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ハンスイェルク・アルブレヒトが弾く『オルガン編曲によるブルックナーの交響曲全集』第8弾は交響曲第7番!


[OehmsClassics 公式チャンネルより]

2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第8弾です。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。

番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ第7番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回は第7番初演の地ライプツィヒでの収録です。
オルガン編曲はシリーズの常連エルヴィン・ホルン。前半2楽章は美しく息の長い旋律に満ちていますが、第1楽章では壮大さよりも敬虔さを、ワーグナー追悼が込められた第2楽章では詠嘆よりも瞑想や祈りを強く感じさせます。スケルツォの迫力と、対位法的に手の込んだフィナーレは、前半とは違ったオルガンの特性が活かされたダイナミックな演奏。録音会場となったのは、1981年に落成したホールに備えられた6638本のパイプを持つポツダム・シュッケ社のパイプオルガン(東ドイツ時代に作られた最大のオルガン)で、その壮麗な響きも聴きどころです。

このシリーズでは「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称して、ブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作も収録しています(Vol.5では収録時間の関係で配信のみ)。ここではVol.0とVol.4にも登場したドイツの作曲家フィリップ・マインツによるコラール前奏曲「テ・デウム」を収録。交響曲第7番の素材を用いた重厚な作品です。最初に置かれた前奏曲は1884年の作品。ブルックナーがワーグナー没後1周年のバイロイト音楽祭に赴いた際、意気投合したペルクの革職人ディルンハーファーの依頼により作曲された27小節の短いオルガン曲で、ハ長調に基づきつつ半音階の使用が目立つワーグナー風の音楽です。
(ナクソス・ジャパン)

『アントン・ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 7』
【曲目】
1. アントン・ブルックナー(1824-1896):前奏曲 ハ長調 WAB129「ペルク前奏曲」(1884)

2. フィリップ・マインツ(1977-):コラール前奏曲 第40番「テ・デウム」 - 独奏オルガンのための(2023)

3-6.アントン・ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB107(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
3. I. Allegro Moderato
4. II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam
5. III. Scherzo. Sehr schnell
6. IV. Finale. Bewegt, doch nicht schnell

【演奏】
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)

【録音】
2023年6月21-25日、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ(ドイツ)

総収録時間:74分

アントン・ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集シリーズはこちら




『アントン・ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 7』

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月09日 00:00