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ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」、文庫版に筒井康隆の書き下ろし解説収録決定。装画は三宅瑠人が担当

百年の孤独

ガブリエル・ガルシア=マルケスの代表作「百年の孤独」が新潮文庫より刊行。文庫化発表から大きな注目を集めてきた本作だが、解説者や装幀/造本の詳細が公開された。

本書巻末には小説家 筒井康隆が解説を寄稿。筒井はSF同人誌「NULL」を創刊し、江戸川乱歩に認められて小説家として出発。中央公論社が発行していた伝説の文芸誌「海」の編集長 塙嘉彦と出会い、「もっと前衛的なものを書いてくれ」と求められた。同誌の海外文学特集に触発されながら、「虚人たち」、「虚航船団」、「残像に口紅を」、「モナドの領域」といった傑作を次々と発表。60年以上の作家人生でフィクションの限界を突破し続けている。筒井にとってガルシア=マルケスは特別な存在で、本書解説では「「ラテン・アメリカの土俗性が喜ばれるのは日本の後進性を示している」などと嘯いていた」文壇の老大家に「まず鳩尾(みぞおち)に十七回突きを入れ、六十九回両ビンタを食わしてやりたいね」と書いている。舌鋒鋭い解説をお楽しみに。そのほか本書の翻訳者の故 鼓直による訳者あとがきも収録されている。

また、装画はイラストレーター 三宅瑠人が担当。三宅はAppleやGucci、Birkenstock、Bottega VenetaやTOYOTAなどに作品を提供し、世界的な注目を集めるイラストレーターだ。NHK連続テレビ小説「虎に翼」のロゴ&メイン・ヴィジュアルを制作したことでも話題になった。本作では「ブエンディア一族の年代記」をテーマとした作品を提供。ぜひチェックしてほしい。

 

▼書籍情報
著:ガブリエル・ガルシア=マルケス/訳:鼓直
「百年の孤独」


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2024年06月07日 12:50