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コルトー、エネスコ、ティボー、カザルス…SP~LP初期の名盤が新忠篤氏の復刻により鮮明に蘇る!

グッディーズCDR

グッディーズ・ダイレクト・トランスファーCD-R 特に人気の15タイトルの取り扱いを開始!
アナログ盤の板起こし復刻シリーズのダイレクト・トランスファーCD-Rは、グッディーズから既に600を超えるタイトルが発売されていますが、今回人気の15タイトルの取り扱いを開始いたします。
このCD-Rは、グッディーズ独自の製法が導入されており、通常のPC製造とは次元の違う生々しい音質を実現しています。
・これまで発売済みのグッディーズ商品と同一番号・同一仕様です。
・取り扱いの15タイトルにはバーコードに入った帯が装着されます。
・ディスク仕様:CD-R
・ケース仕様:簡易な印刷によるもので、解説文はありません。
・音質:ノイズカットや編集は行っていませんので、アナログ盤特有の針音等のノイズが入ります。SP盤は盤面ごとのつなぎ編集も行っておりませんので、SP盤1面ごと(約5分)に音楽再生が途切れます。

78CDR-3000
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
アルフレッド・コルトー(Pf)
ジョン・バルビローリ(指揮)管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB8658/61
(1935年7月8日アビー・ロード第1スタジオ録音)

※ピアニストのアルフレッド・コルトー(1877-1962)がどんなに輝かしい音を出していたか、どの復刻盤(LPを含めて)も再現していなことが、このCD-Rを聴くと分かる。オーケストラの録音もいささかも古さを感じさせない。

78CDR-3001
ショパン:エチュード作品10(全12曲)
アルフレッド・コルトー(Pf)
英 HIS MASTER'S VOICE DB2207/09
(1933年7月4&5日,ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)

※20世紀最高のピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)のショパン:エチュード作品25と対になるもの。録音時コルトーは56歳だった。コルトーは曲順を楽譜通りではなく配列して曲の相互に関連性を持たせているのが聴きどころ。アビー・ロードに設置されたEMIの自社開発による録音システムが稼働しはじめて間もなくの録音。

78CDR-3004
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
パブロ・カザルス(Vc)
英 HIS MASTER'S VOICE DB8414/19
(1936年11月23日ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)

※パブロ・カザルス(1876-1973)のJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ずつ録音された。この第2番と第3番はアルバムの第1巻として発売された。この2曲だけがアビー・ロードでの録音。他の4曲は1938年と1939年に録音された。この2曲を聴くとLP初期のシュタルケルによるコダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ(Period)が血の通わない録音にきこえる。それほどカザルスのこの2曲は生々しく迫ってくる。1930年の半ばにしてEMIの録音技術は完成していた。

78CDR-3009
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
アルフレッド・コルトー(Pf)
ジャック・ティボー(Vn)
パブロ・カザルス(Vc)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1223/7
(1928年11月18日ロンドン小クイーンズ・ホール録音)

※まさに人類の遺産とも言えるかけがいのない名演奏。アルフレッド・コルトー(1877-1962)、ジャック・ティボー(1880-1953)、パブロ・カザルス(1876-1973)のピアノ・トリオは電気録音の初期に数曲の録音をした。SP時代最高品質と言われた HIS MASTER'S VOICE盤は盛大な雑音があるが、楽音の彫りの深さも圧倒的。

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フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調
マルセル・シャンピ(Pf)
カペー弦楽四重奏団:
【リュシアン・カペー(第1Vn),モーリス・エウィット(第2Vn),アンリ・ブノワ(Va),カミユ・ドゥロベール(Vc)】
日本コロムビア J8242/6 (1928年10月10日&15日パリ録音)

※カペー弦楽四重奏団の最後の録音。この録音の数週間後リーダーのリュシアン・カペー(1873-1928)が急逝したのだった。享年55歳。カペー弦楽四重奏団は1893年に結成された。途中メンバーの交代があったが、1927年と1928年にフランス・コロンビアに録音した時は1918年以来のメンバーであった。ピアノのマルセル・シャンピ(1891-1980)はパリ生まれ。パリ音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)に師事し、1909年に一等賞を得て、1941年から1961年でパリ音楽院の教授の地位にあった。弟子には、イヴォンヌ・ロリオ、エリック・ハイドシェック、セシル・ウーセなどがいる。

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ヘンデル:
ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
サンフォード・シュルッセル(Pf)
米 COLUMBIA 50187/8-D
(1929年ニューヨーク録音)

※ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、作曲家の全能音楽家だったエネスコ(1881-1955)が1929年にアメリカ・コロンビアに録音した電気録音6枚の中の一曲である。全霊精根を傾けてひたすら弾くこのアーティストのベストフォームで、ヴァイオリン・レコードの最高峰といえる。録音時エネスコは48歳だった。復刻にはアメリカ・コロンビアの初版ブルー・シェラック盤を使用した。第3楽章と第4楽章の前半で周期ノイズが出るのをご容赦願いたい。

78CDR-3070
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
パブロ・カザルス (Vc)
米VICTOR 12-0890/06,英HIS MASTER'S VOICE DB6538/44S と同一録音
(1939年6月13日パリ,アルベール・スタジオ録音)

※パブロ・カザルス(1876-1973) はスペインのカタルーニャ地方の町エル・ベドレルに生まれた偉大なチェロ奏者。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、楽理、作曲を学んだ。1890年バルセロナでバッハの無伴奏チェロ組曲の楽譜に出会った。1899年23歳でパリでデビュー、1904年バッハの無伴奏チェロ組曲を初めて公開演奏した。1902年ピアノのコルトー、ヴァイオリンのティボーとトリオを結成。1908年コンセール・ラムルー管弦楽団で指揮デビューした。カザルスのバッハ無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ずつ録音された。第1巻は組曲2番と3番で1936年録音(78CDR-3004)、第2巻は組曲1番と5番で1938年録音、この組曲4番と5番は1939年4月にパリで録音され、アルバム第3巻として発売された。1930年代のカザルスのSPはどれを聴いても圧倒的な感銘をうける。

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ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131
カペー弦楽四重奏団:
【リュシアン・カペー(第1Vn),モーリス・エウィット(第2Vn),アンリ・ブノワ(Va),カミーユ・ドロベル(Vc)】
日本コロムビア J7529/33 ( 仏COLUMBIA D15097/101 と同一録音) (1928年10月5,8日パリ録音)

※史上最高の弦楽四重奏団だったカペー弦楽四重奏団のリーダー、リュシアン・カペー(1876-1928)は医師の誤診による腹膜炎で1928年12月18日に急逝した。享年55歳。カペーはパリ音楽院でジュマとJ.-P. モーランに師事し1893年に一等賞を得た。その年に弦楽四重奏団を組織した。この録音時のメンバーは1918年からのもの。1920頃から毎年ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の連続演奏会をパリで開催していたカペーは1928年4月にフランス・コロンビアに録音を始めた。そして同年の10月までの6ヶ月間に弦楽四重奏曲11曲とピアノ五重奏曲1曲の録音をした。10インチSP盤が7枚、12インチ盤が44枚である。まるでカペーが自らの死を予期したようなハイペースの録音である。

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フォーレ:
ピアノ四重奏曲第2番ト短調作品45
マルグリット・ロン(Pf)、ジャック・ティボー(Vn)
モーリス・ヴィユー(Va)、ピエール・フルニエ(Vc)
仏 DISQUE GRAMOPHONE DB5103/5
(1940年5月10日パリ、アルベール・スタジオ録音)

※20世紀のフランスの巨匠4人が一堂に会した夢の顔合わせである。マルグリット・ロン(1874-1966)、ジャック・ティボー(1880-1953)、モーリス・ヴィユー(1884-1966)、ピエール・フルニエ(1906-1986)はいずれもパリ音楽院出身で、全員一等賞を得た抜きんでた音楽家。この録音が行われた1940年5月10日はドイツ軍がベルギー、オランダ、ルクセンブルグに侵攻し無差別攻撃をした日だった。このニュースは録音中の演奏家達に知らされた。ティボーの長男ロジェがベルギー方面に従軍していることを全員知っていたので、悲痛な気分で演奏に没頭したという。そして録音の翌々日の5月13日にロジェが戦死した報せがティボーのもとにとどいた。この演奏は完璧な完成度を持った希有の名演奏である。

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J.S.バッハ:「シャコンヌ」- 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004より
巌本真理(Vn)
日本コロムビア G30/1(1949年頃録音)

※巌本真理(1926-1979)は東京に生まれ、6歳からヴァイオリンを始め、優れた教師であった小野アンナ(1898-1979)に師事した。1937年12歳の時、第6回日本音楽コンクールで第1位。1939年にデビューリサイタルを開いた。1946年から5年間東京音楽学校の教授を務めた後1951年に渡米、ジュリアード音楽院でルイス・パーシンガー(1887-1967)、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)に師事し、ニューヨークのタウンホールでリサイタルを開いた。翌年帰国後ソロ奏者として精力的に活躍する一方、1964年から巌本真理弦楽四重奏団を結成して活躍した。この録音は戦後間もなくの東京音楽学校教授時代のもの。SPレコードのたいへん貴重な記録である。同じ頃ルクー:ヴァイオリン・ソナタ(日本コロムビア)も録音していた。

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J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
パブロ・カザルス(Vc)
英HIS MASTER'S VOICE DB8590/97
(1938年6月2-4日パリ,アルベール・スタジオ録音)

※レコード史上の金字塔、カザルスのJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全6曲ダイレクト・トランスファー・シリーズで完成。パブロ・カザルス(1876-1973)はスペインのカタルーニャ地方の町エル・ベドレルに生まれた偉大なチェロ奏者。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、楽理、作曲を学んだ。1890年バルセロナでバッハの無伴奏チェロ組曲の楽譜に出会った。1899年23歳でパリにデビュー, 1904年バッハの無伴奏チェロ組曲を初めて公開演奏した。1905年ピアノのコルトー、ヴァイオリンのティボーとトリオを結成。1908年コンセール・ラムルー管弦楽団で指揮デビューした。カザルスのバッハ:無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ずつ録音された。第1巻は組曲2番と3番で1936年録音(78CDR-3004)。第2巻はここに収録の組曲1番と6番で1938年録音。第3巻は組曲4番と5番(78CDR-3070)で1939年4月にパリで録音された。1930年代のカザルスのSPはどれを聴いても圧倒的な感銘をうける。

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フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
ジャック・ティボー(Vn),アルフレッド・コルトー(Pf)
米 VICTROLA 8179/82
(英 His Master's Voice DB1347/50 と同一録音)
(1929 年5月28日パリ、ショパン音楽堂録音)

※ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀フランス最高のヴァイオリニスト。パリ音楽院でマルシックに師事、1896年に一等賞を得た。アルフレッド・コルトー(1877-1962)も20世紀フランス最高のピアニスト。パリ音楽院でディエメールとピュニョに師事した。二人は1923年にこのヴァイオリン・ソナタを機械式録音で吹き込みんだことがある。1929年5月28日のこの録音はベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」に続いて録音された。レコード史上永遠に輝く名演奏である。復刻にはノイズの比較的少ない初期アメリカVICTOR盤を使用した。

78CDR-3365
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第15番イ短調作品132
カペー弦楽四重奏団:
【リュシアン・カペー(第1Vn),モーリス・エヴィット(第2Vn),アンリ・ブノワ(Va),カミーユ・ドローベル(Vc)】
英 COLUMBIA L2272/76(仏 COLUMBIA D15114/8と同一録音) (1928年10月8-10日パリ録音)

※「人類の遺産」の一つに数えられるカペー弦楽四重奏団が1928年にフランス・コロンビアに録音した一曲である。リーダーのリュシアン・カペー(1873-1928)は医師の誤診による腹膜炎で1928年12月18日に急逝した。享年55歳。カペーは1893年パリ音楽院で一等賞を得て、その年に弦楽四重奏団を組織した。1920年頃から毎年ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲演奏会をパリで開催していた。カペーは1928年6月10日から10月15日にかけてフランス・コロンビアに12曲51枚の録音をした。まるで自らの死を予期したようなハイペースの録音だった。

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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(1)
ソナタ第1番ト短調 BWV 1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV 1002
ソナタ第2番イ短調 BWV 1003
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
米 CONTINENTAL CLP-104/5A
(1949年ニューヨーク録音)

 

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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(2)
パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV 1006
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
米 CONTINENTAL CLP-105B/6
(1949年ニューヨーク録音)

※ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)はルーマニアに生まれ、4歳でヴァイオリンを、5歳で作曲を始めた。7歳でウィーン音楽大学に入学を許され、1893年12歳で音楽院の最高メダルを得た。1894年にパリ音楽院に入学、ヴァイオリンをマルシック(1848-1924)、和声学と作曲をアンドレ・ゲダルジュ(1856-1928)、ガブリエル・フォーレ(1845-1924)、ジュール・マスネ(1842-1914)に師事し、1899年にヴァイオリンで一等賞を得た。1902年にベルリンでデビュー、1903年にはロンドンを訪問した。1910年にはピアニストのエドゥアール・リスレル(1873-1929)とベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの全曲演奏会を開いた。1917年には祖国ルーマニアの首都ブカレストにエネスコの名を冠したオーケストラを作った。エネスコは1923年に初のアメリカ楽旅をしその後生涯14回この地を訪れた。エネスコのレコード録音は1924年アメリカ・コロンビアの機械式録音に始まる。1929年のアメリカ・コロンビアへの6枚の電気録音はレコード史上に輝く最高傑作とされている。このJ.S バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全6曲はJ.S.バッハの没後200年にあたる1950年にアメリカのマイナーレーベルCONTINETALから発売された。豪華な3枚組アルバム入りのセットは、エネスコ最晩年の心血を注いだ演奏で、演奏家や心あるレコード愛好家が絶賛したが数年でカタログから消えてしまい、クラシックLP最高のコレクター・アイテムになった。これまでの復刻とは一線を画し、オリジナル盤に秘められたエネスコの芸術の全貌が真の姿で蘇ったと確信する。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年05月27日 12:30