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(第3回)1年経ってどうですか?

どれだけファンの人たちに楽しんでもらえるか

連載
LinQにQつのQuestion!
公開
2012/03/14   18:30
更新
2012/03/14   18:30
テキスト
インタヴュー・文/出嶌孝次


どれだけファンの人たちに楽しんでもらえるか



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Q. オーディションは定期的に行われるのですか? メンバーの人数はいったいどこまで拡大していくのでしょうか?

「新メンバーについては今後も随時募集していくと思いますし、オーディションは定期的に行います。人数はひとつのユニットとして動くにはそろそろ限界に来ていますので、自分の新しいステップに挑戦してくれる子が増えればいいですし、そのぶん僕ら運営チームが飛び立てる状況を作っていかなきゃいけないと思っています。みんなその先の夢があってLinQという場に集まってきているので、LinQにいたからこそやり甲斐をもってやれる新しい何かに辿り着けた、LinQに入って良かったと思ってもらえるようにしたいですね」


Q. 2~3月の遠征で全国区のメディア露出なども増えてきたことに対し、ファンの方も全国区になってきていると思います。ふだんはどうすればLinQのパフォーマンスを観られるのでしょう?

「ふだんは土日や祝日を中心に、福岡市内天神にあるベスト電器本店さんの11階にある〈天神ベストホール〉で定期公演を行なっています。その他、地域のイヴェントやお祭りなんかにも出演させていただいていますし、興味のある方はLinQの公式サイト(http://www.loveinq.com/)でスケジュールをチェックしていただければありがたいです。接触イヴェントも含めて〈いまいちばん満足できるアイドル・LinQ〉です(笑)」


Q. 逆に、そうした知名度の広がりから、何か地元への良いフィードバックなどはありますか?

「LinQが東京でうまくPRできたおかげで、公演の集客ももちろん増えていますし、メンバー個々の仕事も少しずつですが増えてきていますね。あと、基本は九州や山口からのお客さんが中心なのですが、例えば先週末、3月11日の公演では70人以上の方がそれ以外のエリアから観に来てくださいました。LinQは九州・福岡のPR隊をめざして始めたプロジェクトです。まだ詳細は発表できないのですが、現在、地元の旅行会社さんとのコラボレーション企画で、東京・大阪から福岡への旅行パッケージプランを作っているところなんですよ。LinQを観たいという方は少しでも経済的なプランで来福していただきたいですし、せっかく来てくださるのだから、LinQだけでなく、福岡・九州の良さも味わっていただけるようにしたいと考えています」


Q. さて、2年目のスローガンは〈出ろ! しゃべれ! スベれ! 笑え! 馬鹿になれ! 笑う門には福来たる! 雑草アイドルLinQよ行くぞ!〉という長いものですが、これにはどんな思いや意図が込められているのでしょう?

「このスローガンはメンバー同士で話して、メンバーが決めました。1年間活動してきて、運の良いことに有名なグループの方々と共演させていただくこともありましたし、メンバー同士で自分たちなりに自分たちの足りないところ、自分たちのめざすべき立ち位置が明確になっていったんじゃないでしょうか。本当に雑草のように、アスファルトの割れ目からでも芽を出して強く育っていってほしいなと思います(笑)」


Q. 運営サイドの皆さんがいちばん満足感を得られるのはどういうときですか?

「やっぱり、ファンの皆さんが喜んでくれてる姿に触れた時です。オリコンチャートに入った時も、Twitterやブログで喜んでくれるのを見ると本当にやってて良かったと思いますし、メンバーも同じ気持ちでしょうけど、ファンの方々が喜んでる姿を想像してがんばれるという部分は大きいですね。僕ら運営のスタッフのほとんどは、同じ飲食店で働いてたんです。飲食店で大事なのは、売上ももちろんなんですが、顧客満足度をどれだけ高められるかっていうこともすごく重要だと学びました。LinQはライヴも接触イヴェントもメディア露出も含め、エンターテイメント・コンテンツとしてどれだけファンの人たちに楽しんでもらえるかがいちばん重要で、それがいちばん大事なんじゃないかと思ってやってきました。最初は本当にお客さんの少ないなかで試行錯誤して、少しずつ大きな会場で公演できるようになってきて、いっしょに泣いたり、笑ったり、怒ったりしながら、ファンもメンバーも運営もいっしょになってLinQっていう名前を育ててるっていう、この感じがすごく楽しくて……。今回のオリコンの順位も、ファンの皆さんが喜んでくれたぶんだけ数字として表れたんじゃないかな?と思います。だから、もっともっとたくさんの人にLinQのことを知ってもらって、もっと大きい会場で、もっとたくさんの人たちを笑わせたり、泣かせたりしたいなと思います」


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