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BLACK EYED PEAS、音源無断使用でGEORGE CLINTONに訴えられる

 


BLACK EYED PEAS

 

ニュー・アルバム『The Beginning』をリリースしたばかりのブラック・アイド・ピーズが、パーラメント/ファンカデリックの中心人物であるジョージ・クリントンから訴えられていることがあきらかとなった。

米メディア〈Billboard〉によると、問題となっているのは同グループのヒット・シングル“Shut Up”のリミックス・ヴァージョンである“Shut The Phunk Up”。クリントンはこのトラックに、ファンカデリック名義で79年に発表したナンバー“(Not Just) Knee Deep”の一部が無断使用されているとして控訴。彼は以前にブラック・アイド・ピーズのプロデューサーから音源の使用許可をリクエストされたが、断っていたという。“(Not Just) Knee Deep”はデ・ラ・ソウル“Me Myself And I”をはじめ、2パックやスヌープ・ドッグ、LL・クール・Jらの楽曲にもサンプリングされるなど、ファンク・クラシックとして高い人気を誇っている。

クリントンは今月10日、ブラック・アイド・ピーズとレコード会社に対して15万ドル(約1,250万円)の賠償金と“Shut The Phunk Up”の流通差止めを求める訴状をLAの地方裁判所に提出したとのこと。この騒動がどのような結末を迎えるのか、それぞれのファンは続報に注目しよう。

カテゴリ : ニュース | タグ : 裁判

掲載: 2010年12月15日 15:10

更新: 2010年12月15日 15:13