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西山まりえによるJ.S.バッハ・エディション第5弾は“トッカータ集”

西山まりえ

17世紀には教会のミサや典礼の最初に演奏され、ファンファーレ風な役目を負うこともあるトッカータ。
オルガンやチェンバロなど鍵盤楽器のみならず、ハープのような撥弦楽器などの様々な発音機構の音色を操り、バッハ以前の中世・ルネサンス音楽のレパートリーを持ち、実際に即興演奏や17世紀宗教曲でトッカータを演奏してきた西山。彼女ならではの「切り口」は、楽譜からの音楽を受け身として弾くだけではない、生命を宿した音の連なりと力強い響きに満ちている。
若さみなぎるバッハの情熱と野望を感じずにいられない7つの傑作トッカータ集。
(ナクソス・ジャパン)

『バッハ・エディション第5弾~トッカータ集』
【曲目】
J.S.バッハ:トッカータ集

トッカータ ニ短調 BWV.913
トッカータ ニ長調 BWV.912
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910
トッカータ ホ短調 BWV.914
トッカータ ト短調 BWV.915
トッカータ ハ短調 BWV.911
トッカータ ト長調 BWV.916

【演奏】
西山まりえ(チェンバロ)
※使用楽器:タスカン・モデル(1997年ブルース・ケネディ制作)
基準ピッチ:A= 415Hz

【録音】
2018年12月19日-21日
神奈川県立相模湖交流センター

録音フォーマット:24bit 192kHz

<西山まりえ(チェンバロ)>
チェンバロとヒストリカル・ハープ、2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサート、音楽祭や録音に参加。ルネ・ヤーコプス、ボブ・ヤング、「チーフタンズ」のパディ・モローニ、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、コリーナ・マルティ、山下洋輔、波多野睦美、アンサンブル「アントネッロ」など、幅広いジャンルに渡る音楽家との共演は常に多くの反響を呼んでいる。また音楽番組、教養情報番組などTV 出演も多い。
国内外レーベルへの録音も多く、「バッハ インヴェンション& シンフォニア」「バッハ イタリア協奏曲& フランス風序曲」「スカルラッティ 鍵盤の魔術師」以上はすべて「レコード芸術」誌特選盤。「バッハ イギリス組曲」「バッハ ゴルトベルク変奏曲」「バロック・ハープとの出会い」は、同誌準特選盤ほか、朝日新聞、毎日新聞などで採り上げられた。スペイン「エンキリアディス」レーベルより欧州で発売されたCD「ファンタシーアの奏法~イベリア半島の鍵盤音楽」は「リトゥモ」誌(スペイン) の最優秀推薦盤に選ばれる。中世音楽のスペシャリストとしての評価も高く、ゴシック・ハープとオルガネットを奏するCD「トリスタンの哀歌」は「レコード芸術」誌準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤に選ばれた他、「BURRN!」「フォーブス」「ミセス」「サライ」「暮らしの手帖」などの一般誌でも紹介され、古楽を多くの聴衆に広めている。2018年にリリースされた最新アルバム「C. B. バルバトル:クラヴサン曲集 第1 巻」は、朝日新聞推薦盤、『レコード芸術』誌特選盤に選ばれた他、様々な雑誌で採り上げられ話題となっている。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。第11 回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1 位(第23回同コンクール審査員)および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。古楽ワークショップ「信州アーリーミュージック村」芸術監督。『レコード芸術』誌「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」に選出される。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師として後進の指導にあたっている。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年06月25日 00:00