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小澤征爾~サン=サーンス:オルガン付き/バレンボイム~モーツァルト:ジュピター SACDハイブリッド 3月14日発売 Definition Series DIGITAL era第5弾

小澤征爾&バレンボイム

3月10日(月)の渋谷店移転30周年記念日に先駆けて、3月14日(金)から全国のタワーレコードで発売する「Definition Series DIGITAL era」第5弾の2タイトルを、渋谷店限定で3月8日(土)より先行販売します。

国内盤 SACDハイブリッド


タワーレコード・オリジナル企画盤  WARNER x TOWER RECORDS
「Definition Series DIGITAL era」第5弾 デジタル録音の新SACD化企画 最新作!
小澤征爾、バレンボイムのパリでの旧EMI録音を最新復刻 旧EMI名盤2タイトル
~没後1年となる小澤征爾の唯一の録音である「オルガン付き」他と、バレンボイム&パリ管のモーツァルト・アルバム2枚組を最新復刻!バレンボイムの「ジュピター」は初CD化!最新マスタリング!

1. サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」他/小澤征爾&フランス国立管<1984,85年録音>
2. モーツァルト:ジュピター、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、レクイエム/バレンボイム&パリ管<1983,84年録音>(2枚組)
旧EMI音源 ステレオ録音 SACDハイブリッド盤
各税込 3,190円(1)、5,280円(2)  世界初SACD化
今回の発売のために、最上位の基マスターに当たる本国のデジタルマスターから新規でSACD化
SACD層、CD層別々にマスタリング。世界初SACD化、歌詞対訳付(2)
マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
ジュエルケース仕様、増田良介氏、浅里公三氏による各新規解説付
オリジナル・ジャケット・デザイン使用

2025年3月14日(金)リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン   企画・協力:東京電化株式会社

株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、アナログ録音のSACD化企画「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」に続き、EMIの初期デジタル録音に焦点を当てた新企画「Definition Series DIGITAL era」を2024年5月に立ち上げました。この企画は1980年代初期から約20年分にあたるデジタル録音期のSACD化を行う企画で、これまで複数の別レーベルと同じ内容で始めていましたが、様々な検証を得て、いよいよ名盤の宝庫であるEMI音源他にも取り組んでいます。第1弾は人気のテンシュテットとベルリン・フィルとの3点を発売し、第2弾ではテンシュテットのマーラー・ライヴ2作を、第3弾ではムーティの'80年代の録音3点、そして第4弾では再びテンシュテットの入魂のマーラー3作を発売しました。今回の最新第5弾では没後1年となる小澤征爾とバレンボイムのモーツァルト、いずれもパリでの音源を取り上げます。尚、経緯等含め後述の「今回の制作に関しまして」の一文も参照ください。今回も最新で音楽的見地を持ってマスタリングを行いました。各アルバムを比較の上、音質をご確認ください。
本国のオリジナルマスターを使用した最新のマスタリング含め、パッケージとしての作りに拘りました。現在における最高音質を目指して、今回もクラシックの盤歴を輝かしく飾る、まさに名盤中の名盤を復刻します。

<今回の制作に関しまして>
これまでタワーレコードによる当Definition SeriesのSACD企画は、アナログ録音で収録された本国のアナログ・マスターテープを使用して最新でハイレゾ化を行ったマスターを元に復刻を行ってきました。例え過去にSACD化されたことがある音源でも、マスタリング含む工程を最新で行うことにより、従来を超える音質や鮮度を獲得してきたことはご存知の通りです。
しかしながら、1970年代後半から徐々にスタンダードとなったデジタル録音時期、特に巨匠と呼ばれた指揮者や演奏者がまだ多く存在していた最盛期にも多くの名盤が存在します。特に晩年の最高のパフォーマンス時期に収録された盤が、ちょうどデジタル録音の最初期に当たっていたというケースは多く、過渡期のデジタル録音の音質を残念に思うケースも多いのではないでしょうか。録音史的には最盛期とも言えるこの時期の録音スペックは、現在では物足りない(捉えきれていない)のではという指摘があることは確かです。その時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であると考える方も少なくありません。
一方、ハイスペックで聴くことができないその"失われた時代"の音質を何とかして向上できないか、という試みもこれまでマスタリングや物理的なCDプレス過程等では多く行われてきました。しかし、元々収録されたスペックや録音状態からアナログ音源を最新で復刻した時と比較すると、アナログ録音の最新復刻のような劇的な改善とまでは至らなかったとも言えます。
そのような中、他社レーベルで“画期的なハイレゾ・アップコンバート技術"の実用化を行っていたことがわかりました。CDへの応用はほぼない状況でしたが、2020年から一部試験的にタワーレコード企画盤で実装化を行い、本格的に2022年からデジタル音源のSACDハイブリッド化企画をスタートするに至りました。その後別のレーベルでの音源でも同企画をスタートさせ市場での好意的な反応も得ることができました。そして旧EMI音源でもさらなる検証とテストを行った結果、元の録音状態にもちろん左右されるものの、概ねハイレゾに耐えうる可能性があることも確認し、このDefinition Seriesでも本国のマスター音源を使用してデジタル録音の高音質化を行い最新のマスタリングを施した上で、満を持してSACDハイブリッド化企画を開始することにしました。
今回のデジタル初期音源復刻では、個々の音質差以上に音場間の向上や音離れが良くなり、解像度も高まりました。また、程度の差こそあれステージが従来より近く感じられ緊密感も増しています。SACD層に限らずCD層でも最新マスタリングを反映させていますので、その効果を確認できると思います。音質差は元の録音状態によることや、最も成功したアナログ録音の最新復刻時のような劇的な変化とまでは言えないものの、従来の復刻に勝るとも劣らない音質を獲得できることを確信し、本格的に企画を進行して行くことにした次第です。レコード史的にもひとつの最盛期にあたる1980年代初期から約20年間分のデジタル録音期にスポットを当てたSACD化新規企画として、新シリーズ名は「Definition Series DIGITAL era」としました。
これにより初期デジタル録音をより良い音でお届けできることになったと思います。"失われた時代"の名盤を失われた音楽に決してさせない、むしろ音楽的に恵まれた時代の音源を積極的に復刻するひとつの重要な方法として今後も様々なチャレンジを図りつつ、豊かな時代の素晴らしい音源をリスナーの元へお届けして行く所存です。
北村 晋(Tower Records Japan Inc.)
~「ディフィニション」とは、解像度や鮮明さ、を表す単語。一般的には「ハイディフィニション」の略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることにも用いられますが、音源におきましても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から求められる要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してまいりましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義したシリーズです。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

小澤征爾

サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」、交響詩「ファエトン」、交響詩「オンファールの糸車」<2025年マスタリング> >(SACDハイブリッド)
小澤征爾、フランス国立管弦楽団

[TDSA-10018 (1SACDハイブリッド) 3,190円(税込)] POS: 4943674403905


<没後1年>小澤の神髄のひとつであるフランス国立管との理想的な共演盤!3曲とも小澤の唯一の録音。名曲に新たな息吹を吹き込んだ名演を世界初SACD化!デジタル録音のSACD化企画第5弾!新規解説付
 小澤の唯一の録音である旧EMIレーベルの「オルガン付き」他が遂にSACD化!デジタル録音の特筆を活かしたこの録音は、発売以来多くのリスナーに支持されてきました。フランス国立管弦楽団との美しくも流麗なフォルムによるこの演奏は、名盤ひしめくこの名曲の中でも大きな輝きを放っています。オケを最大限の高みまで導く小澤ならではの神髄を随所に聴くことができる1985&86年収録のアルバムが、音楽的見地を持ったマスタリングにより見事に蘇りました。今回の発売のために、本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行いました。SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。
 小澤の西洋音楽の一方のルーツでもあり、得意としたフランス音楽をフランスのオーケストラと収録した録音として、このサン=サーンスのアルバムやビゼーのEMIレーベル音源は価値が高いです。一般的にはレコード会社との契約により必ずしもユーザーが求める組み合わせでの録音が実現しづらいなか、この「オルガン付き」他は当時、まさに望まれた録音であったでしょう。技術的にもデジタル録音の技術が導入時より進化し落ち着いてきたこともあり、名曲かつオーディオ的にも魅力ある「オルガン付き」は市場で歓迎されました。演奏もフランス国立管弦楽団との一体化された上での躍動感や歌い込みが垣間見られ、今聴いてもフランス楽壇ならではの感性を持った名演奏として高い評価を得られる録音です。今回、これら3曲のオリジナル・カップリングのアルバムを、初SACD化としてお届けします。
 カップリングされた2曲の交響詩も両者による温かみのある演奏であり、「オルガン付き」とまた異なる意味合いで評価されるべき音源でしょう。素材となる曲の扱いが秀逸であり、必ずしも録音が多くないこれらの2曲に新たな光を当てています。尚、今回の復刻では先に出た初出の英独盤のジャケット・デザインを採用しており、その際の曲目の順番は「ファエトン」が1曲目、次に「オルガン付き」の配置でしたが、今回の復刻ではヨーロッパプレスの米エンジェル盤(ジャケット・デザインは別)の曲順としています。両者の曲順が異なった理由は不明ですが、制作サイドの意向もしくは収録時間によるLPの盤面割りに起因するかも知れません。
このシリーズでは、デジタル初期の本来のマスターの音質に大きく左右されますがSACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に解像度の改善を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には増田 良介氏による新規文章を掲載しました。

※ 世界初SACD化
※ SACDハイブリッド盤
※ ジュエルケース仕様
※ 2025年最新マスタリング音源使用(本国のデジタルマスターから新規でSACD化。SACD層、CD層別々にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(英独盤)
※ 解説:増田 良介氏(新規解説) 、解説書合計8ページ


【収録曲】
1. カミーユ・サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付き」
2. カミーユ・サン=サーンス:交響詩「ファエトン」作品39
3. カミーユ・サン=サーンス:交響詩「オンファールの糸車」作品31
【演奏】
フィリップ・ルフェーヴル(オルガン) (1)
フランス国立管弦楽団
小澤征爾 (指揮)
【録音】
1-2 June & 18 November 1985, Salle Wagram, Paris、 28 May 1986, Cathédrale de Chartres (Organ) (1)
【Original Recordings】
Producers: James Mallinson (1), David Groves (2,3)、 Balance Engineer: John Kurlander
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI)

バレンボイム

モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、レクイエム<2025年マスタリング> (SACDハイブリッド)
ダニエル・バレンボイム、パリ管弦楽団、
キャスリーン・バトル、アン・マリー、
デイヴィッド・レンドール、マッティ・サルミネン、他

[TDSA-10019/20 (2SACDハイブリッド) 5,290円(税込)] POS: 4943674403912


バレンボイムが得意とするパリ管との至高のモーツァルト・アルバム2枚をカップリング!1983年収録の「ジュピター」は今回が初CD化。デジタル録音のSACD化企画第5弾!新規解説、歌詞対訳付
 音楽監督時代のパリ管弦楽団と1983&84年に収録された旧EMIレーベルへの2枚のモーツァルト・アルバムをカップリング。世界初SACD化。バレンボイムはキャリアの最初からモーツァルトの作品を取り上げてきており、ピアノ作品からオペラまで驚異的なレパートリーを誇ります。今回復刻の3曲はいずれも2度目の録音で、中でも「ジュピター」はLPでの初出以来のリリースとなる貴重な音源。今回、SACDとして高音質化が実現しました。今回の発売のために、本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行っています。SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。
 ピアニストとしてモーツァルトのピアノ・ソナタ全集やピアノ協奏曲全集をEMIレーベルに早くから録音してきたバレンボイムは、今回の解説書内の浅利氏による記述に詳細が記してありますが1967年1月には既にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と「レクイエム」を取り上げており(録音はイギリス室内管と1971年に収録)、交響曲に加えその後はオペラも録音するなど、モーツァルトに対して並々ならぬ想いを注いできました。今回復刻の2つのアルバムの計3曲はいずれも再録音であり(かつ現時点での最後の録音)、1960年代に既にイギリス室内管弦楽団との録音が存在します。同じレーベルであえてパリ管との再録音に挑んだ理由はいくつかあると思われますが、1975年にパリ管の音楽監督として就任以来、それまでの両者の重要な成果のポイントとして位置付けられる音源であることは確かでしょう。録音を聴く限り、パリ管の音色が活かされたこの流麗なモーツァルトはバレンボイムが求めていた演奏であったに違いありません。尚、今回の3曲のうち「レクイエム」は国内盤CDでも出ていましたが(国内盤では2006年に再発されて以来なし)、「アイネ・クライネ」は恐らく1991年のモーツァルト没後200年の記念イヤーに輸入盤の統一デザインでCD化されて以来の復刻と思われます。さらに「ジュピター」は、初出のLPでリリースされて以降はなぜかCD化が行われていません。今回の復刻に際しても当初は本国所蔵のU-MATICテープの状態が悪く、一時は音源の抽出が不可能な状況でした。その後本国レーベルの尽力により修復できましたが、未CD化だった理由はこの状態であったことも起因しているかも知れません。いずれにせよ、これらの3曲は再発には恵まれていなかったものの、両者の最良の演奏のひとつとして輝きを放つ演奏であり、今でこそ復刻する相応しい音源としてSACD化を図りました。バレンボイムの現在においてのこれらの曲の最終回答として、類まれな才能に恵まれた素晴らしい演奏を、今回は高音質でお楽しみください。
 このシリーズでは、デジタル初期の本来のマスターの音質に大きく左右されますがSACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に解像度の改善を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には浅里 公三氏による新規文章を掲載しました。

※ 世界初CD化(1)、世界初SACD化、歌詞対訳付(3)
※ SACDハイブリッド盤
※ スリムケース仕様
※ 2025年最新マスタリング音源使用(本国のデジタルマスターから新規でSACD化。SACD層、CD層別々にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(他のジャケットデザインも解説書裏に配置)
※ 解説:浅里 公三氏(新規解説) 、解説書合計16ページ


【収録曲】
<DISC1>
1. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
2. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:セレナード 第13番 ト長調 K.525
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
<DISC2>
3. レクイエム ニ短調 K.626
【演奏】
キャスリーン・バトル(ソプラノ)、アン・マリー(メゾ・ソプラノ)、デイヴィッド・レンドール(テノール)、
マッティ・サルミネン(バス)、 パリ管弦楽団合唱団(合唱指揮:アーサー・オールダム) (以上3)
パリ管弦楽団
ダニエル・バレンボイム (指揮)
【録音】
7 & 8 September 1983, Salle Wagram, Paris (1,2)、 13 July 1984, La Mutualité, Paris (3)
【Original Recordings】
Producer: Suvi Raj Grubb、 Balance Engineers: Christopher Parker (1,2), Michael Sheady (3)
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI)


カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 タワー限定 ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2025年02月14日 12:00

更新: 2025年03月03日 10:00

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