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カルロス・クライバー『ドイツ・グラモフォン録音全集』(CD12枚組+BDA2枚組セット)

カルロス・クライバー

没後20周年記念。録音史における“最上級の宝物"、
孤高の天才指揮者のDG録音を集大成  CD12枚組+BDA2枚組セット


孤高の天才指揮者、ドイツ出身のカルロス・クライバーの没後20周年(7月13日)を記念して、ドイツ・グラモフォンに行われた全録音がまとめて発売されます。CD12枚組+BDA2枚組セット。セットのCDのうち3枚にベートーヴェン、ブラームスとシューベルトの交響曲、9枚に『魔弾の射手』『こうもり』『椿姫』『トリスタンとイゾルデ』の4つのオペラ全曲が収録されています。2枚のBDオーディオにはそれぞれCDすべてと同内容の録音が収められ、1枚が24ビットでマスタリングされたHDステレオ(『トリスタンとイゾルデ』のみ16ビット)、もう1枚がドルビーアトモスです。ヴェルディ『椿姫』、ウェーバー『魔弾の射手』、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の3つのオペラx全曲盤はドルビーアトモスでの初めてのリリースとなります。
クライバーは録音嫌いで、「プロデュースされていない録音はどれも良い録音だ」と述べたことがありますが、彼が行った録音はもちろん録音史において特別な存在です。ドイツ・グラモフォンはこの最もカリスマ的な指揮者に関われた幸運なレーベルでした。クライバーによるその特徴である知的な厳格さ、情熱、完璧主義に満ちた数少ない録音はDGカタログの中でも最上級の宝物です。2011年には100人の指揮者がクライバーを「史上最高の指揮者」として選出しました。ヘルベルト・フォン・カラヤンはその録音の少なさから、クライバーは冷蔵庫が空になった時だけ指揮をするとよく冗談を言っていました。
「細部までこだわり抜かれ、構造上の論理に並外れたセンスを備えたブラームスの交響曲第4番はこれまで超えられたことがない」――『ガーディアン』紙(イギリス)
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのシューベルトの『未完成』は(クライバーの)天才ぶりを証明するのに十分である…これは基準となる演奏で、これ以上に完璧に聴こえたものはない」――『インデペンデント』紙(イギリス)
「他のどのプロダクションより優れたもので…愛さずにはいられない」――『ディアパゾン』誌(フランス)(『こうもり』について)
「これ以上の『椿姫』を想像することは難しい。言うまでもなくこれ以上の指揮も想像できない」――『インターナショナル・レコード・レビュー』誌
「そのキャストも、ウェーバーの素晴らしい雰囲気のオーケストラ・テクスチュアの見事な実現も、このカルロス・クライバーの1973年の演奏に匹敵するものはなかなかない」――『デイリー・テレグラフ』紙(イギリス)(『魔弾の射手』について)
60ページのブック式ハードカバーには全トラックリスト、アンドリュー・クレメンツによるエッセー、レコーディング・セッションでのクライバーと他のアーティストの多くの貴重な写真が掲載されています。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

《CD 1》ベートーヴェン:1-4) 交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』、5-8) 交響曲第7番イ長調Op.92
【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1974年4月(1-4)、1976年1月(5-8)、ウィーン
《CD 2》1-4) ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1980年3月、ウィーン
《CD 3》シューベルト:1-4) 交響曲第3番ニ長調D200、5-6) 交響曲第8番ロ短調D759『未完成』
【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1978年9月、ウィーン
《CD 4-5》J.シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』
【演奏】ルチア・ポップ、ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)、ルネ・コロ、フェリー・グルーバー(テノール)、ヘルマン・プライ、ベンノ・クシュ、ベルント・ヴァイクル(バリトン)、イヴァン・レブロフ(バス)、バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
【録音】1975年10月、ミュンヘン
《CD 6-7》ヴェルディ:歌劇『椿姫』
【演奏】イレアナ・コトルバス、ステファニア・マラグー(ソプラノ)、ヘレナ・ユングヴィルト(メッゾ・ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ、ワルター・グリーノ(テノール)、シェリル・ミルンズ、ブルーノ・グレッラ(バリトン)、アルフレード・ジャコモッティ、ジョヴァンニ・フォイアーニ(バス)、バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
【録音】1976年5月、ミュンヘン
《CD 8-10》ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』
【演奏】マーガレット・プライス(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト)、ルネ・コロ、アントン・デルモータ、エバーハルト・ビュヒナー、ヴェルナー・ゲッツ(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ヴォルフガング・ヘルミヒ(バリトン)、クルト・モル(バス)、ライプツィヒ放送合唱団、シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1981年2月、ドレスデン
《CD 11-12》ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』
【演奏】グンドゥラ・ヤノヴィッツ、エディット・マティス(ソプラノ)、ペーター・シュライアー(テノール)、ベルント・ヴァイクル(バリトン)、ジークフリート・フォーゲル、テオ・アダム、フランツ・クラス、ギュンター・ライブ(バス)、ハンス・イェールン・ヴェーバー、ゲルハルト・パウル(語り手)、ライプツィヒ放送合唱団、シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1973年2月、ドレスデン

《BDA 1》CD 1-12と同内容(HDステレオ)
《BDA 2》CD 1-12と同内容(ドルビーアトモス)
 
【演奏】カルロス・クライバー(指揮)