EMINEMとROYCE DA 5'9''が再タッグ! BAD MEETS EVILの新作登場
EMINEM
エミネムとロイス・ダ・5'9''によるユニット、バッド・ミーツ・イヴィルが新作EP『Hell: The Sequel』を海外で6月14日にリリースする(日本盤は6月22日発売予定)。
バッド・ミーツ・イヴィルは、エミネムがメジャー・デビューする以前の90年代後半に、彼と同じくデトロイトのアンダーグラウンド・シーンで活躍していたロイスと意気投合して結成したユニット。エミネムが99年に発表したデビュー・アルバム『The Slim Shady LP』に、ロイスを迎えた“Bad Meets Evil”というナンバーが収められたほか、同年にユニット名義での12インチ・シングルをインディー・レーベルからリリースするなどしたが、その後2人の間にビーフが発生してグループは自然消滅していた。
しかし、エミネムが率いるD12のメンバー、プルーフが2006年に凶弾に倒れたことがきっかけとなって彼らは関係を修復することに。2008年にはD12のミックステープ・アルバム『Return Of The Dozen』にロイスが参加し、その後のツアーにも帯同。さらに、ロイスとジョー・バドゥン、クルックド・アイ、ジョエル・オーティスによるスーパー・ユニット=スローターハウスが、エミネムの主宰するシェイディと契約。その絆をさらに強靭なものとしてきた。
そんな2人がおよそ10年ぶりにドロップするユニット名義の新作には、D12のメンバーでもあるミスター・ポーターをはじめ、モブ・ディープのハヴォックやDJカリル、バングラディッシュなどが参加。すでに先行シングル“Fast Lane”が公開されて大きな話題を呼んでいる。
〈バッド=悪者〉ことロイスと〈イヴィル=悪魔〉ことエミネムによる最凶タッグが、本作を携えて世界を席巻することは間違いなさそう。ファンは期待して待とう。