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二宮和也主演、ヒロインは波瑠。映画『アナログ』今秋公開決定。ビートたけし初の書き下ろし恋愛小説を映画化

アナログ

主演を二宮和也、ヒロインを波瑠が務める映画『アナログ』が今年2023年秋に公開されることが決定した。

原作は、お笑い界/映画界で今なお絶対的存在のビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説「アナログ」。すべてがデジタル化されている世界だからこそ、当たり前の「誰かを大切にする」という気持ちを書きたくなったという本作は、刊行から約1ヶ月で10万部を突破(集英社文庫から改めて刊行予定)。各界著名人からの激賛も相次いだ話題作が、満を持しての映画化となる。

手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性 みゆきと出会う。自分と似た価値観を持つみゆきに惹かれた悟は、意を決して連絡先を聞くが、なぜか彼女は携帯を持っていなかった。「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」。みゆきのその言葉をきっかけに、ふたりは毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。週に1度だけ。会える時間を大切にして、ゆっくりと関係を深めていくふたり。やがて想いを募らせた悟は、彼女にプロポーズすることを決意する。しかしその当日、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなり――。

携帯電話で気軽に連絡が取れる現代。そんな時代に「会うこと」を大切にする「アナログ」な価値観を持つふたりの恋愛を通じて、いつの時代も変わらない愛の原点「好きな人にただ会える喜び」を純粋に描き出す。

主演を務めるのは、待望のラヴ・ストーリー出演となる二宮和也。二宮が演じる水島悟は、手作りや手書きにこだわるアナログ人間でありつつも、思いを込めた時間を相手に届けたいという信念を持つデザイナー。実年齢に近い役柄を、二宮が丁寧に、伸びやかに演じる。ヒロインを務めるのは波瑠。今の時代には珍しく携帯電話を持っていない、謎めいた女性 みゆきを演じる。偶然出会い、徐々に仲良くなっていくふたりの関係性の変化は、初共演だからこそのリアルさ。デジタルなものを介在しないふたりの「木曜限定」の恋。ぜひ注目してほしい。

監督を務めるのは、長編映画デビュー作『ホテル ビーナス』(2004年)でモスクワ国際映画祭コンペティション・パースペクティヴ最優秀作品賞を受賞し、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマ「二つの祖国」(2019年)、『鳩の撃退法』(2021年)など上質なドラマを丁寧に紡ぐことに定評があるタカハタ秀太。二宮和也とビートたけしが主演の2015年放送TBS年末ドラマスペシャル「赤めだか」の演出も務めており、ビートたけしからの信頼も厚く、二宮とタッグを組むのは2度目。脚本は、『あゝ、荒野』前篇/後篇(2017年)、『宮本から君へ』(2019年)、『MOTHER マザー』(2020年)など、もがきながら生きる人間の機微を繊細に、時に骨太に描く今注目の脚本家、港岳彦が担当する。

コロナ禍を経て改めて気づかされた、大切な人に直接会える喜び。好きだから、会いたい。いつの時代も変わらない「アナログ」な想いを描く、懐かしくて新しいラヴ・ストーリー『アナログ』。すでにクランクアップを迎えており、今年2023年秋公開となる。

 

■二宮和也 コメント
現場の撮影はクリエイティブな日々で、毎日現場に向かうのが楽しい日々でした。

目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も”誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。
コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです。

 

■波瑠 コメント
脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくても色々なことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。
誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました。
是非、大切な人と観ていただけたら嬉しいです。

 

■監督 タカハタ秀太 コメント
「アナログ」が出版されてすぐ、これを二宮和也さんで映画にしたい!と切に思いました。
映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです。
二宮さんと波瑠さん、初共演のふたりの撮影初日を見て、
まさに〈悟とみゆき〉を感じました。

原作本の帯に「愛するって、こういうことじゃないか?」とあります。
誰かを大切にする、とは何か…。
珠玉のラブストーリーを全ての世代にお届け出来ればと思います。

 

▼映画情報
『アナログ』
2023年秋 全国ロードショー
出演:二宮和也 / 波瑠
原作:ビートたけし「アナログ」(集英社文庫刊行予定)
監督:タカハタ秀太
脚本:港岳彦
製作:「アナログ」製作委員会
配給:アスミック・エース=東宝
公式Twitter:@analog_movie
(C)2023「アナログ」FP(C)2023 T.N GON Co., Ltd.

 

▼書籍情報
ビートたけし
「アナログ」


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : J-POP

掲載: 2023年02月17日 11:20