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〈QUATTRO MIRAGE VOL.1 大阪 175R×SPARKS GO GO〉レポート!

 


PHOTO by KAZUKI WATANABE

 

梅田大阪マルビル店15周年、梅田NU茶屋町店5周年のダブル・アニヴァーサリーを記念して、大阪・心斎橋CLUB QUATTROで繰り広げられている〈QUATTRO MIRAGE Vol.1~ROCK’N’ROLL ADDICTION~〉。渋谷での5デイズから1週空けて、心斎橋での3デイズがいよいよスタート。CLUB QUATTROとタワーレコードの強力コラボで実現した、その2日目〈175R×SPARKS GO GO〉のライヴ・レポートをお届けします。

 


PHOTO by KAZUKI WATANABE

 

トップバッターは175R。年内で活動を休止することが発表されている彼らですが、湿ったムードは一切無しのポジティヴなパワーに満ちた演奏で最初からトバしてくれました。「懐かしい曲を」と“友よ”で聴かせた後は、スカの軽快なリズムからスピード感あふれるサビへの流れが気持ちイイ“たとえ明日が来なくても”へ。“Hello”での途中、クライマックスで演奏を一瞬止めると場内のエネルギーが一気にステージ上に集まり、ヴォーカルのSHOGOが歌いだした途端にまたオーディエンスへと広がっていくなど、ライヴでしか味わえない高揚感が随所にあふれるパフォーマンスはさすが。“Party”でのコール&レスポンスでは、「イナゴー」「スパゴー」と先輩へのリスペクトもさりげなく挟み、ラストは「この思いが大阪に届きますか」と“空に唄えば”を丁寧に歌い上げて締め括ってくれました。

 


PHOTO by KAZUKI WATANABE

 

ステージの両端にサイドミラー付きのマイクスタンドが用意されれば、SPARKS GO GOの出番です。1曲目は、インスト・カヴァーの“Pipeline”で余裕のスタート。久しぶりの心斎橋CLUB QUATTROで、歓迎ムードならではの観客の微笑みの数々に最初は照れて慣れない様子でしたが、重厚なリフでたたみかけるような5曲目“bird”あたりからは、スパゴー・サウンドが会場全体をわし掴みにしていきます。ギターの橘あつやが歌う“BLACK BEAUTY 54’”、ドラムスのたちばな哲也が歌う“Pa-Pa-Pa”で懐の深さを見せつけると、後半の4曲は怒涛のロック・パーティーへ。入口近くのバー周辺にいた人たちまで踊りまくる盛り上がりに、当然アンコールの声が沸きあがります。そんな期待に応えるように、アンコールではサーヴィスで2曲を演奏。ラストは“Something Wild”の大合唱で、ヴォーカルの八熊慎一も「大阪ーっ!」を連呼。冷めやらぬ熱気の中、満面の笑顔で帰路につくお客さんの姿が印象的でした。

出演者のお互いをリスペクトする姿勢、そして良いパフォーマンスと良いオーディエンスの関係こそが良いライブを生み出すのだというお手本を見たような2日目でした。

 

〈QUATTRO MIRAGE VOL.1 大阪 175R×SPARKS GO GO〉セットリスト
【175R】
1. new world
2. ハッピーライフ
3. 友よ
4. たとえ明日が来なくても
5. 愛情メタボ
6. Hello
7. PICASSO
8. Party
9. 明日へと向かう今その時
10. 空に唄えば

【SPARKS GO GO】
1. Pipeline
2. Tangerine
3. サマーオブラブ
4. Walking Talking
5. bird
6. North Sea Road
7. 君の街を
8. BLACK BEAUTY 54'
9. Pa-Pa-Pa
10. DA・DA・DA
11. CRAZY
12. Let's Rock
13. SLOW DOWN
14. LET'S GO ※アンコール
15. Something Wild ※アンコール

カテゴリ : ライブ タワー限定 | タグ : QUATTRO MIRAGE

掲載: 2010年12月01日 16:11

更新: 2010年12月01日 16:12