女優の森光子が92歳で死去、自身作詞のシングル“人生革命”が遺作に
森光子 『Mitsuko Mori』ジャケット画像
女優の森光子が11月10日、肺炎による心不全のため都内の病院で亡くなったことがあきらかとなった。享年92歳。
舞台や映画、ドラマ、CMなどで幅広く活躍し、2009年には女優として初めて国民栄誉賞を受賞したことでも知られる彼女。歌手としてもいくつかの作品を残しており、95年にリリースされたアルバム『Mitsuko Mori』では、筒美京平、萩田光雄、鈴木キサブロー、秋元康、後藤次利、竹内まりや、玉置浩二といった豪華作家陣がオリジナル曲を提供したほか、“人生いろいろ”“天城越え”“いい日旅立ち”といった名曲のカヴァーにも挑戦していた。2010年にリリースされた生前最後のシングル“人生革命”は、同年に帝国劇場で行われた主演舞台「新春・人生革命」のテーマ・ソングで、自身が作詞を手掛けたもの。カップリングには、その舞台の共演者である錦織一清、滝沢秀明、Kis-My-Ft2がコーラスで参加した“人生半ばです”が収められている。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。