THE BEATLES(ザ・ビートルズ)を知らない世界描くアカデミー賞監督 ダニー・ボイル最新作『YESTERDAY』、「トライベッカ映画祭」でワールド・プレミア上映。ロバート・デ・ニーロから特別コメントも
『トレインスポッティング』では世界を圧倒し、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を8部門受賞、ロンドン・オリンピック開幕式で芸術監督を務めたダニー・ボイル監督と、『フォー・ウェディング』、『ラブ・アクチュアリー』、『ノッティングヒルの恋人』などイギリスを代表するロマンティック・コメディで知られるアカデミー賞ノミネート脚本家 リチャード・カーティスが贈る最新作『YESTERDAY(原題)』。本作が、アメリカはニューヨークの「トライベッカ映画祭」で初上映された。
『YESTERDAY』は、現地時間5月4日に同イベントのクロージング・ナイト作品としてワールド・プレミア上映され、ゲストに本作のダニー・ボイル監督、脚本 リチャード・カーティス、主演 ヒメーシュ・パテルほか、シアーシャ・ローナン、ザカリー・クイント、ジョシュ・ルーカス、レジーナ・ホール、パイパー・ペラーボなどが来場。本作の上映前には、パテル自身によるTHE BEATLESの曲が披露された。
さらに「トライベッカ映画祭」の創始者のひとりであるロバート・デ・ニーロが登壇し、本作の「もしも自分以外にTHE BEATLESを知らない世界になってしまっていたとしたら!?」というユニークな設定とトランプ大統領を交え、「本作はTHE BEATLESが存在しない世界の話だと聞いたとき、そうなったらどんなに悲しいだろうと思った。そして、新たなアイディアも浮かんだんだ。誰もドナルド・トランプを知らない世界について。そんな映画があったとしたら、みんなが喜ぶだろう。」とコメントし、会場を大いに沸かせた。
本作は、そのユニークな設定と音楽、夢、友情がTHE BEATLESの名曲に彩られ展開していく壮大なドラマで、これまで数多の名作を贈り出してきたイギリスの製作会社ワーキング・タイトルの真骨頂と言える作品。また、ヒメーシュ・パテルやエリー役のリリー・ジェームズらフレッシュで個性的なキャストに加え、世界的ミュージシャン Ed Sheeranの出演も大きな話題を呼んでおり、日本では10月に公開が決定している。
▼映画情報
『YESTERDAY』(原題)
10月全国ロードショー
※6月28日(金)イギリス公開
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
製作:ティム・ビーヴァン / エリック・フェルナー / マット・ウィルキンソン / バーニー・ベルロー / リチャード・カーティス / ダニー・ボイル
製作総指揮:ニック・エンジェル / リー・ブレイザー
出演:ヒメーシュ・パテル / リリー・ジェームズ / ケイト・マッキノン / Ed Sheeran(本人役)
配給宣伝:東宝東和
(C)Universal Pictures.
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : 映画
掲載: 2019年05月08日 16:59