忌野清志郎の自選バラード集にRCサクセションの初CD化音源を収録
左から、忌野清志郎、『sings soul ballads』ジャケット画像
本人による選曲リストを再現した、忌野清志郎のバラード・アルバム『sings soul ballads』。11月23日に発売となる同作に、RCサクセションの初CD化音源がボーナス・トラックとして収録されることがあきらかとなった。
このたびトラックリストに加わる“500マイル”は、ピーター・ポール&マリーのヴァージョンが有名な米ジョージア州に古くから伝わる楽曲で、『sings soul ballads』には、清志郎と細野晴臣、坂本冬美のユニット=HISでカヴァーした日本語版の収録がすでにアナウンスされていた。音源は、RCサクセションがアルバム『Baby a Go Go』のレコーディングのために90年に行ったスタジオ・セッションのテープから採用されたもので、清志郎が同ナンバーを原詩で歌っているという。なお、収録にあたりエンジニアのzAkがトラックダウンを担当したとのこと。また、アルバムのジャケットのアートワークには、油彩やスケッチなど多くの作品を少年時代から描きためてきた清志郎の絵画を使用。本人自筆のタイトルを含め、まさに清志郎ずくめの1枚といえそうだ。
なお、彼がホスト役を務めたライヴ・イヴェントの映像版となる映画「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!!~」が11月26日に公開スタート。現在、その予告編が清志郎のオフィシャルサイトにて視聴可能なので、気になる人はいますぐチェックしよう!