映画『キネマの神様』、志村けん&菅田将暉がW主演、山田洋次監督で映画化決定
志村けんと菅田将暉が、山田洋次監督の最新作『キネマの神様』でダブル主演を務めることがわかった。
松竹映画100周年のメモリアル・イヤーを記念して制作される映画『キネマの神様』は、小説家 原田マハの同名小説を原作としたヒューマン・ドラマ。原田が自身の家族、経験をもとに書き上げた思い入れ深い小説を、山田が松竹らしい「家族」をテーマにした映画作品へと昇華させる。
同作は、無類のギャンブル好きで妻 淑子(宮本信子)や家族にも見放された「ダメ親父」ゴウ(志村けん)に「映画の神様」が奇跡をもたらす物語。映画を愛してやまない若き日のゴウ(菅田将暉)は仲間のテラシンと夢を追い求めていたが、ふたりがともに食堂の娘(永野芽郁)へ恋心を抱いてしまったことによって、運命の歯車が狂い始める――。
なお、発表に伴い、志村けんや菅田将暉ら出演者と監督の山田洋次から以下のコメントが寄せられている。
僕が映画に出演させていただくのは人生で2度目で、
前回から約20年ぶりになります。
松竹映画100周年という節目の作品に選んでもらい光栄な事だと思っております。
ありがとうございます。山田洋次監督の作品もたくさん見ていましたので、
緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています。
―― 志村けん
今回このような素敵な座組に呼んで頂けたこと心から感謝しています。
山田洋次監督のもと、キネマの神様が微笑んでくれるよう丁寧に紡いでいきたい
と思います。脚本を読みながら、体が熱くなりました。
この世界に入って良かった。そんな風に思いました。
撮影所と映画と映画館とそこにいる人たち。
この優しい情熱がどうか届きますように。宜しくお願いします。
―― 菅田将暉
松竹映画100周年記念作品である本作に山田組の一員として出演できる事、
とても光栄に思います。
山田洋次監督が生みだす温かい世界に自分が存在できる喜びと、
緊張感で今から撮影が待ち遠しいです。
菅田さんは3回目の共演ですが、今までとは違う関係性の役どころなので
どんな空気が生まれるのか、とても楽しみです。
大先輩方とご一緒して沢山のことを吸収できるように精一杯頑張りたいと思います。
―― 永野芽郁
約50年ぶりの山田組となります。
山田洋次監督が手がける「キネマの神様」という、この上なく
素晴らしいタイトルを持った作品に参加出来ることを嬉しく思っています。
志村けんさんとご一緒するのは初めてなので、とても楽しみにしております。
映画を愛するお客様に届けられるよう撮影に臨んでまいります。
―― 宮本信子
その昔、映画が娯楽の王座を占め、また日本映画が世界中の関心と尊敬を集めていた黄金時代があった。あの頃の撮影所はまさに夢の工場として活気に溢れていて、通俗娯楽映画から映画史に残る芸術作品まで続々と作られていた。
この時代に華やかな青春を過ごした映画人の喜びと悲しみの人生を、映画製作百年の歴史を持つ松竹を舞台としてドラマチックに描きたい。
―― 監督 山田洋次
▼映画情報
『キネマの神様』
2020年12月全国公開
出演:志村けん、菅田将暉、永野芽郁、宮本信子 ほか
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝原雄三
原作:原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
配給:松竹
■公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
■公式Twitter:@kinema_kamisama
(C)2020「キネマの神様」製作委員会
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : 映画
掲載: 2020年01月28日 10:27