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Harry Roesli(ハリー・ロエスリ)|インドネシア伝説のSSWのアルバム2作『Philosophy Gang』『Ken Arok』が復刻

1973年リリースのサイケ/プログレッシヴ・ロックの名盤『Philosophy Gang』と、伝説のロック・オペラ作品『Ken Arok』が登場。


Philosophy Gang

Harry Roesli(ハリー・ロエスリ)『Philosophy Gang』

2017年に一度限定でリイシューされた1973年リリースのインドネシア産サイケ/プログレッシヴ・ロックの名盤が再登場しました!本作は英米サイケ/プログレ界も大注目した幻中の幻の名盤で、入手困難な状況が続く中、誰もが躍起になって探したという超強力作品です。オリジナルはなんと3万以上の高値で取引されていたこともあるというこの大人気盤。是非この機会にご入手ください!

インドネシア伝説のSSWハリー・ルスリ(1951-2004)は有名作家マラー・ルスリの孫として西ジャワ州で生まれ、このアルバム・リリース当時はバンドン工科大学の航空工学科に在学中。同時に、作家/俳優/ミュージシャンのレミー・シラド、インドネシア現代音楽の父とも言われるスラムット・アブドゥル・シュークルに師事していました。自身のバンド、ザ・ギャング・オヴ・ハリー・ルスリを率いてのデビュー・アルバムとなった本作は、発売早々大きな話題を呼んだのみならず、今現在もインドネシア・ロック・シーンにおける超重要作として広く認識されています。

メンバーはリード・ヴォーカル/アクースティック・ギター/ベース/パーカッションのルスリを筆頭に、リード・ギター/ヴォーカル/パーカッションのアルバート・ワルネリン、ハーモニカ/パーカッション/ヴォーカルのハリー・ポチャン、アクースティック・ギターのダダン・ラティフ、ピアノ/オルガン/パーカッションのインドラ・リヴァイ、そしてドラムズ/パーカッションのジャント・スジョノからなる6人編成。メンバーそれぞれのミュージシャン・シップの高さにも注目したいところです。

サウンド面は60年代後期のフランク・ザッパを思わせるようなプログ・ファンク・ロック・ナンバーあり、ブラジリアン・サイケ・フォークの鬼才ルーラ・コルテス風のヴォーカル・ハーモニーが最高に美しいアクースティック・ナンバーあり、ハーモニカがフィーチャーされた骨太なブルース・ロック・ナンバーありとヴァラエティ豊かな上、それぞれの完成度も素晴らしいものばかり。オリジナル・リリースより36年後に当たる2009年、ローリング・ストーン・インドネシアは本作収録の「Malaria」を〈インドネシア史上最高の曲〉のうちの一曲として選出しているということを見てみても、時代性を超えた普及の名曲揃いであるということが言えます。

スリップ・ケース付き、詳細な解説(インドネシア語)と全曲の歌詞、貴重な写真も掲載されたブックレットも同梱。70年代サイケ/プログ・ロック・ファンの方は必携、ブラジル60年代末期のトロピカリアがお好きな方にも強くお勧めします!


・輸入盤:国内流通仕様CD(日本語による説明をつけた帯付き。日本語解説は同封しておりません。)


【収録曲】
1. Peackock Dog
2. Roda Angin
3. Don’t Talk About Freedom
4. Borobudur
5. Imagine (Blind)
6. Malaria
7. Roses


Ken Arok

Harry Roesli(ハリー・ロエスリ)『Ken Arok』

ハリー・ルスリがザ・フーの『トミー』(1969)に触発されて1977年に制作したロック・オペラ作品がコチラ!一曲20分以上全2曲という超大作ですが、とにかくサウンド面ではファンク、プログ・ロック、ブルース、フォークはじめ実に多様なアイディアが起用されており、まるで中だるみゼロ!彼の天才ぶりを思い知らされる一枚でもあります。キャッチーで耳馴染みいいサウンドがその大半を占めながらも、時折顔をのぞかせるトイ・ピアノやクイーカのような音で彩られる実験的なサウンドが何とも言えず良いスパイスに!ブックレットには全歌詞も掲載されていますので、インドネシア語がご堪能な方は文学にも精通していたルスリ書き下ろしの壮大な物語を是非追ってみてください。


・輸入盤:国内流通仕様CD(日本語による説明をつけた帯付き。日本語解説は同封しておりません。)


【収録曲】
1. Babak 1
2. Babak 2