井上薫と小島大介によるAurora Acousticが新アルバム&ベスト同時発売
Chari Chariや、今月12日に新作『A Missing Myth』が発売となるKaoru Inoueなどの名義でも活躍するDJ/プロデューサーの井上薫と、Port of Notesのメンバーとして知られるギタリストの小島大介によるギター・インスト・ユニット、Aurora Acoustic。彼らが、ニュー・アルバム『Harmony of the Spheres』とベスト・アルバム『The Light Chronicles(Best Of Aurora Acoustic)』を10月24日に同時リリースする。
Aurora Acousticは、Chari Chariの楽曲“In Time”での共同制作体験をきっかけにスタートしたユニットで、Aurora名義での活動を経て現在のグループ名に改名し、アコースティック・ギター2本によるライブ・パフォーマンスを展開。実に5年ぶりのオリジナル・アルバムとなる『Harmony of the Spheres』は、ギターのオーガニックなサウンドを軸としながら、ストリングスや鍵盤類、水の音などのSE、アジア、南米、アフリカの音楽を想起させるリズム・アレンジが散りばめられたドラマ性の高い作品に仕上がっており、Chari Chariの名曲“Aurora”のアコギ2本ヴァージョンと言えそうな“Aurora Acoustic”も収録。ゲストとして、彼らのライヴを支えてきたタブラ奏者の瀬川U-K-Oと、中東の弦楽器であるカーヌーンを奏でるインド生まれのロシア人ミュージシャン、イグナット・カマリトが参加している。
一方のベスト・アルバムは、現在は廃盤となっているAuroraのアルバム『Flare』『Fjord』『Feast』から彼らがセレクトしたナンバーに加え、レア音源やセッション・トラックなどで構成。U-Zaanのタブラ演奏をフィーチャーした“Kagerou”、20分に及ぶ大曲“Kumano”の新たなエデッィト・ヴァージョン、ジョアン・ジルベルトのトリビュート盤に提供した“Dancarino da Estrela”、コンピのみで聴けた“Lo Stesso Sangue”などが収録されている。ミニマル、アンビエント、チルアウト、トランスなど、さまざまな音楽に影響を受けてセッションを重ねてきた彼らの魅力を堪能するのにうってつけの1枚となっている。
なお、タワーレコードでは『Harmony of the Spheres』もしくは『The Light Chronicles(Best Of Aurora Acoustic)』をお買い上げの方に、先着でオリジナル特典のライヴCD-Rをプレゼント。ファンはぜひチェックをどうぞ!
〈Aurora Acoustic 『Harmony of the Spheres』収録曲〉
1. Opening with Ignat
2. Maiden Voyage
3. Todoroki
4. Inaho
5. Sprout
6. Harmony of the Spheres
7. Winter Solstice
8. Moon Beam
9. Slow Tide
10. 夕凪
11. Live at Muriwui
12. Aurora Acoustic
〈Aurora Acoustic 『The Light Chronicles(Best Of Aurora Acoustic)』収録曲〉
1. Arquivos do Verao
2. Dancarino da Estrela
3. Lo Stesso Sangue
4. Auroral Echo #1
5. Kagerou
6. Sun & Wave
7. Launch Out
8. Auroral Echo #2
9. Fly From East
10. Northern Lights
11. Kumano