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〈Onkel Po's Carnegie Hall〉ライヴ・シリーズ国内仕様盤10タイトルが2020年3月20日発売

タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2020年02月12日 12:06

〈Onkel Po's Carnegie Hall〉ライヴ・シリーズ国内仕様盤10タイトルが2020年3月20日発売

1970'-80' ハンブルグでの熱いライヴがよみがえる

NDR(北ドイツ放送)で記録された非常に貴重なアーカイヴ音源。各作品には、当時のクラブの雰囲気を伝えるホルガー・ヘス著:「Mein Onkel Po( 僕のポー叔父さん)」の抜粋の和訳を掲載するほか、日本盤のオリジナル書下ろし解説を掲載。各作品、当時の状況にも詳しい執筆陣の文章を掲載しています。


エルヴィン・ジョーンズ / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1981

エルヴィン・ジョーンズ1981 モード全開のスピリチュアルな演奏。ピアノは渡米一年、レギュラーメンバーとして活躍していた辛島文雄!

エルヴィン・ジョーンズのレギュラー・コンボである< ジャズ・マシーン> は、80年6月に来日。新宿及び六本木のピットインでライヴが行われ、辛島氏も参加。その後、氏は渡米して、同グループの正式メンバーになり、86年まで在籍しています。

このライヴは、81 年9 月22 日の録音。つまりこのメンバーとしては初期のもの。しかし、セクステットの中で、エルヴィン、辛島、そしてベースのアンディ・マクラウドは78 年にトリオで録音し、『Moonflower』として作品もリリースしているメンバー。その時から様々なことを経て3年。グループとしての演奏は、それぞれに変貌も遂げ、申し分ないものがあります。

その勢いは、オープニングの「Elvin Jones Blues」から明らかなもの。またおなじみの「Doll Of The Bridge( 花嫁人形)」では、演奏時間が30 分以上に及び、エルヴィンのドラム・ソロが炸裂するほか、ギターが奏でるテーマのメロディ、ピアノのハーモニー、そしてどことなく演歌的なコブシもミックスされた二管のリフが得もいえぬエキゾチズムを醸し出します。一方、「In a Sentimental Mood」や「My One And Only Love」のようなバラードも演奏。双方とも、繊細さとしなやかさをもったピアノのイントロが導き出す美しさはパワーみなぎるグループのサウンドと鮮やかなコントラストを見せ、ジャズの浪漫を感じさせています。そして、「Friday Waltz」の演奏も。これは、辛島氏の楽曲であり、78 年の『Moonflower』でも演奏された曲。観客の盛り上がりにも熱いものが感じられます。

ちなみに、コルトレーンのグループでエルヴィン・ジョーンズは、「“マイ・フェイヴァリット・シングス”を一万回やったんだ」と語り、辛島氏は、メンバーとして活動する中で< 同じ曲であっても、どれだけ新鮮な気持ちでチャレンジできるか。重要なことはジャズの奥底に流れているスピリットである> ということを身をもって学んだのだとか。それは一期一会のジャズという音楽そのものともいえます。

マイクの立て方によってか、音のバランスにバラツキはありますが、当時の熱気を伝える貴重な録音です。

(原盤CD / N.77041) (LP / N.78041)


【収録曲】
CD 1
1 Elvin Jones Blues (20:11)
2 In A Sentimental Mood (15:51)
3 Doll Of The Bridge (30:53)
CD 2
1 George And Me (22:02)
2 My One And Only Love (15:18)
3 Antigua (20:01)
4 Friday Night (9:19)
(録音) 1981年9月22日 ドイツハンブルグ オンケル・ポー・カーネギー・ホール
(全曲初登場発掘音源)

【メンバー】
Carter Jefferson(sax), Dwayne Armstrong(sax), Fumio Karashima(p), Marvin Horne(g), Andy Mccloud(b), Elvin Jones(ds)


ルイス・ヘイズ-ジュニア・クック・クインテット / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1976

ウディ・ショウを迎えたルイス・ヘイズ-ジュニア・クック・クインテット。“Moonstone" 他、名盤『Ichiban』に収録される楽曲も披露した激熱ライヴ!

ホレス・シルヴァーやキャノンボール・アダレイのグループでの素晴らしいプレイぶりで名を上げたルイス・ヘイズは、70 年代後半、ウディ・ショウと双頭グループを結成、76 年3 月にヨーロッパを訪れます。そのツアーでの演奏ぶりはこれまでHighNote 盤『The Tour, Vol.1』、『同,Vol.2』で聴くことができましたが、今回Jazzline からリリースされた2 枚組CD には、このツアー中、3 月11 日にハンブルグで行ったパフォーマンスが7曲収められています。

HighNote 盤(Vol.1) はこの音源の11 日前。その作品も往年のファンから歓喜の反響となっていますが、この日もクインテットは絶好調でこのツアーが如何に充実していたかが伺えます。ニューヨークに戻って5 月に録音する名盤『Ichi-Ban』収録の3 曲(「Ichi-Ban」、「Moontrane」、「Pannonica」)をすでに演奏していたという貴重な記録となっていることはもちろん、このグループによる「When Sunny gets Blue」、「Moment to Moment」、「For Nothing」の演奏はここでしか聴くことができません。

いずれの曲でもリーダーふたりは緊張感に満ちたプレイを展開。残る3 人もそれぞれのベストを尽くして存在感を発揮しています。名曲「Moontrane」「Ichi-Ban」などは圧巻の演奏!ブラック・スピリチュアリティあふれ、熱気ほとばしる演奏は凄まじい音圧もあります。またクックをフィーチャーしたバラード「When Sunny gets Blue」のしっとりとした味わいもたまりません。

なお、冒頭の「All The Things・・・」はHighNote の『Vol.2』でも聴くことができましたが、残る6 曲は完全初登場となっています。

(原盤CD / N.77062) (LP / N.78062)


【収録曲】
CD 1
1.All the things you are (22.46)
2.When Sunny gets blue (12.34)
3.Moontrane (19.09)

CD2
1.Pannonica (11.29)
2.Ichi-ban (18.20)
3.Moment to moment (17.36)
4.Four for nothing (13.06)
(録音) 1976年3月11日 ドイツハンブルグ オンケル・ポー・カーネギー・ホール(6曲初登場発掘音源)

【メンバー】
Woody Shaw(tp), Junior Cook(ts), Ronnie Mathews(p), Stafford James(b), Louis Hayes(ds)


ウディ・ショウ / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1979 ファースト・セット

ウディ・ショウ、この4 人が揃ったクインテットはこの’79 年夏のヨーロッパ・ツアーのみ。「Stepping stone」の烈火のようなソロ・バトルは激熱!

このクラブでのウディ・ショウの演奏は、2年半後の1982年1月に収録されたアルバムも同シリーズからリリースされていますが、双方ともエキサイティングなパフォーマンスがぎっしりつまった充実の演奏。メンバーもサックスのカーター・ジェファーソンをはじめ、ウディが最も信頼していたミュージシャンが揃っており、それぞれの長尺のソロも聴きもの。特に、CD2に収録された「St eppi ng st one」での、烈火のようなショウとジェファーソンのソロ・バトルは、刃のように鋭く、最高にスピリチュアル。一方ではクロスオーバー・ジャズが盛んになる時代、自らの意思を貫く演奏家の気骨が感じられ、胸を打ちます。

ジェファーソン、オナージ・アラン・ガムズ、スタッフォード・ジェームス、ヴィクター・ルイス、それぞれのメンバーは、みな数年に渡ってウディ・ショウのバンドのメンバーとして演奏していますが、4 人が揃ってバックをつとめたのは1979 年夏のヨーロッパ・ツアーのみ。このツアーからはこれまで、7月6日のイタリアでの演奏と、7月18日に同じハンブルクで開催されたNDRJazz Workshopでの演奏1曲だけしか聴けなかったので、フル・ステージの演奏ををじっくり楽しめるCDの登場は非常に貴重です。

(原盤CD / D.77070) (LP / D.78070)


【収録曲】
CD 1
1. Some other blues(24:41)
2. All the things you are(22:25)

CD2
1. Announcement (1:16)
2. Stepping stone (12:09)
3. In a capricornian way (14:47)
4. It all comes back to you(18:59)
(録音) 1979年7月7日 ドイツハンブルグ オンケル・ポー・カーネギー・ホール(全曲初登場発掘音源)

【メンバー】
Woody Shaw(tp, flh), Carter Jefferson(ss, ts), Onaje Allan Gumbs(p), Stafford James(b), Victor Lewis(ds)


ウディ・ショウ / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1982

ジャズ本来の熱さを証明する必聴音源!ウディ・ショウ1982年ライヴ。コロンビア盤『United』で初めて顔を揃えたクインテットのライヴならではの熱気

ウディ・ショウは、フレディ・ハバードの良きライバルでしたが、フレディがあまりの技術の高さ故に「自分の声」を確立することにやや苦労したのに対し、ウディ・ショウは、音程のインターヴァルを大きくとる独自のフレージングを若くして確立し、フレディよりも鋭角的かつスリリングなスタイルで高い評価を得たのでした。

そして、ウディ・ショウは1970年代中頃から自らのグループを率いて活躍しましたが、これは1982年演奏で、スティーヴ・トゥーレ、マルグリュー・ミラー、スタッフォード・ジェームス、トニー・リーダスを加えたクインテットによる覇気に満ちた演奏をたっぷりと楽しむことができます。

このクインテットは、1981 年3 月7 日録音の米コロンビア盤『United』で初めて顔を揃え、以降1983 年初頭までの間にenja、Elektra Musician、Redといったレーベルにいくつもの力作を残していますが、ここに発掘された演奏は、それらを補完し、クインテットの魅力を余すところなく伝える充実した内容。どの演奏も10 分を超え、20 分にも迫るものも3 曲!華麗でありながら、内から湧き上がる魂ゆえか、ウディ・ショウのソロは圧倒的な重量感もある演奏。その演奏に負けじとトゥーレのトロンボーンも炸裂!ライヴならではの熱気がオリジナル・ヴァージョンとは異なる衝撃を与えてくれます。

(原盤CD / N.77045) (LP / N.78045)


【収録曲】
1. Katrina Ballerina (19:28)
2. Announcement (1:48)
3. Joshua C. (17:31)
4. Sunbath (19:02)
5. Announcement II
6. To Kill A Brik (13:11)
LP-Bonus-Track: Diane (13:12)

【メンバー】
Woody Shaw(tp, flh), Steve Turre(tb), Mulgrew Miller(p), James Stafford(b), Tony Reedus(ds)


フレディ・ハバード / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1978

78 年ハバード、Columbiaでリリースしたフュージョン系作品と一線を画す名演奏!One Of A Kindは、25分に及ぶ力演!

フレディは、1974 年から79 年までの5 年間をColumbia 専属として過ごしていますが、これはその間に自らのレギュラー・グループを率いて渡欧した際に行ったライヴ・パフォーマンスで、どちらかというと大編成によるフュージョン系のアルバムが多かったColumbia作品とは一線を画すハードな演奏が続きます。

サンタナ『キャラバンサライ』でのプレイも印象深かったベテラン・サックス奏者ハドリー・カリマンやデビュー間もないビリー・チャイルズ、そして、今やゆるぎないプロデューサーとしての地位を築いたラリー・クラインと共に吹きまくるフレディは絶好調(彼の好調ぶりは、この数ヶ月前にV.S.O.P. のメンバーとして来日したときのプレイを思い起こせばお分かりのことと思います)で、Columbia 作品のタイトル曲「Love Connection」をはじめ、傑作として知られる「Little Sunflower」やV.S.O.P. のレパートリーとしても知られる「One Of A Kind」などの自作5 曲とお得意のバラード・レパートリー「Here's That Rainy Day」という選曲は、当時のフレディにとって最良のレパートリー構成になっています。

完璧なコントロールに裏付けされたハードで切れ味鋭いフレージングはまさにフレディならではで、当時のColumbia 作品の中では聴くことのできなかったフレディのプレイヤーとしての凄さを存分に楽しむことができます。カール・バーネットの多才なドラム・ソロやハドリー・カリマンの個性的な構成力が光るテナー・ソロを配した“One Of A Kind”は、このクインテットの実力が100 パーセント発揮されたパフォーマンスで、何と25 分を超える力演ですが、どこにも緩みがなく、聴く者をひきつけてやみません。

(原盤CD / N.77044) (LP / N.78044)


【収録曲】
1. Love Connection (9:57)
2. Little Sunflower (18:46)
3. Take It To The Ozone (9:26)
4. Here´s That Rainy Day(9:01)
5. Blues For Duane (4:15)
6. One Of A Kind (25:21)
(録音) 1978年11月11日 ドイツハンブルグ オンケル・ポー・カーネギー・ホール(全曲初登場発掘音源)

【メンバー】
Freddie Hubbard(tp, flh), Hadley Caliman(sax, fl), Billy Childs(p), Larry Klein(b), Carl Burnett(ds)


ディジー・ガレスピー / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1978

ディジー・ガレスピー, 78年3月録音。レギュラー・カルテットによる演奏 + レオ・ライトをゲストに迎えた貴重な演奏!パブロ盤にも録音がなかった時期の空白を埋める貴重ライヴ音源。

このガレスピー盤は、78年3月の録音で、ロドニー・ジョーンズ(g)、ベン・ブラウン(b)、ミッキー・ローカー(ds)を加えた当時のレギュラー・カルテットによる演奏が1枚目に、そして2 枚目には、カルテットに素敵なゲストを加えた演奏が収められています。

そのゲストとは、60 年代前半にガレスピーのグループで名を上げたアルト・サックス奏者レオ・ライト。「オリンガ」、「チュニジアの夜」など4曲に加わったライトの演奏は60年代と全く変わらぬパッションに満ち、気迫のこもったプレイでガレスピーにも大きな刺激を与えています。

70年代から80年代にかけてのガレスピーは、ノーマン・グランツのレーベル“パブロ”を主な舞台としてレコーディングを続けていましたが、近年はその時期のヨーロッパでの演奏がいくつも発掘され、むしろパブロ盤よりも内容の濃いプレイぶりを楽しめるようになっています。これもまさにそんな一作で、パブロへの録音は75 年と81 年の間が空白だったので、そこを埋める貴重な発掘であるばかりか、録音が多いとは言えないレオ・ライトの未発表演奏を満喫できる嬉しいアルバムと言えます。

随所に挟まれるガレスピーのユーモラスなアナウンスメントも聴衆を沸かせています。

(原盤CD / N.7037) (LP / N.78037)


【収録曲】
CD 1
1. Sunshine (9:04)
2. Announcement 1 (0:57)
3. The Land Of Milk And Honey (10:20)
4. Announcement 2 (1:53)
5. Brother K. (10:00)
6. Unicorn (6:16)
7. Oop-Pop-A-Da (5:37)
8. Diddy Wa Diddy (19:22)

CD 2
1. Olinga (14:42)
2. Announcement 3 (0:47)
3. Blues (9:53)
4. A Night In Tunisia (14:57)
5. Dizzy's Party (10:05)
(録音) 1978年3月23日 ドイツハンブルグ オンケル・ポー・カーネギー・ホール(全曲初登場発掘音源)

【メンバー】
Dizzy Gillespie(tp), Rodney Jones(g), Benjamin Brown(b), Mickey Roker(ds)
Special Guest: Leo Wright(as CD2-1,3,4,5)


チェット・ベイカー / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1979

79 年チェット・ベイカーフィル・マーコウィッツらを迎えたカルテットによる演奏。30 分近くに及ぶ演奏でもアイディア豊かに繰り広げる好調ぶりも示す!

チェットは、70 年代半ばにCTI を舞台としてリーダー作やジム・ホールとの共演盤などを発表、米国でも完全復活を遂げましたが、77 年のA&M録音『You Can't Go Home Again』はこの時期を代表する傑作と高い評価を得ました。

このアルバムに収められている「Love For Sale」は、ジム・ホール盤収録の「You'd Be So Nice To Come Home To」などと同様、オールド・スタンダードに新しい命を与えた名演として知られていますが、ここに収められた79年版「Love For Sale」も、77年のヴァージョンを踏襲してフレッシュな演奏が繰り広げられています。

ここでチェットをバックアップしているのは、フィル・マーコヴィッツ(p)、ジャン=ルイ・ラシンフォッス(b)、チャーリー・ライズ(ds)の3人。

カルテットの演奏は全部で5曲。30分近くに及ぶものもあり、じっくりと4人のプレイを楽しむことができますが、とりわけリーダーのチェットは好調で、長いソロでもアイデアの尽きることがありませんし、この時期の彼が晩年(80 年代後半)のプレイとは明らかに異なる力強さと切れを持っていたことが良くわかります。哀愁のバラードとスウィートなヴォーカル/ 歌心あふれるスキャット、切れのいいトランペット・ソロどれもを味わえる貴重なライヴ演奏です。

(原盤CD / N.77038) (LP / N.78038)


【収録曲】
CD 1
1. Love For Sale (18:07)
2. You Can't Go Home Again (13:26)
3. There'll Never Be Another You (16:30)

CD 2
1. Black Eyes (27:51)
2. Broken Wing (23:44)

【メンバー】
Chet Baker(tp, vo), Phil Markowitz(p), Jean Louis Rassinfosse(b), Charlie Rice(ds)


ジョニー・グリフィン-エディ・ロックジョウ・デイヴィス / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1975

1975 年、人気テナー・バトル・チーム、グリフィン&ロックジョウ。“聖者が町にやってくる”のような歌もののフレーズも織り交ぜる絶好調の演奏!

ふたりのテナー・サックス奏者が個性を競いつつ熱い演奏を繰り広げる“テナー・バトル”チームは、ビ・バップ期以降モダン・ジャズの時代に入っても大きな人気を誇りました。デクスター・ゴードン~ワーデル・グレイをはじめ、ソニー・スティット~ジーン・アモンズ、アル・コーン~ズート・シムズといったチームはもちろん、数あるビッグ・バンドも対照的なテナー奏者をふたり揃えて彼らのソロ・バトルを売り物にしていました。

そんなチームの中で最もワイルドかつダイナミックなプレイを聴けるのが、ジョニー・グリフィンとエディ・ロックジョウ・デイヴィスのコンビでしょう。彼らは、1960 年代の初頭、数年間にわたって“Tough Tenors”と呼ばれるレギュラー・グループを持ち、名門Prestige やRiverside の傍系Jazzland にいくつもの傑作を残した他、共にケニー・クラーク~フランシー・ボラン・ビッグ・バンドで活躍したり、70 年代以降80 年代半ばに至るまで何度もコンビを復活させてファンを楽しませてくれました。

これは、1975 年8 月8 日にハンブルグ“Onkel Pö's Carnegie Hall”で実現した再会セッションを収めたアルバムで、テテ・モントリュー、ニールス・ペデルセン、アート・テイラーという彼らにとっては初共演となる強力なリズム・セクションをバックにふたりの熱いプレイが繰り広げられています。「Sophisticated Lady」と「In Walked Bud」を除くと彼らの共演録音は他に残されていません。グリフィンをフィーチャーした「Sophisticated Lady」とロックジョウのショーケース「I Can't Get Started」というふたつのバラード演奏も絶品です!

(原盤CD / N.77046) (LP / N.78046)


【収録曲】
CD 1
1. C Jam Blues (7:50)
2. On Green Dolphin Stree (16:22)
3. Sophisticated Lady(13:54)
4. In Walked Bud(11:59)

CD2
1. I Can't Get Started (5:47)
2. Stomping At The Savoy (15:49)
3. Funky Flute (21:27)

【メンバー】
Johnny Griffin(sax), Eddie „Lockjaw“ Davis(sax), Tete Montoliu(p), Nils-Henning Orsted_Petersen(b), Art Taylo(ds)


タイムレス・オールスターズ / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1982

オランダのジャズ・プロモーターWim Wigtによって設立されたTimelessレーベル。そのレーベルを代表するミュージシャンたちを集めて結成された特別なグループ“Timeless All Stars”。全員の充実のソロが聴ける1982 年ハンブルグでのライヴ録音!

オランダのジャズ・プロモーターWim Wigtが1970年代後半に設立したTimelessレーベルは、アート・ブレイキーやマッコイ・タイナー、ファラオ・サンダース、シダー・ウォルトンなどの米国人ミュージシャンを続々とレコーディングして不動の地位を築きました。そして、このレーベルを代表するミュージシャンたちを集めて80 年代初頭に結成された特別なグループがこの“Timeless All Stars”でした。メンバーは、当時オールスター・ジャズ・メッセンジャーズや再編されたジャズテットなどで活躍していたカーティス・フラー、60 年代後半以降しばしば共演を重ねてきたハロルド・ランドとボビー・ハッチャーソン、そしてフラーとはジャズテットやジャズ・メッセンジャーズで同胞だったシダー・ウォルトン、シダーのグループ“Eastern Rebelion”のメンバーであるバスター・ウィリアムズとビリー・ヒギンズという顔ぶれ。

このグループは必要に応じて召集され、82 年4 月には『It's Timeless』、翌年には『Timeless Heart』をTimeless レーベルに録音。その後は86 年に『Essense』を発表し、90 年にトロンボーンのみがスティーヴ・ターレに代わった6 人で『Time For The Timeless All Stars』を録音します。これまでは以上の4 作のみでしたが、ここで、オリジナル・メンバーによる演奏が新たに発掘されました。

82 年4 月5 日のライヴで、この録音は、最初のアルバム『It's Timeless』に先立つ録音。収録曲は4 曲で、そのうちの「My Foolish Heart」と「Clockwise」は『It's Timeless』でも聴くことのできたレパートリー。一方、他の2 曲は、このグループによる録音が他にありません。ボビー・ハッチャーソンをフィーチャーしたバラード「My Foolish~」が15 分ほどの演奏である他はいずれも20 分前後で、全員の充実したソロをたっぷり楽しめます。

(原盤CD / N.77063) (LP / N.78063)


【収録曲】
1. Tokudo (19:18)
2. My foolish heart (14:38)
3. Clockwise (20:32)
4. Mapenzi (20:52)

【メンバー】
Curtis Fuller(tb), Harold Land(ts), Cedar Walton(p), Bobby Hutcherson(vib), Buster Williams(b), Billy Higggins(ds)


エスター・フィリップス / オンケル・ポー・カーネギー・ホール-ハンブルグ 1978

エスター・フィリップスの最高にグルーヴィーなライヴ2枚組。アーシーでソウルフルなヴォーカルでオーディエンスも大興奮!ブッカー・T、ギャンブル・アンド・ハフ、そして、ラストはダイナの“恋は異なもの”。バンド/会場との一体感もたまりません!

エスター・フィリップスは数多くのヒットを放ったアトランティックを離れて1972 年にKUDU へ移籍、ここでもソウルフルでありながら洗練されたサウンドをバックに次々と傑作を生み出していきましたが、1977 年にはさらにマーキュリーへと移りました。

これはマーキュリー時代のパフォーマンスで、エスターが彼女本来のアーシーでグルーヴィなヴォーカルを全編にわたって披露した興奮のパフォーマンス。 ブッカー・Tの「I've Never Found A Man」から、グルーヴしまくるリズムに乗って、ノリノリ!小気味いいギター・カッティング、ファンキーかつスタイリッシュなピアノのブロック・コードをバックにして、エスター・フィリップスのヴォーカルも超高テンション!ほか、フィリーソウルの大ヒットメーカー/プロデューサー・チーム、ギャンブル・アンド・ハフによる「One Night Affair」でのキャッチーなソウル・グルーヴあり、名曲「Stormy Weather」「Cherry Red]でのアーシー&ブルージーな歌唱あり、会場も曲ごとのフィールに乗って最高の盛り上がり!そして、ラストは「恋は異なもの」!大きな影響を受けたダイナ・ワシントンのレパートリーを歌ってエスター自身の大ヒット曲となったこの曲で会場は指笛あり、手拍子あり、歓声が飛び交ってアドレナリンも出まくりの最高潮!MCやメンバー紹介まで、完璧なパフォーマンスを聴かせます!

ダイナやダイナに影響を受けたナンシー・ウィルソン、マリーナ・ショウなどをさらにアーシーでソウルフルにしたようなエスターのスタイルは、ライヴでこそ完璧に楽しむことができるもの。多彩なレパートリーで聴く者を楽しませるこのライヴには、そんな彼女
の魅力がぎっしり詰まっています。

(原盤CD / N.77047) (LP / N.78047)


【収録曲】
CD 1
1. I've Never Found A Man (Booker T Jones, Eddie Lee Floyd, Alvertis Isbell) (5:40)
2. Man Ain't Ready (Obi Jessie) (3:52)
3. The Blues (Esther Phillips) (18:24)
4. Native New Yorker (Sandy Linzer, Denny Randell) (12:29)

CD 2
1. One Night Affair (Kenneth „Kenny“ Gamble, A. Leon Huff) (4:51)
2. Stormy Weather (Harold Arlen, Theodore „Ted“ Koehler) (8:43)
3. MS (David L. Oliver, Ruth Robinson) (6:13)
4. Cherry Red (Peter Johnson, Joseph Vernon "Big Joe" Turner) (12:15)
5. What A Difference A Day Makes (Maria Grever, Maria Grever, Stanley Adams) (12:58)
(録音) 1978年11月11日 ドイツハンブルグ オンケル・ポー・カーネギー・ホール(全曲初登場発掘音源)

【メンバー】
Esther Phillips(vo), Henry Cain(p), Wes Blackman(g) , Bill Upchurch(b), James Levi(ds)