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DUTTONのSACD化シリーズ~ラインスドルフのコルンゴルト:歌劇“死の都”(ステレオ/マルチチャンネル)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2020年07月02日 12:00

 ラインスドルフの死の都

誰しも共感できるストーリーと、
親しみやすいメロディーをもつ《死の都》
ラインスドルフによる決定盤が初SACDハイブリッド化!

戦前のドイツやオーストリアで、コルンゴルト(1897~1957)は「ドイツのプッチーニ」と呼ばれていました。聴く者の胸を打つ、甘美なメロディーを生み出す才能を持っており、大きな人気を博していました。コルンドルトは早熟の天才で、《死の都》はわずか22歳のときに作曲したもの。しかもその前に2つのオペラを作曲して大成功を収め、プッチーニ本人に絶賛されました。その後、ミュージカルや映画音楽を手掛けるようになり、ウィーンとハリウッドを往復する生活を送ります。ところが1938年、ナチスによりオーストリアがドイツに併合されると、ユダヤ系だったコルンゴルトはアメリカに亡命。映画音楽でアカデミー賞を得るなど活躍します。戦後、クラシックの作曲家としてウィーンへ戻りますが、戦前のブームは去っており、傷心のコルンゴルトはハリウッドに帰ります。そして1957年、脳溢血のため60年の生涯を閉じました。

《死の都》のストーリーは次のようなものです。主人公は最愛の妻マリーを失ったパウル。マリーを忘れられないパウルは、彼女によく似た若く美しいダンサー、マリエッタと出会います。マリエッタはパウルの興味を引くために、魅惑的な歌や踊りを披露します(有名なアリア「マリエッタの歌」)。マリーとマリエッタの間で揺れ動くパウルは、遂にマリエッタを殺してしまいます。すると夜は開け、パウルは全てが夢だったことに気づきます。妻の死の悲しみを乗り越え、自らは生き続けようと決意します。

このように、《死の都》に描かれるのは、悲しみを克服していく主人公の姿です。人生における愛する人の死は、誰しも経験することであり、誰しも共感できることと思います。そして、このストーリーをコルンゴルトのこの上なく美しい音楽が彩ってゆきます。

1975年録音の当アルバムは、ネブレット、コロ、プライといった1970年代のスター歌手を揃え、ウィーン出身の巨匠ラインスドルフ(1912~1993)の緻密を極めたアプローチにより、このオペラの復活を決定づけた記念碑的な名盤です。

このSACDハイブリッド盤はソニー・クラシカルから音源をライセンスし、英ダットンが発売するもので、SACD層にはステレオ音声に加え、マルチチャンネル音声が4チャンネル(QUADRAOHINIC)で収録されています。何れもオリジナル・アナログマスターからレーベル社主のマイケル・J.ダットンがリマスターしたものです。LPレコード時代に一世を風靡した4チャンネル・ステレオ録音の音場を、ぜひSACDのマルチチャンネルでご体感ください!
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

【曲目】
コルンゴルト:歌劇「死の都」(全曲)
【演奏】
パウル:ルネ・コロ(テノール)
マリエッタ/マリー:キャロル・ネブレット(ソプラノ)
フランク:ベンジャミン・ラクソン(バリトン)
ブリギッタ:ローゼ・ヴァーゲマン(メッゾ・ソプラノ)
フリッツ:ヘルマン・プライ(バリトン)
ユリエッテ:ガブリエーレ・フックス(ソプラノ)
リュシエンヌ:パトリシア・クラーク(ソプラノ)
ガストン/ヴィクトリン:アントン・デ・リッター(テノール)
アルバート伯爵:ヴィリー・ブロックマイヤー(テノール)
ミュンヘン放送管弦楽団・バイエルン放送合唱団
テルツ少年合唱団
指揮エーリヒ・ラインスドルフ
【録音】
1975年6月、ミュンヘン、バイエルン放送局コンサートホール
【オリジナルLP】
米RCA ARL3-1199 (1975) STEREO/ARD3-1199 QUADRAOHINIC