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羊毛とおはな、楽曲“明日は、”が南沙良主演映画『もみの家』主題歌に決定した理由が明らかに

もみの家

ブルーリボン賞新人賞ほか数々の新人賞を受賞した若手実力派女優 南沙良を主演に迎えた、坂本欣弘監督の最新作『もみの家』が3月20日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開される。

本作の主題歌に起用されたのは、アコースティック・デュオ 羊毛とおはなの楽曲“明日は、”。学校に行けなくなり富山県にある自立支援施設「もみの家」にやってきた不登校の少女 彩花が、慣れない環境に初めは戸惑いながらも、生活を共にする寮生たちや地域の人々と交流することで次第に心を開いていくという映画のストーリーと、人の心をそのままに歌い「そこから一歩踏み出せる」、「明日は笑ってられますように」と言葉を紡ぐ羊毛とおはなの“明日は、”がリンクし、SNS上でも「羊毛とおはなの歌声がマッチしすぎてやばい」、「映画を観てすごい歌声だなと思った」と話題となっている。そんな羊毛とおはなの楽曲を坂本監督が主題歌に選んだ理由が明らかになった。

羊毛とおはなは、2004年に結成した、千葉はな(Vo)と市川和則(Gt)によるアコースティック・デュオ。2007年のデビュー以来、「オトナからコドモまで」楽しめるライヴが全国で話題となり、2015年に千葉はなが永眠したあとも、のびやかな歌声と、それに共鳴するように奏でられる市川のギターの音は今でも各方面から注目を集め続けている。

もともと羊毛とおはなが好きだったという坂本欣弘監督は、主題歌に起用した理由について以下のようにコメントしている。

 

曲も映画と一緒に人の心にずっと残ってくれたら嬉しいなという思いがありました。
ボーカルの千葉はなさんも2015年に亡くなってしまったけれど、泰利(緒形直人演じる[もみの家]の主宰)のセリフにもあったように「死はなくなるものじゃない」。
多くの人に聴いてほしいという気持ちから、主題歌を羊毛とおはなにしようと決め、繰り返し彼女たちの既存曲を聴いていった中で「明日は、」の歌詞がまさに彩花の心そのままの様だと気付いたんです。

―― 坂本欣弘監督

 

映画『もみの家』予告篇

 

なお、羊毛とおはなは2008年6月~7月に大橋トリオと共にタワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター意見広告シリーズにも登場している。詳細はこちら

羊毛とおはな

また、本話題はミュージック・レビュー・サイト「Mikiki」でも紹介されているので、併せてチェックしてほしい。

 

▼映画情報
『もみの家』
3月20日(金・祝)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー
※富山県先行上映中
主演:南沙良
出演:渡辺真起子 / 二階堂智 / 菅原大吉 / 佐々木すみ江 / 島丈明 / 上原一翔 / 二見悠 / 金澤美穂 / 中田青渚 / 中村蒼 / 田中美里 / 緒形直人
監督:坂本欣弘
脚本:北川亜矢子
音楽:末知瑠
主題歌:羊毛とおはな “明日は、”(LD&K)
製作:映画「もみの家」製作委員会
制作プロダクション:コトリ
配給:ビターズ・エンド
(C)「もみの家」製作委員会
http://www.mominoie.jp/

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : 映画 映画主題歌

掲載: 2020年03月17日 19:00