、黒ビキニ姿で下ネタ全開のパフォーマンスを繰り広げる関西スカム・シーンの異才＝クリトリック・リスが出演。まったく音楽性を異にするこの2組が激突することで、かつてない化学反応が起こることは間違いだろう。どのようなステージで5年に及ぶ活動の幕を引くのか、非常に興味深い公演と言えそうだ。

〈FUJI ROCK FESTIVAL '09〉では〈ROOKIE A GO-GO〉に出演して人気投票で3位を獲得するなど、実力派として名を馳せたマヒルノがライヴを行うのは、残すところ本イヴェントを含めて4公演のみ。バンドはオフィシャルサイトにて「残りのライヴはわずかですが、全力で臨みます」とコメントしているので、ファンはぜひ会場に足を運んで、彼らの最後の勇姿を見届けよう。

〈辺境のサーカスパート10〉
日時／会場：4月1日（木）　東京・渋谷O-nest
開場／開演：19:00／19:30
チケット代：前売り 1,800円／当日 2,000円
出演：マヒルノ、クリトリック・リス