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ゲルハルト・ヘッツェル生誕80年記念特集(1940年4月24日 - 1992年7月29日)

カテゴリ : Classical

掲載: 2020年07月29日 00:00


ブラームス:交響曲第1番第2楽章より
レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィル
コンサートマスター:ゲルハルト・ヘッツエル

1970~90年代にかけて、ウィーン・フィルの名物コンサートマスターとして活躍し、ソリストや室内楽奏者としても高い人気を誇ったゲルハルト・ヘッツェルが今年生誕80年を迎えました。1992年7月29日、ザルツブルク近郊での登山中の事故死は、当時多くの音楽ファンを悲しませました。ここでは彼のソロ、室内楽、コンサートマスタ-としての名盤をご紹介いたします。

ゲルハルト・ヘッツェルは1940年4月24日、旧ユーゴスラビアのノイ=ヴェルバウスに生まれ、5歳の時に初めてヴァイオリンのレッスンを受け、マグデブルクでオットー・コービンに師事した後、1952年にルツェルンでルドルフ・バウムガルトナーとヴォルフガング・シュナイダーハンに出会い、師事しました。1956年から1960年まではルツェルン祝祭合奏団で働き、1959年から1970年までシュナイダーハンのアシスタントとしてマスタークラスに参加しました。1963年からはベルリン放送交響楽団のコンサートマスターを務めた後、1969年9月1日にウィーン国立歌劇場のコンサートマスターに就任し、同日ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1971年からはヴィリー・ボスコフスキーのあとを受けて、第1コンサートマスターとなりました。

カール・ベームやレナード・バーンスタインなどの大指揮者が最も信頼したコンサートマスターで、彼らの映像作品にはコンサートマスターを務めるヘッツェルの姿を確認することができます。室内楽奏者としても優れ、ウィーン・フィルのメンバーとの室内楽は数々の録音が残され、日本にも度々来日公演を行い、好評を得ました。ソリストとしてもウィーン・フィルの演奏会にしばしば登場したほか、ニンバスやエクストンにセッション録音を残し、とくに後者へのブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1~3番は名盤として知られています。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

代表作ご紹介

タワー企画盤で聴くゲルハルト・ヘッツェル
幻の録音バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番が世界初CD化されています!

「ウィーン室内合奏団DGレコーディングス」はヘッツェルがリーダーを務め、ウイーン・フィルのメンバーとの室内楽の名盤をまとめたもの。ドイツ・グラモフォンによるアナログ・ステレオ録音で音質の美しさも際立っています。「ビリティスの歌 - ドビュッシー&ラヴェル: 室内楽曲集」はウィーン・フィル、ベルリン・フィルメンバーとの豪華なアンサンブル。「J.S.バッハ: フルート, ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲, 他」は名指揮者カール・リヒターとの共演で、特別収録として市販されなかった若き日の幻の録音「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番」が新発見のステレオ・テープから世界初CD化され話題を呼びました。


ソリストとしての録音

1枚目は1974年ムーティ&ウィーン・フィルと共演したモーツァルトの協奏交響曲、2枚目は1988年来日時に読売日本交響楽団と共演したブラームスとモーツァルトの協奏曲です。何れもヘッツェルの死後、ライヴ録音がCD化されたものです。3枚はは1992年1月のセッション録音によるブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1~3番。1992年5月に初発売され好評を得ましたが、その直後にヘッツェルが52歳で亡くなったため、彼の遺言のように感じられた1枚でした。


ウィーン・フィル・メンバーとの室内楽

ヘッツェルが率いたウィーン・フィル・メンバーとの室内楽録音です。何れも音色、表情ともに優美な美しさに満ち、音楽の流れも実に自然で、理屈抜きで音楽のすばらしさが伝わってくる名演揃いです。



コンサートマスターとしての録音

ウィーン・フィルのコンサートマスターとして作品中のヴァイオリン・ソロを務めているCDをまとめました。バーンスタインとのブラームス:交響曲第1番(上掲した映像と同じ演奏)、アバドとのマーラー:交響曲第4番、ベームとのR.シュトラウス:交響詩≪英雄の生涯≫ 、ベームとのベートーヴェン:ミサ・ソレムニス。聴衆を感動に誘った彼の美しいヴァイオリン・ソロをお楽しみください。