カルミニョーラの名を一気に高めた衝撃的名演、ヴィヴァルディ“四季”第1回録音を初LP化！

1983年にアンドレア・マルコンが主宰する古楽器グループ"ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ"に参加、バロック・ヴァイオリンの奏法をじっくり研究したというカルミニョーラ。1994年に、彼らによる「ヴィヴァルディの四季」初録音となるこのアルバムがリリースされた際、そのあまりにも自由奔放な演奏は、多くの人が抱いていた「バロック音楽=穏やかで心地よい音楽」のイメージを打ち砕くほどの衝撃を与えました。自在なテンポと大胆な強弱に加え、鋭角的なリズムで切り込んだ鮮烈な「四季」は過激なバロック音楽演奏の先駆けであり、一つの頂点です。この名盤が180g 重量盤LPとして復活。音の良さも衝撃的です。
（ナクソス・ジャパン）

『ヴィヴァルディ(1685-1741):ヴァイオリン協奏曲「四季」Op.8』

【曲目】
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「春」Op.8-1 RV269
1.第1楽章:Allegro
2.第2楽章:Largo e pianissimo sempre
3.第3楽章:Danza pastorale: Allegro

ヴァイオリン協奏曲 ト短調「夏」Op.8-2 RV315
4.第1楽章:Allegro non molto
5.第2楽章:Adagio - Presto
6.第3楽章:Presto

ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「秋」Op.8-3 RV293
7.第1楽章:Allegro
8.第2楽章:Adagio
9.第3楽章:Allegro

ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」Op.8-4 RV297
10.第1楽章:Allegro non molto
11.第2楽章:Largo
12.第3楽章:Allegro

【演奏】
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ

【録音】
1992年3月.10月Treviso, Italy