レゲエ・シーンの大御所シンガー、GREGORY ISAACSが死去
ヴェテラン・レゲエ・シンガーのグレゴリー・アイザックスが10月25日、ガンのため療養先のロンドンで死去した。享年59歳。BBCの報道によると、彼は昨年にガンと診断され、家族の居るロンドンで治療を受けていたが、そのまま帰らぬ人となってしまった。
ジャマイカで生まれ育ったグレゴリー・アイザックスは、60年代後半よりプロ・シンガーとしての活動をスタート。甘く切ない歌声を武器に“All I Have Is Love”“Love Is Overdue”などのヒット曲を放ち、デニス・ブラウンらと共に70年代のレゲエ・シーンを牽引していった。82年にはタフ・ゴング・スタジオで録音したアルバム『Night Nurse』がUKでスマッシュ・ヒットを記録。その後も近年に至るまで精力的にリリースやライヴ活動を行うなど、レゲエ界を代表するスターとして華々しく活躍していた。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。