naomi & goroと菊地成孔がコラボ! 名曲カヴァー満載のアルバムを発表
伊藤ゴローと布施尚美によるボサノヴァ・ユニットのnaomi & goroと、日本のジャズ界が誇る鬼才・菊地成孔が、初のコラボ・アルバム『calendula』を7月13日にリリースする。
以前よりブラジル音楽のファンだった菊地が、昨年に自身がキュレーターを務めたイヴェントにnaomi & goroを誘ったことがきっかけとなり、実現したという今回のコラボレーション。〈naomi & goro & 菊地成孔〉名義での作品となるアルバムには、アントニオ・カルロス・ジョビン作曲による“The Girl From Ipanema”(邦題:イパネマの娘)といったボサノヴァの名曲や、ホール&オーツ“One On One”、プリファブ・スプラウト“The King Of Rock'n Roll”などのポップスのカヴァーを中心に全11曲が収められる。そのうち、タイトル曲の“カレンジュラ”は伊藤、アルバムの最後を飾る“いちばん小さな讃美歌”は菊地が書き下ろした新曲とのことだ。トラックリストは以下の通り。
菊地のプレイを「もう一人ヴォーカリストが増えたような緊張感がよい」と評価する伊藤と、naomi & goroについて「一緒に演奏していて安心感がある」と語る菊地。相思相愛の2組によるセッションが、どのようなサウンドに結び付いたのか興味のある人は、ぜひアルバムを手に取ってみよう。
〈naomi & goro & 菊地成孔 『calendula』収録曲〉
1. The King of Rock'n Roll (プリファブ・スプラウト)
2. Cinema (マイケル・フランクス)
3. Brigitte (ブリジット・フォンテーヌ)
4. Two Kites (アントニオ・カルロス・ジョビン)
5. One on One (ホール&オーツ)
6. The Girl from Ipanema (アントニオ・カルロス・ジョビン)
7. So Tinha de Ser Com Voce (アントニオ・カルロス・ジョビン)
8. A Banda (シコ・ブアルキ)
9. カレンジュラ (伊藤ゴロー)
10. Aquarela do Brasil (アリ・バホーゾ)
11. いちばん小さな讃美歌 (菊地成孔)
※カッコ内はオリジナル・アーティストもしくは作曲者