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Aぇ! group、初のアリーナ・ツアー完走。10月9日リリースの2ndシングル『Gotta Be』表題曲を初披露

Aぇ! group

デビュー・シングル『《A》BEGINNING』を引っ提げ、「Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLIVE~」を開催したAぇ! group。全国8都市32公演で約37万人を動員した初のアリーナ・ツアーが、8月18日に行われた東京有明アリーナ公演でファイナルを迎えた。

ファンによる「Aぇ」コールが広がる会場が暗転すると、サイレンの音が鳴り響き、メンバーたちが逃げ惑う映像が映し出される。そして、追手から逃げるため、正門良規がライターを投げ入れたその瞬間、映像に広がる炎とリンクするようにステージに火花が上がり、Aぇ! group初のオリジナル曲“Firebird”で開幕。「行くぞ、ファイナル! 騒げ、東京~!」という末澤誠也の言葉に会場の熱も上がる。割れんばかりの歓声を味方につけ、5人は全身全霊のハードなパフォーマンスを見せた。

そして、軽やかなダンス・チューン“WANT!!”や、タワーに乗ってファンと目を合わせ、一緒に踊るポップな“+You”、ロカボ曲のような疾走感を持つ“純情パスファインダー”、セクシーなパフォーマンスで客席を沸かせた“Party-Aholic”等、次々とカラーの違う楽曲を披露し、個性豊かなダンス・パフォーマンスやグループの音楽性の広さを見せつけた。

一転、夢のテーマ・パークをイメージにした“Aぇ! LAND”コーナーでは、メンバーがキャストに扮し、Aぇ! groupらしい楽しい時間へ観客を誘った。末澤と佐野晶哉がパンダ姿でかわいく踊る“パンぱんだ”では、ギターを持った正門が加わると「パンクパンぱんだ」に様変わり。3人は、弾けた姿を見せる。さらに、草間リチャード敬太のポップ・スターのような巧みなダンスから“ブリュレ”へ。しかし、リチャードはことごとく正門と佐野に邪魔をされ、「誰の判断なのか」と詰め寄る。と……その犯人、幼稚園児の「けんちゃん」(小島健)が登場。小島らしい笑いのセンスとトークで、観客とメンバーを独特な世界に巻き込んでいった。同コーナー最後の“愛してるって言わNight”では、ナイト(騎士)の衣装で踊る佐野をメンバーがペンライトを振って盛り上げる。この曲は、Aぇ! group YouTube大喜利企画で「10枚目のシングルタイトル」とのお題に、小島が回答した「佐野晶哉ソロ曲『愛してるって言わNight』」を2年越しに実現したもの。Aぇらしい壮大な遊びに、客席にも笑顔が広がった。

TikTokチャレンジの話で盛り上がったMCの後は、“ストーリぃ!”のアコースティックVer.を披露。末澤と正門がギターを、小島が鍵盤、リチャードがサックス、佐野がカホンを担当し、温かな歌声で聞かせる5人のハーモニーに、ファンも静かに耳を傾けた。

ライヴ後半は、ツアーで回った8都市(北海道/宮城/東京/静岡/福岡/愛知/福井/大阪)をメンバーとファンが旅するように、車のデザインのトロッコで会場を巡りながら、各地のイメージに合う関西の先輩グループの楽曲を歌い繋いでいく。福岡の“キング オブ 男!”では、佐野がおさげ姿で扮するファンにお馴染みのキャラクター「よし子」も登場し、会場を沸かせた。

ますますボルテージが上がり続けるライヴ終盤、鏡に囲まれた空間に迷い込んだ5人の映像が映し出される。一見、出口が閉ざされているようにも見えるが、そこへ希望を感じる光が差し込む。そして、満を持してデビュー曲“《A》BEGINNING”をパフォーマンス。真っ赤な衣装を身に纏った5人が、ステージからせり上がると、Aのモチーフをかたどったライトを背に、ギラギラと圧倒的なエネルギーを放つ。炎の特攻や激しく行き交うレーザーに照らされながら、奥底から湧き上がる強さを感じるパフォーマンスと魂を込めた歌で会場を圧倒した。

一瞬の静寂の後、ステージに置かれたベースをリチャードがさっと抱え、数ヶ月前に始めたとは思えないグルーヴィなソロを聞かせる。その音にメンバーの楽器が重なり、バンド・コーナーへ。“神様のバカヤロー”、“Break Through”等熱いロックに続き、Aぇ! groupのターニング・ポイントとも言える“PRIDE”を披露。グループの武器の1つでもある末澤の超ハイトーン、そしてツアー中にも進化し続けたバンド・サウンドに呼応するように、会場のペンライトが大きく揺れた。

そして、メンバーが1人ずつ、今の思いを言葉にしていく。「5人でいる空間が大好きで、5人で作るライヴが大好きで……。朝ホテルから眠そうに出てきて、エレベーターに乗ってる時間すら愛おしくて。この5人でずっと一緒にいられたら、でっかい景色を見に行けると思ってるから、俺たちに着いてきてください。デビューさせてくれてありがとう」と会場に語り掛ける佐野。末澤が、このツアーを通じて「いろんなところで応援してくれてるファンのみんなの声を聞けて、顔を見られて、ものすごく幸せでした。またやろうね、楽しいこと!」と呼び掛けると会場から歓声が上がった。

5人がラスト・ソングに選んだのは、デビュー発表直後に京セラドーム大阪でも歌った小島作詞、佐野作曲の“ボクブルース”。時には不安を感じながらも自分たちを信じて進み続け、デビューという夢を掴み取ったAぇ! groupの軌跡と重なる歌詞に、じっくり聞き入る観客。メンバーがまっすぐな目で会場を見渡し、思いを届けようと歌う姿も印象的だった。

客席の熱いコールに応えて登場したアンコールでは、突然、ヴィジョンに5人の幼少期の写真が映し出され、会場がざわつく。そして、2ndシングルのタイトル「Gotta Be」(ガラビー)の文字とともに、悲鳴にも似た大きな歓声が上がった。疾走感のある激しいロック・サウンドに乗った美しいメロディライン、そして、決して平坦ではないデビューまでの道のりで、様々な壁を乗り越えてきたAぇが歌うからこそ説得力を増す歌詞。彼らの熱い言葉が、観客の心を揺るがした。

小島考案の副題「世界で1番AぇLIVE」には、一回一回の公演が「世界で一番えぇLIVEだった!」と思ってもらえるように、との想いが込められている。これまでのAぇ! groupを詰め込み、ファンに笑顔と幸せな時間を届けたツアーは、まさに副題の想いを体現していた。

 

▼リリース情報
Aぇ! group
2ndシングル
『Gotta Be』
10月9日(水)リリース


 

▼書籍情報
「CYAN MAN 2024年10月号」
表紙:正門良規(Aぇ! group)


「BARFOUT! バァフアウト! 2024年9月号BARFOUT! SEPTEMBER 2024 VOLUME 348」
表紙:末澤誠也(Aぇ! group)


「BARFOUT! バァフアウト! 2024年7月号BARFOUT! JULY 2024 VOLUME 346」
表紙:小島健(Aぇ! group)


「CHEER Vol.46」
表紙:Aぇ! group


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : STARTO

掲載: 2024年08月20日 19:30

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