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〈タワレコ限定・高音質〉ムラヴィンスキー生誕120年記念企画/ショスタコーヴィチ:交響曲集(第5,10,12番)他(SACDハイブリッド3枚組)

ムラヴィンスキー

タワーレコード・オリジナル企画盤
VICTOR x TOWER RECORDS
ムラヴィンスキー生誕120年記念企画 (全3回)
JVCデジタルK2HD SACD化企画第3弾 世界初SACD化
ムラヴィンスキー音源復刻 最終第3回 1タイトル
SACDハイブリッド 「原音を追求したK2HDマスタリング」


ゴステレラジオ収録の貴重なライヴ音源を最新マスタリングで初SACD化!最終第3弾。マスター音源を新規でK2HDによりCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートし原音の追求を図りました

ショスタコーヴィチ:交響曲集(第5,10,12番)、グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲、他+リハーサル(3枚組)
以上、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル
<仕様>:SACDハイブリッド、マルチケース仕様、盤面緑色仕様。一部モノラル録音(詩の朗読)


平林直哉氏による新規序文解説と、1989年初出時の各筆者による解説も復刻
永久保存盤  税込 6,600円(3枚組)
音源:ビクターエンタテインメント
マスタリング・エンジニア:山崎和重氏(FLAIR MASTERING WORKS)
2023年12月13日(水)リリース予定

企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

ムラヴィンスキーの生誕120年(2023年)記念企画としまして、ゴステレラジオ音源の一連のライヴを3回に分けて初SACD化音源として復刻します。今回は最終第3回目の発売として、神髄であるショスタコーヴィチの交響曲3曲他です。これらの交響曲3曲はいずれもムラヴィンスキーが初演した作品であり、音源が多い第5番を始めとして、ディスコグラフィ中でも重要な録音として位置づけられているものばかりです。うち2曲は音源として最後の年に当たる1984年の最晩年のものであり、3曲共に比較的状態の良いステレオ録音であることも重要でしょう。他、リハーサル音源や自作の詩の朗読、小品2曲を含む3枚組を、当シリーズを飾る最後の盤としてリリースします。ゴステレラジオ音源の過去2回分、計4作で全てが揃いますので、合わせてお楽しみください。デジタル音源をも含む貴重な音源により、それまで聴くことができなかった演奏はどれも凄まじく、まさに事件と言っても良いくらいの衝撃をリスナーに与えたライヴです。これらの音源はデジタル音源としてのみ残されていましたが、この機会に、ビクター保有のマスター音源を使用しビクターが誇るK2の技術を用いて最新のアップコンバート&マスタリングを行い、遂に初のSACDとしてリリースします。
デジタル録音の音源に関して今回の復刻では、「K2」の技術を使い、CDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートすることで原音の追求を図りました。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じることができます。「K2」テクノロジー(K2HD)を用い、最新でマスタリングを行った上でSACDハイブリッド盤として新規で復刻します。「K2」技術と今回のマスタリングの詳細は、下記を参照ください。

■「K2」とは
日本ビクターとビクタースタジオが共同開発した音源デジタル化における高音質化情報処理技術です。
■「K2」の理念
「元の状態に戻す・復元する」「変質させない・オリジナルのまま」、この2つの指針に基づき、「アーティストの拘りの音をオリジナルのままに再現する」これが「K2」の理念です。
■22.05kHz以上の復元(失われた情報の復元)
音は多くの倍音により構成されており、その倍音はデジタル化で失われてしまいます。 「K2」は、失われた音楽情報を時間軸で解析し、デジタルマスターで失われた再生周波数22.05kHz以上の周波数を再現することにより、各楽器ごとの倍音の音色や、演奏者の表現を復元し、オリジナルマスターと同等の音楽表現を再現しています。
■本作独自のマスタリング
本作は、K2HDによりCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートし原音の追求を図りました。SACD層だけでなく、CD層でもその差を感じ取っていただけると思います。この企画のためにK2HDによりCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートし原音の追求を図りました。SACD層だけでなく、CD層でもその差を感じ取っていただけると思います。
マスタリング・エンジニア:山崎和重(FLAIR MASTERING WORKS)

ムラヴィンスキー

<過去2回発売分> ゴステレラジオ収録のムラヴィンスキーの貴重なライヴ音源を3回に分けて発売
第1回発売:11/15発売
・ベートーヴェン:交響曲集(第1,3,5-7番)、モーツァルト:交響曲曲第33,39番(3枚組)
・ブラームス:交響曲第2番、シューベルト:未完成、ウェーバー:オベロン序曲[1978年6月12,13日ウィーン・ライヴ]
第2回発売:11/29発売
・チャイコフスキー:交響曲5番、第6番「悲愴」、フランチェスカ・ダ・リミニ、他(2枚組)
・ワーグナー:ジークフリートの葬送行進曲、「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死+リハーサル、他

ムラヴィンスキー

ショスタコーヴィチ:交響曲集(第5,10,12番)、グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲、他+リハーサル」(2023年K2HDマスタリング)(SACDハイブリッド)
エフゲニー・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

[NCS88026/8 (3SACDハイブリッド) 6,600円(税込)]


【収録曲】
<DISC1>
1. ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 作品47
2. リヒャルト・ワーグナー 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲[リハーサル]
3. [ムラヴィンスキー肉声]ムラヴィンスキー、人生と自然を語る。(モノラル録音)
<DISC2>
4. ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番 ホ短調 作品93
<DISC3>
5. ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:交響曲 第12番 ニ短調 作品112 「1917年」
6. モデスト・ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチーナ」 前奏曲~モスクワ河の夜明け
7. ミハイル・グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
【演奏者】
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
【録音】
(1) 1984年4月4日、 (2) 1977年1月、 (3) 1973年3月、 (4) 1976年3月3日、
(5) 1984年4月30日、 (&)1983年3月19日、 (7) 1981年11月29日
Recording Engineer: Shugal
 *上記、エンジニアのファーストネームは資料に未記載
【マスタリング・エンジニア】
山崎和重(FLAIR Mastering Works)
【原盤】
ゴステレラジオ

ムラヴィンスキー生誕120年記念第3回発売。JVCデジタルK2HD SACD化企画第2弾!ゴステレラジオ収録の貴重なライヴ音源を最新マスタリングで初SACD化!最晩年のショスタコーヴィチと超絶「ルスランとリュドミラ」を含む小品集他を3枚組で収録。ビクター保有のデジタル・マスターよりK2HDマスタリングを用いて最新でSACD化!

 ムラヴィンスキー円熟の境地をSACDで再現!レニングラード放送局のテープ倉庫深く眠っていたムラヴィンスキーの専属エンジニア、シュガル氏秘蔵のマスター・テープから製品化が行われたのが1989年。'60年代から最後の収録記録となった1984年のショスタコーヴィチの第12番まで、それまで出ていなかった音源が突如発売され、リスナーに大きな衝撃を与えました。これらの音源はデジタルでしか保管されていませんでしたが、この機会に、マスター音源を使用してFLAIR Mastering works山崎和重によりビクターが誇るK2の技術を用いて最新でアップコンバート&マスタリングを行い、遂に初のSACDとしてリリースします。
第2回発売のチャイコフスキーの交響曲2曲他(NCS88023)とワーグナー(NCS88025) に続き、今回のゴステレラジオ音源のSACD化企画の最後を飾るショスタコーヴィチ他の3枚組を発売します。ご存じの通り、ショスタコーヴィチはムラヴィンスキーにとって最重要かつキャリアに大きな影響を生涯与え続けた作曲家であり、そのスタートは交響曲第5番の初演でした。ここに収められている3曲の交響曲は、いずれにムラヴィンスキーが初演をした作品であり、普段のレパートリーとして特に第5番は複数の音源が存在します(他に重要な作品は第8番もあり。尚、初演した第9番の音源はなし)。収録日は第10番を除いて最晩年に当たり、特に第12番は最後の音源となっただけにとりわけ重要な記録として位置づけられているものばかりですが、全てステレオであり録音状態もムラヴィンスキーの中では上位に当たりますので、1989年の初リリースからその稀少性は揺るぎないものがありました。第5番のムラヴィンスキーらしい緊張感ある引き締まった表情や、曲の背後を見通すかのような透徹した響きには魂が揺さぶられるようです。尚、録音日も1984年4月4日と、ほぼ最終に属します。第10番は同時期にあるメロディア盤がモノラルのため、この演奏のみステレオということでは貴重です。演奏も第5番に劣らず凝縮度の高いもので、特に第2楽章の速さと統一感、驚異的な合奏力は聴きものです。第12番は初演直後の1961年収録のメロディア盤も良く知られています(ムラヴィンスキーはこの曲を最後に、セッション収録をその後一切拒否しました)。この録音は左右の拡がりは狭いですがステレオ録音ということと演奏に漲るパッションが凄まじく、テンポも速めということもあって魅力的ですが、音質的な面ではこの最後の音源となった1984年4月30日の方に分があるでしょう。序奏は1961年盤より重々しく、この演奏以上にこの部分だけで強烈なインパクトを残す演奏はありません。主部のアレグロに入ってからは独壇場で、特に木管による高速パッセージなど、その完成度の高さと技術力には打ちのめされます。作品としては西側では色々と賛否両論がありますが、ムラヴィンスキーが最後に示したかったのは何だったのでしょうか。あくまで本質的には楽曲に語らせる強固な姿勢が示されているとは言え、第5番に通じる背景を考えさえられる演奏はこの他にはありません。
 ショスタコーヴィチ以外の曲では、DISC1にカップリングの「マイスタージンガー」は以前特典盤として収録されていたものです(「タンホイザー」序曲のリハーサルは第2回発売のワーグナーのアルバムに収録)。尚、この演奏はリハーサルとはなっていますが途中で演奏を止めての場面はなく、恐らく通しのゲネプロと思われます(本来であれば前述のワーグナーに収録すべきところ、収録時間の関係で分けてのカップリングとなりました。ご了解ください)。その後のムラヴィンスキー自身の詩の朗読音源は貴重です。そして、DISC3の「モスクワ河」と「ルスラン」も秀逸です。「ルスラン」はメロディア盤の凄まじい突進とほぼ同様に、鉄壁のアンサンブルが聴きもの。ライヴという制約のなかで、技術だけではなく、ここまで完成された音楽を披露できたムラヴィンスキーと、当時のレニングラード・フィルはまさに孤高でした。もしくはオーケストラの最高到達点のひとつと言って良いでしょう。その至高の演奏を、今回の企画ではマスターから再度見直し、現在の最高技術で新たにしたのが今回の復刻です。初期スペックのデジタル録音というハンデがありながらも、音楽的な面を損なわず、未来に残したい録音として仕上げました。ぜひその響きと音色を堪能ください。
 ムラヴィンスキーの演奏をもっと良い音、もっと良いバランスで聴きたかったというのは世界中のリスナーの心情です。それらの条件に合致する音源がいかに少ないかは周知の事実ですが、メロディアをはじめこれまでの音源ではバランスに難があった曲も多く、当時の姿を十分伝え切れていたとは言えません。これらの音源も完全に払拭できてはいませんが、今回、最新のマスタリングにおいてはマスターを重視しながら音楽的要素を従来以上に残すべく、細心の注意を払い復刻を行いました。この機会に、高音質化により少しでも往時のムラヴィンスキーの神髄に近づいた最良の音源を残したいと考えた次第です。
 ビクター保有のゴステレラジオ提供のマスターは、元々デジタルでのみ残されていました。そのため、今回のSACD化にあたっては2022年にフェドセーエフの一連の復刻の際に行ったビクターの「K2」テクノロジー(K2HD)を用い、最新のマスタリングを行った上でSACDハイブリッド盤として新規で復刻します。尚、ビクターでは市販盤として一度リマスター盤を発売していますが、今回の最新復刻では元のマスターに遡り、あらためて取り込みを行った上でマスタリングを行いました。「K2」の技術を使い、いくつか比較の上でCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートすることで原音の追求を図っています。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じることができます。
尚、解説書には初出時の各盤解説や曲目解説、各種写真(モノクロ)を掲載し、新規で来日時にムラヴィンスキーの実演に接した平林直哉氏による序文解説を収録しました。資料としての価値も高いです。また、ジャケットには初出時のデザインを、一部文字等を変更の上で使用しています。

※ タワーレコード限定販売。限定盤
※ SACDハイブリッド盤
※ 世界初SACD化
※ スリムケース仕様
※ 2023年最新マスタリング音源使用。 マスタリング・エンジニア:山崎和重氏(FLAIR MASTERING WORKS)
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(他のジャケット・デザインも解説書他に一部使用)
※ オリジナルマスターから起因するノイズ等がある場合がございますが、ご了承ください。
※ 3.のムラヴィンスキーの詩の日本語訳付
※ 解説書:平林 直哉氏(新規序文解説)、柴田 龍一氏、藤田 由之氏、金子 建志氏、森田 稔氏による初出時解説を再録、解説書合計38ページ

ムラヴィンスキー