ジャック・ホワイト、ディズニー映画「The Lone Ranger」のスコアを担当
キャリア初のソロ・アルバム『Blunderbuss』を発表したばかりのジャック・ホワイトが、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作による映画「The Lone Ranger」のスコアを手掛けることがあきらかとなった。
これはUSの大手メディア〈Variety〉が報じたもの。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーいわく、ホワイトの起用は監督のゴア・ヴァービンスキーのアイデアによるもので、同映画のメイン・キャストであるジョニー・デップもその案に興奮したという。ホワイトはすでに、TV版「ローン・レンジャー」のオープニング・テーマとしても有名な〈ウィリアム・テル序曲〉のアレンジを仕上げたようで、それを聴いたブラッカイマーは「ジャックはユニークなスタイルを持った素晴らしいソングライターだ」と絶賛している。
「The Lone Ranger」は、大ヒットを記録した〈パイレーツ・オブ・カリビアン〉シリーズのスタッフが制作に携わる話題作。主人公のローン・レンジャー役をアーミー・ハマー、その相棒のネイティヴ・アメリカンであるトント役をデップが演じる。ホワイトが映画のスコア全編を手掛けるのはこれが初めてということもあり、音楽ファンにとっても注目の作品となることは間違いないだろう。