ジャマイカのレゲエ・アーティスト U-Royが逝去。享年78歳。「トースティング」技法の先駆者として知られる
ジャマイカのレゲエ・アーティスト U-Royが亡くなったことがわかった。享年78歳。U-Royは以前から体調を崩しており、故郷のジャマイカで亡くなったとされている。
We are very sad to announce that pioneering DJ who revolutionised the sound of Jamaican music in the early Seventies – Ewat Beckford aka U Roy has passed away at the age of 78 yesterday in Jamaica.
— Trojan Records (@trojanrecords) February 18, 2021
RIP U Roy, The Originator#uroy #versiongalore #dj #reggaepioneer #toasting pic.twitter.com/TOcHLKViKF
U-Royはジャマイカ出身。1960年代からDJとして活動を開始し、レゲエにおける「トースティング」という技法を完成させた先駆者のひとりとして知られている。
「トースティング」とは、リズムやビートに乗せて会話やリズミカルなスピーチを行う手法で、のちのアメリカのヒップホップに大きな影響を与えたと言われている。U-RoyはTOOTS & THE MAYTALSのグラミー賞受賞アルバムにも貢献し、ジャマイカの音楽シーンに影響を与えたとしてジャマイカ政府から勲章を授与された。
SNSでは、訃報に際して多くのコメントが寄せられている。
RIP U-Roy. They ain’t ready for your toasting in heaven. pic.twitter.com/jxKh35yK5A
— Ghostpoet (@ghostpoet) February 18, 2021
The man, the legend. Rest well Daddy U-Roy pic.twitter.com/isQ7EWmnND
— Buju Banton (@bujubanton) February 18, 2021
RIP Daddy U Roy the iconic toaster who changed the paradigm of Jamaican music when he voiced the ‘Version Galore’ album ...I was always in awe of him; the tone of voice, the cadence, the lyrical shimmering and riddim riding made him ‘the soul adventurer’pic.twitter.com/t9n4SNkEzr
— David Rodigan (@DavidRodigan) February 18, 2021
Rip Daddy U-Roy !
— Masta Simon (@MastaSimon) February 18, 2021
まじでショック!
何回か一緒のステージ立たせてもらって
自分のレゲエ人生の宝!
トースティングを始めたスーパーレジェンド!
We lost a real legend !
R.I.P. U-ロイ(U-Roy)。1982年にパインロットに連れられてキングストンの自宅を訪ねました。2005年には映画『Ruffn' Tuff(ラフンタフ)』のチームでキングストンの自宅を再び訪ねました。『Version Galore』(71年)がいかに革新的で素晴らしかったことか。
— 石田昌隆 (@masataka_ishida) February 18, 2021
レゲエDJのパイオニアのひとり、ラップの原型、語るように節を奏でる「トースティング」を生んだDaddy U-Royが亡くなりました。享年78。60年代の黎明期からずっと現役で、マイクをもつとこちらの背筋も自然に伸びて。哀しい。 やばい、泣けてきた。#RIP
— 池城美菜子 Kusege3.com (@minakodiwriter) February 18, 2021
心よりご冥福をお祈りいたします。
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2021年02月19日 17:34