サザンオールスターズ、桑田佳祐(Vo/Gt)が書籍『いわゆる「サザン」について』刊行に寄せて活動46年への思いを綴ったコメント公開
サザンオールスターズの誕生から国民的アーティストになるまで、そして無期限活動休止を経て現在に至るまでの軌跡を、音楽評論家 小貫信昭が綴った書籍「いわゆる「サザン」について」が刊行。このたび、桑田佳祐(Vo/Gt)から、本書刊行に寄せてのコメントが発表された。
本書は、40年以上にわたり、ことあるごとに取材をし、唯一その言葉を聞き続けた小貫だからこそ書けた、「サザンオールスターズについて」の決定版。知られざるサザン・ヒストリーを赤裸々に綴る、唯一無二のノンフィクションになっている。
桑田佳祐は、この作品のために度々長時間の追加インタビューを快諾。サザンオールスターズの46年について、光と陰の両面を率直に話した。そんな桑田から、本書刊行に寄せてのコメントが発表。コメントは、本書帯に掲載されることも決定した。
昔々、“軽薄なノリ”が名誉であり、ヤンチャなものに対して
やや寛容な時代があった。
ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、
未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。
―― サザンオールスターズ・桑田佳祐
著者の小貫信昭は、以下のように記している。
この本は、筆者の40年以上にわたるサザンへの取材活動の集大成だ。
同時に、今回新たに桑田佳祐氏にバンドの歴史を振り返ってもらい、その成果が全章に活かされた内容でもある。ここに記された昭和・平成・令和のエピソ-ドは、当時の“切り抜き”などではなく、新たに精査されたものであり、そこに大きな価値があると思っている。
実は執筆作業もたけなわの頃、彼からこんなメッセ-ジが届いた。「サザンの陽のあたる部分だけじゃなく、それ以外のところも描いて欲しい」。この言葉が、本書の更なるリアリティを生みだした。
手前味噌ではあるが、サザンの歴史を程よい長さで書き綴った物語は、本邦初である。
「読んでいたら、無性にサザンが聴きたくなった」
本書を手にしてくださった方々が、もしそう呟いてくれたなら、僕は本望である。
―― 小貫信昭
サザンオールスターズ、そして日本音楽史を語る上で欠かせない「いわゆる「サザン」について」。ぜひチェックしてほしい。
▼書籍情報
小貫信昭
「いわゆる「サザン」について」
▼イベント情報
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」
9月14日(土)、15日(日)/21日(土)、22日(日・祝)、23日(月・休)国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)
※「GRASS STAGE」1ステージでの開催
※サザンオールスターズは23日出演
■ライヴ・ビューイング
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA サザンオールスターズ ライブ・ビューイング」
9月23日(月・休)全国333館の映画館 17:45開演(予定) ※開場時間は映画館によって異なります。
※当日は、サザンオールスターズのステージのみの中継となります。
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2024年08月19日 18:45