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BE:FIRST、「“FIRST” One Man Show -We All Gifted.-」ライヴ・レポート到着。12月から全国5ヶ所でファン・ミーティング開催決定

BE:FIRST
写真:ハタサトシ

ボーイズ・グループ・オーディション「THE FIRST」から誕生した、SOTA/SHUNTO/MANATO/RYUHEI/JUNON/RYOKI/LEOで構成される7人組ダンス&ヴォーカル・ユニット BE:FIRST。2021年8月に結成され、世界進出も視野に入れた彼らが11月5日、立川ステージガーデンにて初のワンマン・ライヴとなる「“FIRST” One Man Show -We All Gifted.-」を開催した。本稿では昼夜の2部公演で構成されたこのライヴの昼公演をレポートする。

ラッパーのSKY-HIが立ち上げたマネジメント&レーベル会社「BMSG」が主催するオーディション「THE FIRST」。その厳しいサバイバルを勝ち抜いたメンバーで構成されるBE:FIRSTのデビュー・ライヴとなった9月の「SUPERSONIC 2021」以来の有人ライヴ、そして初のワンマンということで、会場となった立川ステージガーデンには、「BMSG」や「BE:FIRST」、そして11月3日にリリースされた、彼らのメジャー・デビュー・シングル“Gifted.”のサビで歌われる「We just gifted」という言葉があしらわれたウェアやタオルを身に着けたファンが早くから集まり、彼らに対する期待感の高さを窺わせた。ライヴのスタート前には「BESTY」(BE:FIRSTファンの呼称)で満員となった客席後方に設えられたPA/コントロール・ブースにSKY-HIが登場し、客席からは大きな拍手が起こる。そして客席の明かりが落ちると、スクリーンには「BE:FIRST」のロゴが浮かび上がり、赤く光るライトに照らされたBE:FIRSTの7人が登場。会場からはまさに割れんばかりの拍手が巻き起こった。

そしてライヴは“Gifted.”からスタート。デビュー曲らしからぬダークな雰囲気を纏った楽曲だが、LEOやJUNONの歌う「どこを探したって僕ら以上はもうあり得ないでしょう?」という力強い歌詞と、その言葉をさらに強調するパフォーマンスからは、彼らの自らのグループに対する自信と自負がにじみ出ていた。そして「THE FIRST」オーディションの中で課題曲として歌われた“Move On”、「THE FIRST」のテーマ曲であり、オーディション合宿の最終審査曲でもあった“To The First”と矢継ぎ早に楽曲を披露。初のソロ・ライヴにもかかわらず、緊張よりも舞台に立つ喜びを表情やダンス、歌声から感じさせる彼らのパフォーマンスからは、「審査されるアマチュア」から「リスナーを牽引するプロフェッショナル」への進化を、その光景を目撃したオーディエンスは感じたことだろう。

3曲の披露が終わると、スクリーンには「THE FIRST」オーディションの前半パートという、彼らがこのステージに辿り着くまでの道程の始まりが映し出される。そしてカジュアルな衣装に着替えたメンバーが再びステージに登場すると、楽曲は“Be Free”へ展開。楽曲冒頭ではメンバーそれぞれが見せ場を作り、個々人の魅力も表現する。続く“First Step”ではアリーナ中央にせり出したステージでメンバーはパフォーマンスを繰り広げ、それに合わせて客席ではタオルが振り回され、大きな盛り上がりと一体感が会場を包む。その意味でも前半に見せた、リスナーをパフォーマンス力によって飲み込むようなソリッドなステージから一転、この中盤ではSOTAとSHUNTOの仲良さげなアクションや、最年少のRYUHEIが見せる笑顔など、14歳から23歳という若いメンバーで構成されたBE:FIRSTならではの屈託のなさと明るさが表現されるステージとなった。

続くMCコーナーでは「逃げ出した犬をメンバー全員で全力疾走して捕まえて飼い主を助けた」という、初ワンマンという記念日にもかかわらず、まったく活動に関係ない話題をはさみつつ、オーディエンスとのコミュニケーションを図るトーク・コーナーに展開。中でも観客からの「明るめでR&Bっぽい楽曲が聴きたい」というコメントには、プロデューサーであるSKY-HIも親指を立ててその言葉に応えた。またファンクラブ会員向けのスマホ・アプリ「BESTY」のリリースや、12月から全国5ヶ所で開催されるファン・ミーティングの開催など、これからBE:FIRSTの広がりを感じさせる情報がアナウンスされ、期待の拍手が上がった。そして「結成から今日のライヴまで、こんなに時間が経つのが早いとは思わなかった。この場に立てて本当に嬉しいです(MANATO)」、「みなさんの笑顔を見ると、僕らも自然と笑顔になります。それが僕らの望んでいたことだし、実現できたのが嬉しいです(RYOKI)」といった感謝の言葉をメンバーがそれぞれ述べ、そのまま「THE FIRST」オーディション映像をバックに、BE:FIRSTのメンバーが自ら、その思いを歌詞とメロディにしたためた“Kick Start”を披露。キメ過ぎない自然体のパフォーマンスが印象に残る。

そしてSKY-HIがBE:FIRSTへの願いや気持ちを影ナレーションの形で生コメントし、そこからライヴの締めくくりとなる“Shining One”へ。スクリーンにはグループの結成直後に制作されたミュージック・ビデオが流れ、「結成時」と「今」をシンクロさせる形で楽曲が披露されたが、ミュージック・ビデオと比較するとメンバーの表情が大人びたようにも感じ、そこからも彼らの急速な成長を感じさられた。鳴り止まない拍手の中、楽曲に合わせて人差し指を上げ「1」、「FIRST」を表現し、そのライヴを締めくくったBE:FIRST。その高く掲げられた指先の行方に、大きな期待を感じさせるファースト・ワンマンはこうして幕を閉じた。

なお、ライヴで披露された“Gifted.”の映像が早くもYouTubeで公開されるほか、ライヴの模様が各配信プラットフォームにて11月12日23時59分まで配信中。彼らのパフォーマンスを映像の形でもお楽しみいただきたい。

文:高木“JET”晋一郎

BE:FIRST / Gifted. -Live from “FIRST” One Man Show -We All Gifted.-

BE:FIRST

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写真:ハタサトシ

 

▼ライヴ情報
「“FIRST” One Man Show -We All Gifted.-」
アーカイヴ配信:~11月12日(金)23:59
[配信チケット]
3,500円
※配信メディアごとに料金や手数料が異なる場合がございます。詳細は各サイトをご確認ください。

 

▼イベント情報
「-Hello My “BESTY”- 2021」
[2021年]
12月20日(月)Zepp Nagoya
12月24日(金)Zepp Sapporo
[2022年]
1月7日(金)Zepp Fukuoka
1月11日(火)Zepp Namba
1月12日(水)Zepp DiverCity
[チケット]
近日ファンクラブ・アプリにて受付開始

 

▼リリース情報
BE:FIRST
デビュー・シングル
『Gifted.』
NOW ON SALE



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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2021年11月09日 11:10