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R&B界のカリスマ、BARRY WHITE死去

R&B・ディスコ界の重鎮、バリー・ホワイトが4日に亡くなった。享年58歳。バリーは10代の頃にミュージシャンとしての活動をはじめ、レコード会社のA&Rとしてフィフス・ディメンションなどを手掛けた後、70年代にはラヴ・アンリミテッド・オーケストラ“Love's Theme”(邦題“愛のテーマ”でお馴染み)、“It's Ecstasy When You Lay Down Next To Me”ほか数々のヒット曲を手掛けディスコ・フィーバー最中の音楽界で脚光を浴びた。80年代になると彼の活動はやや停滞したが、流麗なストリングスや彼の低い歌声に包まれたその官能的な名曲の数々は近年、ヒップ・ホップ、R&Bの定番サンプルとして親しまれたこともあって再評価熱があがり、2000年発表のオリジナル・アルバム『Staying Power』ではグラミー賞を受賞していた。

掲載: 2003年07月09日 12:00

更新: 2003年07月09日 21:30