仏俳優 ジャン＝ポール・ベルモンドさんが逝去。享年88歳。映画『勝手にしやがれ』、『リオの男』などで活躍

フランスを代表する映画俳優のジャン＝ポール・ベルモンドさんが亡くなったことが明らかになった。享年88歳。

ベルモンドさんは1933年にパリ郊外で生まれ、国立高等演劇学校在学中から舞台俳優として活動。1960年に公開されたフランスの映画運動「ヌーヴェルヴァーグ」の代表格 ジャン＝リュック・ゴダール監督作品『勝手にしやがれ』で主演を務め一躍ブレイクし、以降『気狂いピエロ』、『女は女である』などにヌーヴェルヴァーグの代表的俳優として出演するほか、『大盗賊』や『リオの男』などではアクション俳優としても活躍した。

1988年に公開された『ライオンと呼ばれた男』でセザール賞主演男優賞を受賞。さらに2011年にはカンヌ国際映画祭の名誉ゴールデン・パルム賞、2016年にはベネチア国際映画祭の栄誉金獅子賞など、数多くの生涯功労賞を受賞している。

悲しいお知らせです。
昨日9月6日、ジャン＝ポール・ベルモンドさんが亡くなられました。享年88歳。

彼が映画界に遺した功績と
名作の数々は永遠に不滅です。 pic.twitter.com/3SyHpvTo82

— ジャン＝ポール・ベルモンド傑作選 (@belmondoisback) September 6, 2021

心よりご冥福をお祈りいたします。