タワー企画! 山田一雄セッション録音をSACDハイブリッド盤で2作品リリース
左から、『モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」、セレナータ・ノットゥルナ、他』、
『チャイコフスキー:交響曲第5番』ジャケット画像
タワーレコードでは、クラシック・ジャンルでのタワーレコード・オリジナル企画盤シリーズ史上初のSACDハイブリッド盤として、山田一雄氏の作品2タイトルを7月26日にリリースすることが決定しました!
タワレコではこれまで〈タワーレコード・オリジナル企画盤〉を約9年間で600種以上リリースし、好評を博してきました。通常のCD発売に対して、皆さまの手に取りやすい価格をモットーに企画を進めてまいりましたが、高音質盤リクエストの声が多く、初めてSACDハイブリッド盤を発売。株式会社フォンテックの協力のもと、各1,700円というこれまでにない価格を実現して発売します。
今回、数多くの候補音源のなかから発売するのは、指揮者の山田一雄氏の音源でセッション録音の『モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」、セレナータ・ノットゥルナ、他』と『チャイコフスキー:交響曲第5番』の2タイトル。いずれも山田氏の晩年に録音された貴重な音源で、90年代前半に発売されて以降、ここしばらく廃盤となっていた作品です。
今回の発売をきっかけに改めてマスターより最新のDSDリマスタリングを施し、SACDとして生まれ変わったことにより、山田氏最後のセッション録音であり、亡くなる1年前に録音されたモーツァルトは、より鮮明で柔和な音質に加え、実際の熱い演奏を克明に感じられるようになっています。一方、89年録音のチャイコフスキー5番は、そのパッション溢れる雰囲気をそのまま閉じ込めたかのような魅力的な音色に変化しており、どちらも従来のCDフォーマット以上の音質で楽しむことができます。
タワーレコードでは山田一雄氏の素晴らしい遺産を未来に残すべく、これからも音源の発掘や復刻を行ってまいります。
〈山田一雄、新日本フィルハーモニー交響楽団 『モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」、セレナータ・ノットゥルナ、他』詳細〉
【収録曲】
モーツァルト:
1. 交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」 K.551
2. オペラ「偽の女庭師」序曲 K.196
3. セレナード第6番 ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」 K.239
【演奏】
新日本フィルハーモニー交響楽団
山田一雄(指揮)
【録音】
1990年8月30日、31日 洗足学園前田ホール(セッション・レコーディング)
〈山田一雄、新星日本交響楽団 『チャイコフスキー:交響曲第5番』詳細〉
【収録曲】
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
【演奏】
新星日本交響楽団
山田一雄(指揮)
【録音】
1989年3月7日、8日 新座市民会館(セッション・レコーディング)