斉藤和義、伊坂幸太郎×中村義洋コンビ映画「ポテチ」の音楽を担当

伊坂幸太郎の小説「ポテチ」の映画化が決定し、その音楽を斉藤和義が担当することがあきらかとなった。

同じく伊坂原作の映画「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」を撮った中村義洋が監督を務める本作。これらの作品は原作の舞台と同じ仙台で撮影されたもので、2人は今年の3月11日に発生した東日本大震災で東北地方が被災地となったことを受け、〈いままでの恩返しとして、現在の仙台の姿を通して皆に勇気を与えて、復興の後押しをしたい〉という思いから、「ポテチ」をオール仙台ロケで制作することを決めたという。

斉藤が伊坂×中村コンビによる映画の音楽に関与するのは、「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」に続いてこれが3作目。さらに主演は、同コンビによる過去3作品すべてに出演してきた濱田岳に決まっており、息の合ったスタッフたちによる絶妙のコンビネーションが期待できそう。「ポテチ」は8月下旬にクランクイン、9月中旬にクランクアップ、約60分の中編映画として2012年春より上映される予定だ。

なお、各地の野外フェスに引っ張りだこの斉藤は、現在新作のリリースに向けて絶賛準備中で、今月中にはUSTREAMでライヴの生配信を行う予定とのこと。また、テレビ朝日で8月20日17:00から放送される番組「報道発 ドキュメンタリ宣言」では、彼の野外フェスでの様子を捉えた映像が放送されるので、ファンはそちらも忘れずにチェックしよう!