Sampha（サンファ）、約6年ぶりのアルバム『Lahai』10月20日リリース。同作より新曲“Only”MVも公開

Photo by Jesse Crankson

Samphaが、約6年ぶりとなるアルバム『Lahai』を10月20日にリリースすることが決定。併せて、同作より新曲“Only”のミュージック・ビデオも公開された。

Sampha - Only (Official Video)

FKA TWIGS、ROSALÍAのプロデュースでも知られる、El Guinchoとの共同プロデュースで、断片的なヒップホップ・ビートに合わせながら、メロディアスな歌声が堪能できる1曲となっている。映像の監督は、A$AP ROCKYのミュージック・ビデオでも知られるDexter Navyが手掛けた。

Samphaのミドル・ネームでもあり、父方の祖父の名前から取られた「Lahai」は、私たちの存在に対する畏敬の念と、不思議な思いに満ちた作品であり、生命とその先（＝死）のサイクルに直面したときに経験する絶妙なカオスが包括的に表現されている。全14曲で構成されている本作には、YAEJI、LÉA SEN、Sheila Maurice-Grey（KOKOROKO）、IBEYI、‎Morgan Simpson（BLACK MIDI）、Yussef Dayes、Laura Groves、Kwake BassといったSamphaの親しい友人、コラボレーターたちが参加。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ブレイクス、ジャングル、さらには西アフリカの音楽のテイストまで取り込み、Samphaのプロダクションとヴォーカルに対する探求がさらなる高みへと昇華している。

本作はSamphaが言うところの「超越性（beyond-ness）」を追求したアルバムであり、何世代もの人々、音、場所をタイム・トラベルしながら、人間が互いに繋がろうとしたり、私たちよりも大きな何かと繋がろうとしたりする様々な方法を探求している。前作『Process』が、悲しみと喪失の影に包まれながら自分の居場所を見つけ出そうとするアーティストの姿であったとすれば、『Lahai』は、人間という存在における究極的な受容と喜び、そして、その道のり自体の美しさを表現した作品だと言える。そのほか『Lahai』のアートワークと新しいロゴは、世界的に活躍するクリエイティヴ・ディレクター ジョニー・ルーとSamphaが手掛けている。

国内盤CDにはボーナス・トラックが2曲収録され、歌詞／対訳が封入される。LPは、通常盤1LP（ブラック・ヴァイナル）、インディー限定盤1LP（ホワイト）の2形態でリリースされる。

▼リリース情報
Sampha
2ndアルバム
『Lahai』
10月20日（金）リリース

■国内盤

■輸入盤CD

■輸入盤LP

01. Stereo Colour Cloud (Shaman’s Dream)
02. Spirit 2.0
03. Dancing Circles
04. Suspended
05. Satellite Business
06. Jonathan L. Seagull
07. Inclination Compass (Tenderness)
08. Only
09. Time Piece
10. Can’t Go Back
11. Evidence
12. Wave Therapy
13. What If You Hypnotise Me?
14. Rose Tint
15. Re-Entry (Bonus Track for Japan)
16. Sensory Nectar (Bonus Track for Japan)