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ハンスイェルク・アルブレヒトが弾く『オルガン編曲によるブルックナーの交響曲全集』第7弾は交響曲第6番!


[OehmsClassics 公式チャンネルより]

2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第7弾です。
このシリーズは指揮者クリス ティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。

交響曲第6番はブルックナーの交響曲としてはコンパクトですが、他の交響曲にはみられないほどの実験的な姿勢が表れており、作曲者自ら「最も大胆なもの」と呼んだそうです。このアルバムではバーゼルで学び同地のオルガニストとして活躍するエベルハルト・クロッツによるオルガン編曲版で収録。
ブルックナーが第6番を作曲中に訪れて演奏会を行ったルツェルンのホーフ教会のオルガンで収録を行うという凝りようにも注目です。
このオルガンは1648年に建造された歴史的な楽器で、創建当時は世界最大重量のパイプを備える壮麗なものでした。
1651年には雷の音を模した「サンダーパイプ」(同種のものとしては世界最古)が付けられ、更に1862年にオルガン製作家のフリードリヒ・ハースが拡張工事を行った際に雨の音を奏でる「レインマシン」の新機能を付け加えました。
これが信じられないほどにリアルな響きをもたらしたため、実際にこの音を教会で聴いた人は思わず傘を開いたほどだったと伝えられます。
ハンスイェルク・アルブレヒトの「アルプスの祝福、雷と雨のマシン」はこの特別なオルガンへのトリビュートです。アルブレヒトは他にも2曲の「エクアーレ」を編曲して収録。

このシリーズではブルックナーの音楽にインスパイアされた新作オルガン曲を委嘱しています。
今回はイタリア出身でバーゼルで学んだアンドレア・ロレンツォ・スカルタッツィーニの「ブルックナーブルーメ」を収録。ブルーメは「花」や、ワインの「香」も意味します。
交響曲第6番第1楽章の第2主題を題材とした作品で、後に続く交響曲本体への輝かしい前奏となっています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
1. ブルックナー:
エクアーレ第1番 ハ短調 WAB 114(1847)
(原曲:トロンボーン三重奏、ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)

2. ハンスイェルク・アルブレヒト(1972-):
Batruef (Alpsegen)、Donner & Regenmaschine アルプスの祝福、雷と雨のマシン

3. ブルックナー:
エクアーレ第2番 ハ短調 WAB 149(1847)
(原曲:トロンボーン三重奏、ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)

4. アンドレア・ロレンツォ・スカルタッツィーニ(1971-):
Brucknerblume ブルックナーブルーメ
- Fenster zu Bruckners 6. Sinfonie (2022)

ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 WAB 106(1879-1881)
(エベルハルト・クロッツによるオルガン編)
5. I. Maestoso
6. II. Adagio. Sehr feierlich
7. III. Scherzo. Nicht schnell - Trio. Langsam
8. IV. Bewegt, doch nicht zu schnell

【演奏】
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)

【録音】
2022年10月25-29日
ホーフ教会、ルツェルン(スイス)

総収録時間:69'37"


ブルックナー

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年02月10日 00:00