第174回「芥川賞」を鳥山まこと「時の家」&畠山丑雄「叫び」、「直木賞」を嶋津輝「カフェーの帰り道」が受賞

第174回「芥川賞」/「直木賞」の選考会が行われ、「芥川賞」を鳥山まこと「時の家」と畠山丑雄「叫び」、「直木賞」を嶋津輝「カフェーの帰り道」が受賞した。
「芥川賞」を受賞した鳥山まことは、1992年兵庫県宝塚市生まれ。2023年に「あるもの」で第29回三田文学新人賞を受賞し、建築士の仕事をしながら小説家としてデビュー。「時の家」が初めての単行本だが、「群像」掲載時からその傑出した完成度が話題を呼び、第47回野間文芸新人賞を受賞。同一作品が野間文芸新人賞と芥川賞を受賞するのは史上初の快挙となる。畠山丑雄は、1992年大阪生まれ。2015年に「地の底の記憶」で第52回文藝賞を受賞してデビュー。昨年2025年、石原書房から刊行された単行本「改元」が三島由紀夫賞候補となり注目を集めていたが、2年半ぶりに文芸誌に発表した中篇小説「叫び」で芥川賞に初ノミネートされていた。
「直木賞」を受賞した嶋津輝は、1969年東京都生まれ。2016年、「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞。2019年、同作を含む短編集「スナック墓場」で書籍デビューした(文庫化にあたり、「駐車場のねこ」と改題)。
なお、第174回「芥川賞」/「直木賞」のノミネート作品は以下の通り。
■第174回「芥川龍之介賞」候補作品(掲載誌)※作者50音順
久栖博季「貝殻航路」(文學界12月号)
坂崎かおる「へび」(文學界10月号)
坂本湾「BOXBOXBOXBOX」(文藝冬季号)
鳥山まこと「時の家」(群像8月号)
畠山丑雄「叫び」(新潮12月号)
■第174回「直木三十五賞」候補作品(出版社)※作者50音順
嶋津輝「カフェーの帰り道」(東京創元社)
住田祐「白鷺立つ」(文藝春秋)
大門剛明「神都の証人」(講談社)
葉真中顕「家族」(文藝春秋)
渡辺優「女王様の電話番」(集英社)
▼書籍情報
鳥山まこと
「時の家」
畠山丑雄
「叫び」
嶋津輝
「カフェーの帰り道」
カバー図案:「美術海」(C)芸艸堂
装幀:鈴木久美
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2026年01月15日 18:20







