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NOEL GALLAGHERが暴行事件の裁判で被害者としての声明を発表

 

ノエル・ギャラガーが、2008年9月のカナダでのライヴ中に暴漢に襲われた事件について、被害者としての心情を発表した。

英「Sun」紙が伝えるところによると、ノエルは現在カナダで公判中の裁判へ被害者としての声明を提出。そこに彼は「事件の衝撃とショックは、例えるならバスにひかれたようなものだ。本当に打ちのめされた」と綴っている。また事件で負った肋骨と腰の怪我についても「事件で負ったダメージから完全に回復することはないと言われた。いまでも痛みを感じることがある」と、いまだ事件の後遺症から抜け切っていない状態であることを明かした。

さらにノエルは「精神的に受けた衝撃で、常にステージに立つプレッシャーと闘わなければならかった。かなりの間、自分の能力の半分しか出せていなかった気がする」と、精神面への影響についても言及している。事件の後、オアシスは数本のライヴをキャンセル。そして2009年の8月に彼はオアシスを脱退することとなった。

ノエルは判決が出されるにあたり裁判所への出廷を希望していたが、日程がソロ初ライヴとなるロンドンでのチャリティー・イヴェントと重なっていたため、今回の声明を提出し、法廷では検察がそれを読み上げた。加害者であるダニエル・サリヴァンは罪を認めており、6か月から8か月の禁固刑を求刑されている。判決は4月に出される予定となっている。

カテゴリ : ニュース | タグ : 裁判

掲載: 2010年03月25日 15:50

更新: 2010年03月25日 15:56

ソース: oops