遂にCD化！津軽三味線の名手＝木田林松栄と、石川晶とカウントバッファローズの共演盤

〈DEEP JAZZ REALITY〉～Japanese traditional music meets jazz rock～

高橋竹山と並ぶ津軽三味線の名手、木田林松栄と石川晶とカウントバッファローズによる1973年共演盤。ラテン・バンドの名門“有馬徹とノーチェ・クバーナ”の池田孝による名アレンジが光る“和楽器レア・グルーヴ世界遺産”として世界に誇るべき大傑作が遂にCD化！

“いままで日本の伝統的な楽器、三味線や尺八、琴等を用いてジャズやロックにアレンジして西洋楽器と共演させるといった試みは、実に多く行われてきた。殊に日本の古来の民謡をそのような手法で演奏した例は極めて多いだろう。しかしこのアルバムは、津軽三味線をフィーチュアしたという点で、始めての画期的な試みということが出来る。”～オリジナル盤ライナーより

三味線をフィーチャーした和モノ・レアグルーヴとして近年大人気の朱里エイコ「AH SO」のようなファンキー・グルーヴがアルバム全編で展開されるファンにはたまらない逸品。津軽三味線4挺の連弾と石川晶のドラミング、ホーン・セクションが炸裂する冒頭「津軽じょんがら節」から初代・木田林松栄のソロにアフリカン・パーカッションが絡み、遠くで幽玄の響きを伝えるディストーション・ギターが嘶くラスト「津軽あいや節」まで、これぞブラス・ロック～ジャズ・ロックに対する日本からの挑戦状とも言うべきプライドと気概に満ちた歴史的名盤！

録音年月日：
1973年11月9日、20日

編曲：
池多孝春

津軽三味線：
初代・木田林松栄
二代目・木田林松栄
木田林秋栄
木田林孝栄

石川晶とカウント・バッファローズ：
石川晶（ドラムス）
寺川正興（ベース）
市川秀男（ピアノ）
村岡健（サックス）
羽島幸次（トランペット）
ほか

オリジナル・リリース：
テイチク　SL-111

監修・解説：
尾川雄介（universounds）

・リットーミュージック『和モノ A To Z Japanese Groove Disc Guide』掲載作品
・マスターテープからの最新リマスター音源使用
・世界初CD化
・初回限定生産

曲目：
01. 津軽じょんがら節
02. 花笠音頭
03. 津軽たんと節
04. 秋田おばこ
05. 相馬盆唄
06. 十三の砂山
07. ソーラン節
08. 津軽よされ節
09. 真室川音頭
10. 津軽小原節
11. どんぱん節
12. 津軽あいや節

Track.1
（津軽三味線）初代・木田林松栄/二代目・木田林松栄/木田林秋栄/木田林孝栄
（ドラムス）石川晶とカウントバッファローズ

Track.2、4、9
（津軽三味線）初代・木田林松栄/二代目・木田林松栄
（ドラムス）石川晶とカウントバッファローズ

Track.3、7、8、10、12
（津軽三味線）初代・木田林松栄
（ドラムス）石川晶とカウントバッファローズ

Track.5、6、11
（津軽三味線）二代目・木田林松栄
（ドラムス）石川晶とカウントバッファローズ

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