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イム・ドンヒョク/ショパン: 華麗なる変奏曲、24の前奏曲、他(アナログLP2枚組)

イム・ドンヒョク

1曲1曲の中に広がる無限の世界を切り開いたイム・ドンヒョクのショパン・アルバムを、180gアナログ2枚組LP盤で数量限定生産

2001年ロン=ティボー・コンクールで1位、2010年にはショパン・コンクールで第3位を獲得したイム・ドンヒョク。『稀に見る最高の資質をそなえた若い音楽家の登場だ。既に成熟し、傑出した貫禄を兼ね備え、同時に選ばれた者だけが持つ品格を漂わせている。…卓抜した才能…表現力の豊かさ、真摯さ、威厳、そして簡素さの狭間を自在に行き来する。』(仏「ディアパゾン」誌)。『本物の音楽が生まれるときに放つ眩い光を、彼は内包している。詩情と明朗闊達さが絶妙なバランスで保たれ、それによって全ての演奏に流麗さが生まれる。…もはや過去の「巨匠」たちとは比べまい。その演奏の美と、容易さと自然に、私は跪く。(英「BBCミュージック・マガジン」誌)』と高評価を得ています。
1984年、韓国・ソウル生まれ。韓国国立音楽院で学んだのち、モスクワ中央音楽学校およびモクスワ国立チャイコフスキー音楽学校で研鑽。レフ・ナウモフに師事。2005年、ハノーファー音楽大学を卒業。その後はアメリカに活動の拠点を移し、ジュリアード音楽院にてエマニュエル・アックスに師事。2000年にはブゾーニ国際ピアノコンクールに入賞。2000年浜松国際ピアノコンクールにて第2位。2001年ロン=ティボー国際ピアノコンクールでプルミエ・グランプリ(優勝)を獲得。2010年10月には、ショパン国際ピアノコンクールで第3位に輝き、韓国人として史上最高位であるとして更なる国際的注目を浴びるようになりました。
彼の「ショパン:前奏曲」は、2005年のショパン・コンクールに入賞した際の演奏もすばらしいものでしたが、この録音の約10年という年月を経て再び聴く前奏曲は格段の輝きを帯び、一層の表現力を備えた堂々たるものです。短い1曲1曲の中に広がる無限の世界と、硬軟使い分けた研ぎ澄まされたタッチには脱帽です。また冒頭に置かれた変奏曲は、ショパンの若書きの作品でありあまり演奏される機会のないものですが、実はこんなに面白い曲であるということを再認識するにふさわしい名演です。そして「子守歌」と「舟歌」には夢幻的な世界の広がりがあります。このアルバムを、180gアナログLP盤として数量限定生産で発売。
(ワーナーミュージック)

【曲目】
ショパン:
《SideA》華麗なる変奏曲 変ロ長調Op.12
《SideB》24の前奏曲Op.28~ 第1~14曲
《SideC》24の前奏曲Op.28~ 第15~24曲
《SideD》子守歌 変ニ長調Op.57, 舟歌 嬰ヘ長調Op.60

【演奏】
イム・ドンヒョク(ピアノ)

【録音】
2015年3月
ロンドン、ヘンリーウッド・ホール

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2022年12月09日 12:00