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O.K. Jazz(オーケー・ジャズ)|O.K.ジャズ楽団と名歌手たちが残したボレロ曲だけをまとめたというコンピ『Pas Un Pas Sans - The Boleros Of O.K. Jazz 1957-77』が名門〈PLANET ILUNGA〉より登場

O.K. Jazz(オーケー・ジャズ『Pas Un Pas Sans - The Boleros Of O.K. Jazz 1957-77』

これは極上! 世界中のアフリカ音楽ファンに注目されるベルギーのレーベル、プラネット・イルンガの新作は「コンゴ音楽の王様」フランコ率いる O.K.ジャズ楽団と名歌手たちが残したボレロ曲だけをまとめたというコンピレーション! 芳醇にしてとろけるようにスイートな音楽たち。とろけます!

ラテンのセンティメントを伝えるスロウテンポの音楽スタイル=ボレロ。19世紀後半にキューバで生まれたこの音楽スタイルの王様ともいえるのが、フランコ率いるO.K.ジャズオーケストラだろう。主にフランコとヴィッキー、またムジョス、シマロ、クワミといったアーティストの場合もあるが、40年近い歴史のなかで多くの美しいボレロ曲が作曲・録音された。ボレロこそがフランコの魂のもっとも深い部分を伝える最適なスタイルであり、ヴィッキーの艶やかな歌声、そしてフランコの息をのむような繊細かつドラマティックなギターで、ボレロという音楽が持つ本質をとらえたのである。

にも拘わらず DJ ユースでないためか、O.K.ジャズのボレロ曲だけを集めたコンピはこれまでになかった。世界でもっともスイートといってもいい楽曲は聴くだけで恍惚ものだが、今回のコンピもこれまで同様に 32P のブックレットには貴重な資料も掲載。年代順に並べられた 2LP を聴くことで、そのスタイルの変遷も体感できる仕様になっている。アフリカ音楽ファン、ポピュラーミュージック・ファンはもちろん、ギター好き、楽園音楽好きにも是非聴いてもらいたい作品だ。

輸入盤LP


【収録曲】
Disc 1
A1. Kenge Okeyi Elaka Te (Franco – Loningisa 204) (1957)
A2. Nakobeta Yo Mabe (Franco - Loningisa 305) (1961)
A3. Pa Roger Na Doli (Franco – Surboum African Jazz O.K. 03) 1961
A4. Godo Pauline (Kwamy – Surboum African Jazz O.K. 19) (1961)
A5. Bobongisa Congo (Franco – Surboum African Jazz O.K. 36) (1961)
A6. Cherie Maite (Isaac - Surboum African Jazz O.K. 63) (1962)
A7. Bazuki Batunaki Ngai (Franco – Cefa 207) (1962)
B1. Nakopesa Yo Etumbu (Kwamy – Cefa 208) (1962)
B2. Ngai Oyo Lia Ngai (Franco – Cefa 250) (1963)
B3. Da Da De Tu Amor (Franco – CEFA 252) (1963)
B4. Yeba Nameki Komeka (Vicky – CEFA 262) (1964)
B5. Biloko Bimati Ntalo (Franco – Pathe EG 763) (1964)
B6. Niongo Na Yo Nakofuta (Franco – Pathe EG 812) (1965)
B7. Mosika Okeyi Zonga Noki (Franco - Pathé EG 947) (1966)

Disc 2
C1. Veronica (Edo – Pathe EG 958) (1966)
C2. Pas un Pas Sans Bata (Franco – Bata Tropical) (1966)
C3. Coco Babengi Ngai Poison (Vicky - Boma Bango 34) (1967)
C4. Si Vous Passez Par La (Arrangement O.K. Jazz – Pathe PF 11.541) (1968)
C5. Tembe Ezali Mabe (Franco – Pathe PF 11.564) (1968)
C6. Ngai Tembe Eleka Ngai (Franco – Pathe PF 11.587) (1968)
D1. En Memoire De Bavon (Vicky – Pathe 2C 006 - 15.112 M) (1970)
D2. B.S.K (Lo-Kanga Lwa-Djo Pene Lwambo Makiadi - Editions Populaires 120) (1973)
D3. Tolinganaki Toboyanaki (Franco – Editions Populaires 041) (1977)
D4. Je T’attends (Franco - Pathé EG 930) (1965)


〈PLANET ILUNGA〉リリース作品

O.K. Jazz / Loningisa Years 1956-61

「コンゴ音楽の王様」ことフランコ率いる O.K.JAZZ が 1956-61 年に残した SP を高音質でコンパイルした全人類必携の 2LP !

1956-61年のあいだに ロニンギサ・レーベルに残した O.K. JAZZ の最初期音源で、これまで一度も復刻されていなかった SP からの音源を全 32曲収録。選ばれた楽曲の音楽的な素晴らしさはもちろん、特筆すべきはその音質の良さで、フランコと O.K.JAZZ の面々が当時推し進めたコンゴ音楽ひいてはアフリカ音楽の革新的な試みの数々が目の前で甦るようです。40ページにわたるブックレットでは当時の O.K. JAZZ についての英文解説や貴重な写真もたっぷり掲載。リリース当時からアフリカ音楽ファンのみならず多くのポピュラー音楽ファンの間で話題となったマスターピースともいえるタイトルにも拘わらず、しばらく入手困難になり一部オークションでは定価の倍程度で取引されていたました。お値段もややお安くなりましたので、この機会に絶対に手に入れていただきたい一枚です。

*Total running time: 93:25
*Comes with a 40-page booklet (in English)
*Full artwork gatefold album cover
*180 gram vinyl
*Restored and remastered tracks

輸入盤LP


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Franco & OK Jazz / La Rumba De Mi Vida

世界中のアフリカ音楽ファンに注目されるベルギーのレーベル、プラネット・イルンガの新作は「コンゴ音楽の王様」フランコ率いる O.K.ジャズ楽団の 60年代~70年代初頭までの音源を 2枚組 LP にコンパイル!

ベルギーのレーベル「Planet Ilunga」がフランコ楽団による 1956-61 年の貴重音源を復刻し、世界中のアフリカ音楽ファン、ポピュラーミュージック・ファンを歓喜させたのが 2017年。それから約3年、ふたたび同楽団をテーマに編まれたコンピレーションが本作である。

今回はさらに時代が進んで 60年代から 70年代初頭の音源を収録。フランコを筆頭とするコンゴ民主共和国の音楽家達がもっとも革新的だった時期であり、音楽的アイデンティティを確立し、西・中央アフリカの音楽シーン全体をリードしていた時期であるが、本作はそんなアフリカ音楽の最重要期ともいえる年代に録音されたフランコ楽団の音源を、レコードの各面ごとにテーマを設けてコンパイルしている。SIDE-A は 70年代初頭にフランコが設立した自身のレーベル「Editions Populaires」の音源で構成。自身の楽団のすべてをフランコがコントロールしていた時期であり、同時にアコースティック・ギターに回帰したバンド・アンサンブルに没頭、またルンバ第一世代ともいえるミュージシャンとのコラボレーションに熱心だった時期だ。SIDE-B ではフランコ楽団がベルギーのブリュッセルにあった「African」レーベルで行った60年代の初海外録音を収録。SIDE-C では楽団のルーツが垣間見えるジャズやキューバ音楽のユニークなカバーを、そして SIDE-D では広大なコンゴのフォークロアに根差した楽曲、またリンガラ語以外での作曲にチャレンジした音源を収録するなど、多角的にフランコ楽団の音楽性にフォーカスしている。

今回も 180 G重要盤にゲートフォールド・スリーヴ、英語/仏語の詳細なライナーノーツ、貴重フォト満載というこの上ない作り。アフリカ音楽ファンはもちろん、全てのポピュラー・ミュージック・ファン必携の作品と言えるだろう。

* Double LP (vinyl-only): 23 tracks
* Gatefold sleeve with many photo’s and extensive liner notes in EN + FR
* 180 gram vinyl
* Limited and numbered release
* Artwork: Pierre Huyghebaert & Sophie Boiron (Specu uloos)
* Studio engineers: Pieter de Wagter (Equus) and Michael Kuhn (Dubplates & Mastering)

輸入盤LP


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Docteur Nico / Dieu De La Guitare

今世界中のアフリカ音楽ファンに注目されているベルギーのレーベル、プラネット・イルンガの新作は、アフリカン・ギターの第一人者ドクチュール・ニコ!

これは嬉しいですね。その変幻自在のギターを軸にしたバンド・アンサンブルでコンゴ音楽ひいてはアフリカ音楽全体を大きく進化させたニコ。ハワイ音楽のごとくスライド・ギターも駆使した楽園感溢れるアンサンブルはいつ聴いても極上、脳みそとろけますよ。SP 音源から 7inch 音源までを使用しているそうですが、しっかりとリマスターされ例のごとく音質もよさそう。限定、ナンバリングありという仕様もナイスでこの冬一番の注目作と言っても過言ではありません!! 20世紀に生まれた音楽のなかでも最上の部類に入る音楽を是非レコードで!

輸入盤LP


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V.A. / Joseph Kabasele & The Creation Of Surboum African Jazz

コンゴ民主共和国 (旧ザイール) の稀少音源をこだわりぬいた装丁+良音質で復刻し、世界中のアフリカ音楽ファンから注目を集めるベルギーのレーベル、プラネット・イルンガの 2021年新作は、グラン・カレによって設立されたレーベルで、コンゴ人によって設立された初のコンゴ音楽レーベル「Surboum African Jazz」! マヌ・ディバンゴの最初期音源を含む超レア 29曲を 180グラム重量盤2枚組で収録。英仏語による 32Pのブックレット付!

コンゴ人によって設立された最初のコンゴの音楽レーベルであり、史上最高の歌手であるグラン・カレことジョセフ・カバセレが所有・管理していた Surboum African Jazz 。主にベルギーのブリュッセルで録音された 1960年から 63年にかけての同レーベルのカタログは、グラン・カレのバンドであるアフリカン・ジャズの様々な編成によるものが中心となっている。1961年と1962年にはドクトゥール・ニコ、デショー、ロシュロー、マヌ・ディバンゴなどなど、目もくらむようなメンバーを擁していたこのドリームチームは、この期間だけで少なくとも 212曲をリリース。次に多いのはフランコのバンド O.K.JAZZ で少なくとも 136曲をリリースしている。次に多いのがマヌ・ディバンゴで、さまざまな編成で少なくとも 34曲をリリースしていて、マヌのデビュー曲もここに含まれている。今回のコンピレーションはアフリカン・ジャズが 1961年と 1962年に録音した曲の中からオリジナルの曲をチョイス。と同時にレーベルの多様性と普遍的な哲学を示すために、最終的なセレクションにはディバンゴのバンドの曲もいくつか収録している。

レーベルの全貌を紹介する32ページの大判ブックレットには、1960年の冬から春にかけてベルギー、フランス、オランダで行われたアフリカン・ジャズの大規模なツアー「Table Ronde」について、アラン・ブレイン(The Rumba Kingsのディレクター)が未発表の情報と写真を交えて書いた文章を収録。アランの長年の研究を、コンゴの作家・学者であるマンダ・チェブワとの共同作業を経てさらに発展させた集大成ともいえる文章になっているとのこと。さらに1961年と1962年にブリュッセルで行われたレコーディングツアーの詳細な記録や、レーベル「Surboum African Jazz」のディスコグラフィー、コンゴ人が設立した初のコンゴ音楽レーベルに対するコンゴ人コミュニティの多くの証言も掲載と至れり尽くせり。

そして何より収録された楽曲の素晴らしさときたら圧巻だ。ラテン音楽、ジャズを独自に吸収し昇華した濃密でまろやかなアンサンブルは、20世紀に生まれた最高のポピュラーミュージックの一つ。アフリカ音楽ファンはもちろん、全ての音楽ファンに推薦したい世界遺産級のアンソロジーだ。

輸入盤LP