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「手数王」ドラマーの菅沼孝三さんが逝去。享年62歳

「手数王」の異名で知られたドラマーの菅沼孝三さんが亡くなったことが明らかになった。享年62歳。娘で、ドラマーのSATOKOさんが声明を発表している。

菅沼孝三さんは大阪で生まれ。8歳でドラムを始め、15歳でプロ・デビュー後、数多くのスタジオ・ワーク、コンサート・ツアー、セッションに参加し、DREAMS COME TRUE、CHAGE and ASKA、稲垣潤一さん、工藤静香さん、織田哲郎さん、LOUDNESS、Toshl(X JAPAN)さん、ROLLYさん、谷村新司さん、GACKTさん、栄喜(ex-SIAM SHADE)さん、LIV MOON、吉川晃司さん、Acid Black Cherryなどのアーティストのサポートを務めた。

また、クリニシャンとしても国内外のドラム・フェスティバルやジャズ・フェスティバル、ドラム・クリニックに出演。David Garibaldi、Billy Cobham、Dave Weckl、Sonny Emory、Steve Jordan、Gerry Brown、Simon Phillips、Benny Greb、Tommy Igoe、Peter Erskine、Russ Millerなど、世界のトップ・ドラマーと共演した。

高速連打、変拍子、トリック・プレイを駆使した独自のプレイ・スタイルで「手数王」の異名をとり、自己のドラム・スクール「菅沼孝三ドラム道場」を全国6ヶ所にて主宰。ドラムや打楽器の教則本、DVDを多数リリースしたほか、4枚のソロ・アルバムも発表している。

今回の訃報を受け、SNSでは多くの追悼のコメントが寄せられている。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2021年11月09日 15:35