アップアップガールズ(仮)、新シングル『Next Stage/あの坂の上まで、』発売! ライヴDVDも
ハロプロエッグの研修課程を修了した7名からなる、アップフロントプロモーション所属のアイドル・グループ、アップアップガールズ(仮)。彼女たちが、タワーレコードのアイドル専門レーベル〈T-Palette Records〉からの第4弾シングル『Next Stage/あの坂の上まで、』を4月10日にリリースします!
アップアップガールズ(仮) 『Next Stage/あの坂の上まで、』ジャケット画像
今月に登場した『SAKURADRIVE/Dateline』に続く本作は、これまでの楽曲の要素を盛り込んだ、アプガが駆け抜けてきたこの1年を総括する“Next Stage”と、周囲への感謝の気持ちと、さらなる高みを目指す決意を感じさせる“あの坂の上まで、”を両A面で収録。前者はmichitomo、後者はfu_mouという、彼女たちの楽曲を数多く手掛けてきた2人が作詞/作曲/編曲を担当しています。
「アップアップガールズ(仮)2ndライブ六本木決戦(仮)」
ジャケット画像
そして、アプガは2枚組ライヴDVD「アップアップガールズ(仮)2ndライブ六本木決戦(仮)」を4月3日に発売することも決定。こちらには、昨年12月15日に東京・ラフォーレミュージアム六本木で行われた、彼女たちのセカンド・ワンマン・ライヴの模様を収録しています。なお、今回の作品をもって、昨年3月発表のデビュー曲“Going my ↑”からマンスリーで続いてきた怒涛の連続リリースは一旦終了。さらなる飛躍を誓うアプガの活躍にご期待ください!
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〈アップアップガールズ(仮)『Next Stage/あの坂の上まで、』収録曲〉
1. Next Stage 作詞/作曲/編曲:michitomo
2. あの坂の上まで、 作詞/作曲/編曲:fu_mou
3. Next Stage(inst)
4. あの坂の上まで、(inst)
michitomo コメント
これまで今回の“Next Stage”はこの1年のアップアップガールズ(仮)を総括する曲として、 そして、次のステージへの飛躍を目指す彼女たちの節目の想いを綴る楽曲になっています。楽曲全体のイメージとして壮大な曲にするべく、クイーンの“Bohemian Rhapsody”の様な壮大な曲をアップアップガールズ(仮)にて解釈するとこんな感じではないだろうか?というイメージを持って作ってみました。 サウンド・歌詞は今までのアプガ曲を全部チャンポンした感じで作っています。〈アプガラーメン全部乗せ〉的な感じです(笑)。この曲がリリースされる4月という月は、皆さんが色々な想いを胸に新しい生活を始められる時期であると思います。アプガと一緒に新しい世界に向かって、この歌を歌って頂けたらこれ幸いかと思っております。
fu_mou コメント
今彼女達アップアップガールズ(仮)は数々の苦難を乗り越え、T-Palette Recordsへの所属や、初のアルバムリリース、そして横浜BLITZ凱旋で一つの区切りを迎えようとしています。“あの坂の上まで、”は、そんな彼女達が、今までの軌跡を振り返りながら、ファンの皆さんやスタッフ、親御さん...ここまで支えて来てくれた全ての人達に向けて感謝の気持ちを込めて歌えるように、という想いで作りました。どうか皆さんも今までの思い出を振り返りながら、彼女達の等身大の想い、そして更なる高みを目指す彼女達の決意を、この曲から感じて頂ければと思います。
『Next Stage/あの坂の上まで、』について 南波一海(ライター)
確信を持って言い切りたい。『Next Stage/あの坂の上まで、』は、アップアップガールズ(仮)史上、もっとも感動的なシングルである。2曲ともに長編映画のエンディングのようなスケールの大きさがあり、聴き終えるとある種の達成感すら覚えるナンバーになっている。
michitomoのペンによる“Next Stage”は、聴かせるバラードかと思いきやアッパーだったりレゲエだったりと、1曲のなかで曲調がめまぐるしく変化してドラマを形成していく、この1年を総括するような歌だ。彼女たちの曲はそれ単体で聴いても十分にエンターテイメント性があって楽しめるが、その歌詞には一貫してドキュメント性があり、辿ってきた物語を共有することでその魅力は何倍にも膨れ上がる。特にこの“Next Stage”では、これまでにリリースしてきた曲の要素が歌詞や音のあちこちに散りばめられているので、過去作とともに聴けば一層の輝きを見せるだろう。聴いていてハッとする人も多いのではないかと思う(個人的には森咲樹の〈スリー、トゥー、ワン〉に笑ってしまった)。また、台詞のパートとそれ以降の過剰な演出は、マジなのかギャグなのかわからない超越的なテンションがあり、あっはっはと笑いながらも涙できる聴きどころである。ライヴでは盛り上がり一辺倒だけではない感想を持つことになるはずだ。“あの坂の上まで、”はおなじみfu_mouによるもので、こちらはよりストレートにおごそかな雰囲気で幕を開ける雄大な楽曲である。前だけを見てがむしゃらに坂を上っていった末に、ようやく振り返って〈ここまで来たんだよ〉と歌い、またすぐに先を見て進んでいく。その姿はなんと凛々しく、美しいことか。冒頭に〈エンディングのよう〉だと記したが、それはあくまでひとつの区切りでしかなく、彼女たちの物語はまだ続いているのだ。タイトルの〈、〉はその途中であることを端的に表した一文字だと理解していいだろう。彼女たちにとって、またひとつ大切な曲が誕生した。
“Going my ↑”から1年。マンスリーで続いた怒涛のリリースは12枚目の本作をもって一旦終了する(が、エンドロール後に映画の続編が発表されるように、すぐさまフルスロットルになってリリースが再開されるのではないかと予想している)。ともかくひとまずは、底知れぬバイタリティで一年間走り抜いてきた彼女たちを心の底から讃えたい。これからも僕たちの予想を越える飛躍を見せて、たくさんの人を魅了してください。