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(第2回)ユニットが2つあるんですか?

Live Report:TOWER RECORDS presents 東京初! 全員集合ワンマンLIVE「LinQ、襲来」

連載
LinQにQつのQuestion!
公開
2012/03/07   18:01
更新
2012/03/07   18:01
テキスト
文/北野 創


3月1日に東京は代官山・UNITで行われたLinQオールスターでのワンマン・ライヴを、某タワー音楽ニュースの中の人が偏愛レポート! 本人のローティーン嗜好のせいでQtyについてしか書かれていないのはご容赦ください!



可愛い女の子はいつだって男に夢を見させてくれる!



LinQA4P
Photo by Kayoko Yamamoto



そもそも、Qtyのみならずグループ全体のエースとして活躍する身長140cmのLinQ版〈小さな巨人〉、ゆうみんこと高木悠未ちゃんが、Lady姉さんたちに「腰、大丈夫ですか?」「そろそろ制服の衣装きつそう」といった暴言を浴びせたことから始まった今回のバトル。MCのこなれ具合やライヴの見せ方、完成度という点においては、やはり踏んできた場数の差もあってか、どうしてもLadyに分があったように見えたが、Qtyの魅力はそこにあらず! 彼女たちのチャーム・ポイントはズバリ、その未成熟さにあると思う。例えば2011年の〈MY心のベストテン〉入りを果たしたラップ歌謡な名曲“きもち”。自分なんかは、恋人への変わることのない気持ちを歌うこの曲から、時間が経過するにつれてどうしても変遷してしまう人の心のはかなさを逆説的に読み取ってしまうのだけれど、彼女たちの青く揺らぐような生ユニゾンは、その切ない感情をさらに増幅する効果があって、あれ、いつのまにか目から汗が……。

さらに“なう。”におけるゆうみんの〈うりゃほい〉コールや、“さくら果実”のボカロ風に加工されたCD音源とは異なるナマな歌声も、成熟したステージングよりは勢いやフィーリングを優先した感じ。しかもそうやって懸命に歌い踊るQtyメンバーからは、ステージに立つ者としての自信と同時にある種の初々しさが滲み出ていて、何だかいろんな〈きもち〉を整理の付かないまま抱えていた青春時代を思い出してしまい、あれ、また目から汗が……。って、何だかとりとめがなくなってきたけど、とにかく、可愛い女の子はいつだって男に夢を見させてくれるってこと! Qtyについては、メガネ属性の自分的には絶対に外せない志良ふう子ちゃん(この日はメガネかけてませんでしたがそれでもキャワワ!)をはじめ、まだまだ語り足りないことはたくさんあるのだけど、それはまた別の機会に。Qtyのライヴ、マジサイコー!


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