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小澤征爾、レイボヴィッツとの共演を含む!レナード・ペナリオ/ コンプリートRCAアルバム・コレクション(12枚組)

ペナリオRCA録音全集

レナード・ペナリオ没後10年リリース。20世紀アメリカ音楽界の屋台骨を支え続けた大ピアニスト、ペナリオのRCA全録音を初めてボックスセット化!

「誰もレナード・ペナリオほどピアノを上手く弾く者はない」とは、ホロヴィッツをはじめとする当時の大ピアニストたちと比較してのアンドルー・ポーターによる1952年のペナリオ評です。ペナリオはこの年に米キャピトルへの録音を開始し、その10年後にRCAに移籍。3年という短い間でしたが注目すべきアルバムを続々と録音しました。ペナリオの没後10年を機に、そのRCA録音のすべてを集成したボックスセットが登場します。協奏曲(および協奏的作品)ではペナリオが得意としたラフマニノフ、リスト、シューマン、リストなどのロマン派の精髄を伝える名作が選ばれ、若き日の小澤征爾指揮ロンドン響、フィードラー指揮ボストン・ポップス、そして異色のレイボヴィッツ指揮ロンドン響など綺羅星のごとき指揮者が共演しています。ソロ・アルバムでは、ドビュッシーの前奏曲集全曲や小品集における緻密かつ巧みな技が光ります。また室内楽奏者としても卓越した手腕を持っていたペナリオは晩年のハイフェッツが共演を希望した数少ないピアニストの一人であり、その見事なアンサンブル能力はハイフェッツやピアティゴルスキーとの貴重な室内楽録音に結実しています。初CD化の音源は、オリジナル・マスターテープより24bit/192kHzリマスター。各ディスクは初出LPデザインを基にした紙ジャケットに封入され、クラムシェルボックスに収納されます。詳細な録音データを記したオールカラーの40ページブックレット付。
BOX Size: L 13.5 cm x W 13.5 cm x H 3.0 cm

レナード・ペナリオ(ピアノ)
1924年バッファロー生まれ。その後ロサンジェルスで育ち、現役時代の活動もその地で全うした。幼少の時より神童とよばれ、12歳の時にユージン・グーセンスの推薦で「グリーグ:ピアノ協奏曲」をダラス交響楽団と共演。その後従軍し、公式デビューは従軍中の1943年11月17日で、アルトゥール・ロジンスキ指揮ニューヨーク・フィルとのリストのピアノ協奏曲 第1番。ディミトリ・ミトロプーロスに招かれての「ラフマニノフ追悼演奏会」では、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番を演奏。ペナリオは、ラフマニノフ本人以外でラフマニノフの「ピアノ協奏曲全曲」と「パガニーニの主題による狂詩曲」を演奏した最初のピアニストでもあった。
(ソニーミュージック)

レナード・ペナリオと小澤征爾(1965年)
スコアを検討するペナリオと小澤征爾(1965年)

【収録予定曲】
<CD1>*
1. ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
2. フランク:交響的変奏曲 FWV 46
3. アンリ・リトルフ:交響的協奏曲第4番ニ短調Op.102,
[共演]アーサー・フィードラー(指揮) ボストン・ポップス
[録音]1963年5月23-24日、ボストン、シンフォニーホール
<CD2>*
1. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
2. リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
[共演]ルネ・レイボヴィッツ(指揮) ロンドン交響楽団
[録音]1963年3月12日~18日、ロンドン
<CD3>*
1. ヨハン・シュトラウスJr(ペナリオ編):『皇帝円舞曲』
2. メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):『夏の夜の夢』よりスケルツォ
3. サン=サーンス(リスト編):『死の舞踏』
4. ショスタコーヴィチ:『黄金時代』よりポルカ
5. プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』より行進曲
6. ラヴェル:『ラ・ヴァルス』
7. クライスラー(ラフマニノフ編):『愛の悲しみ』
8. グノー(リスト編):歌劇『ファウスト』よりワルツ
[録音]1963年7月22-26日、ニューヨーク、ウェブスター・ホール
<CD4>*
1. ドヴォルザーク:『8つのユーモレスク』Op.101より第7番 変ト長調
2. チャイコフスキー:『2つの小品』Op.10より第2番ユーモレスク
3. ラフマニノフ:『サロン的小品集』Op.10より第5番ユーモレスク ト長調
4. ラフマニノフ:『幻想的小品集』Op.3より第4番「道化役者」嬰ヘ短調
5. ドビュッシー:『子供の領分』L.113より第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」
6-8. ガーシュウィン:『3つの前奏曲』
9. シューベルト:『楽興の時』D.780より第3番ヘ短調
10. ベートーヴェン:『エリーゼのために』WoO.59
11. チャイコフスキー:『四季』Op.37aより11月「トロイカ」
12. グリーグ:『抒情小曲集』Op.43より第6番「春に寄す」
13. グリーグ:『抒情小曲集』Op.43より第1番「蝶々」
14. ファリャ:『4つのスペイン小品』より第4番「アンダルーサ」
15. アントン・ルビンシテイン:『ペテルブルグの夜会』Op.44より第1番「ロマンス」
16 チャイコフスキー:『6つの小品』Op.19より第2番「ユーモラスなスケルツォ」
[録音]1964年4月14-15日、ニューヨーク、ウェブスター・ホール
<CD5>
1. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1
2. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
[共演]アンドレ・プレヴィン(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1964年10月2-3日、ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール
<CD6-7>*
ドビュッシー:前奏曲集第1&2巻(全曲)
[録音]1965年3月15-17, 26日、ニューヨーク、ウェブスター・ホール
<CD8>
1. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
2. R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
[共演]小澤征爾(指揮) ロンドン交響楽団
[録音]1965年8月9-10日、ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール
<CD9>
1. メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58
2. R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調Op.6、
[共演]グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
[録音]1965年11月15-19(1)、1966年9月28日(2)、ハリウッド
<CD10>
1. メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66
[共演]ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
[録音]1963年11月7-8日、ハリウッド、RCAスタジオ
2. アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32
[共演]ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
[録音]1963年10月17日、ハリウッド、RCAスタジオ
3. トゥリーナ:ピアノ三重奏曲第1番 Op.35
[共演]ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
[録音]1963年11月6日、ハリウッド、NBCスタジオ
<CD11>
1. ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
[共演]ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
[録音]1963年10月3-4日、ハリウッド、RCAスタジオ
2. ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
[共演]ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
[録音]1963年10月16日、ハリウッド、RCAスタジオ
<CD12>
1. ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調Op.65
[共演]ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
[録音]1963年11月11日、ハリウッド、RCAスタジオ
2. フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調
[共演]ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)、イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)、ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
[録音]1961年8月21-22日、ハリウッド、RCAスタジオ
*オリジナル・アナログ・マスターからの新規リミックス/リマスター
【演奏】
レナード・ペナリオ(ピアノ)<./p>


【参考動画】ロージャ:ピアノ協奏曲/レナード・ペナリオ(p)
ケネス・シャーマーホーン指揮ミルウォーキー交響楽団
1977年1月収録

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年01月11日 12:00