60年代に活躍したHIGHWAYMENのDAVE FISHERが死去
60年代に活躍したフォーク・グループ、ハイウェイメンの中心メンバーだったデイヴ・フィッシャーが5月7日、骨髄線維症のためNYの自宅で死去した。享年69歳。
40年にコネチカット州ニューヘイブンに生まれたフィッシャーは、58年にウェスリアン大学の同級生と共にハイウェイメンを結成。黒人霊歌を元にした61年発表の“Michael, Row The Boat Ashore(邦題:漕げよマイケル)”が全米チャート1位を記録し、一躍人気グループの仲間入りを果たした。メンバーの大学卒業後、グループはグリニッチ・ヴィレッジのフォーク・シーンで活躍。64年の解散までに10枚のシングルと8枚のアルバムをリリースしている。
フィッシャーはグループ解散後、スタジオ・ミュージシャンとしてテレビや映画の仕事に従事。NBCのコメディー・ドラマ「B.J. And The Bear」やABCのアクション・ドラマ「The Fall Guy」といった作品に携わった。また、87年には母校であるウェスリアン大学の同窓会コンサートをきっかけにハイウェイメンを再結成し、往年のファンを喜ばせた。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。