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IVE、初の日本単独コンサート「IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE' IN JAPAN」Kアリーナ横浜にて開幕。全2公演で約40,000人動員。オフィシャル・ライヴ・レポート公開

IVE
撮影:田中聖太郎写真事務所

IVEが、11月15日と16日にKアリーナ横浜にて「IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE' IN JAPAN」を開催。このたび、オフィシャル・ライヴ・レポートが公開された。

 

本稿では、11月15日の初日公演の模様をレポートする。

メイン・ステージのスクリーンが開き大歓声が湧き起こると、全身白の衣装を纏った6人がせり上がりメイン・ステージ中央に登場。そこから花道をモデル・ウォークで進むと、センター・ステージに立ち、今年4月にリリースした“I AM”でライヴはスタート。たちまち会場は、熱気と大きなファン・コールに包まれた。YUJINのパワー・ヴォーカルが映える“Royal”は、ロック・バージョンに。マーチング・ドラムが印象的な“Blue Blood”では広いステージを使い、ダンサーとの美しい群舞で魅せるなど、オープニングで3曲を続けた。

「広い会場でビックリしましたが、登場したときにDIVE(IVEファンの総称)のみなさんがたくさん見えて、幸せでした」と言って満員の会場を見わたすYUJIN。「私たちにいつも特別な時間をプレゼントしてくれるDIVEに感謝の気持ちを込めて、一生懸命準備をしてきました。「SHOW WHAT I HAVE」というタイトル通り、このツアーを通して、IVEがどんなグループなのかを再確認してもらおうと思います」と日本人メンバーのREIがファンに語り掛ける。

“Heroine”では、メイン・ステージに高さが変わるステージが登場。“Cherish”では、SNS風のステージ映像にメンバーたちの自撮り動画がリアルタイムで映し出された。デビュー曲“ELEVEN”ではひと際大きな歓声とファン・コールが上がり、オリエンタル風味の映像が、楽曲の美しさを引き立てた。

「女神をコンセプトにした」というセクションでは、花に囲まれたロマンチックな空間に浮かぶブランコに乗って登場。幻想的なムードのなか歌われたのは、ソウル公演で初披露されLIZが涙を流したファン・ソング“Shine With Me”。想いをファンに伝えるように、ヴォーカルがひとりずつリレーされていくバラード曲だ。そこから10月のソウル公演で初披露したトリプル・タイトル曲を収録した最新EP『I’VE MINE』の最初のタイトル曲“Either Way”と、バラードを続けた。「DIVEを見ながら“Shine With Me”を歌うと、涙が出そうになる。でも、幸せな涙です」と言うのは、“Shine With Me”を作詞したWONYOUNG。「特に「あなたが送った愛してるを見ながら」という歌詞が好き。DIVEが私たちに「愛してる」と言ってくれると、私は本当に元気が出るから」というWONYOUNGが、「一緒に「愛してる」してくれる?」と言うと、ファンは大きな声で「愛してる!」という声を返した。

“Lips”からは、かわいい曲を固めたセクションに。“Mine”では雨傘を使った華やかなパフォーマンスを見せ、ソウル公演で初披露された『I’VE MINE』の2番目のタイトル曲“Off The Record”を続けた。

日本公演では、韓国公演になかった日本オリジナル曲“WAVE”がセットリストに加えられたが、「これは、ビッグ・ニュースだよね」とメンバーたちも大はしゃぎして、「W-A-V-E」とアルファベットをキャッチーに歌うこの曲を披露し、大きな歓声を集めた。

衣装替えのためのトーク・タイムに設けられたのは、「キュートなユジンとカリスマ・イソのヘヘズタイム」。「私たちはかわいいから」と、ふたりの“可愛くてごめん”パフォーマンスで楽しませてくれた。

その「ヘヘズタイム」が繋いだのは、ユニット・コーナー。トップバッターは、GAEULとREIのラッパー・コンビ。まずGAEULが、Ariana Grandeの“7 Rings”をセクシーにパフォーマンスすると、クロスフェードするように、REIがイ・ハイの“H.S.K.T.”をしっとりと歌う。そしてラッパーらしくふたりでCrushの“Rush Hour”でスワッグを印象づけた。WONYOUNGとLIZは、花に囲まれたベンチに座って映画『ラ・ブーム』の主題歌“Reality”をデュエットして、美しいハーモニーを響かせた。最後にYUJINとLEESEOがLITTLE MIXの“Woman Like Me”をセクシーにカバー。YUJINのパワー・ヴォーカルとLEESEOの歌声が力強く絡み合ったあとにセンター・ステージでダンス・ブレイクをカッコ良く決めた。

終盤のステージは“Hypnosis”からスタート。ホラー映画のような怪しく幻想的なムードのなか、椅子やシーツを使った演出が際立ったが、エンディングでWONYOUNGが鏡に口紅で「マンゾク」という文字を書き、“My Satisfaction”へ。WONYOUNGはこのパフォーマンスについて、「ソウル公演では、英語で「satisfied」と書いたけれど、日本では日本語で書きました!」と言うと、「DIVE、今、満足ですか? 私たちは超満足です!」と伝えた。

ラスト・スパートは、“LOVE DIVE”から怒濤のヒット曲の応酬。会場のファン・コールと一体となったパフォーマンスで熱が高まると、ソウル公演のセットリストにはなかった最新活動曲“Baddie”の「猫のひげダンス」で盛り上げると、熱狂のなか、“After LIKE”で6人は爽やかな笑顔を見せた。

アンコールの“OTT”では、メンバーたちがアリーナ・フロアから登場してファンを驚かせ、“I WANT”でもステージ上から全力でファン・サービス。ラストの“NOT YOUR GIRL”まで楽しさを会場に届けてくれた。

メンバーたちのこの日のコメントは、以下の通り。

REI
こんなに大きなKアリーナにDIVEが集まったら、ペンライトのキラキラが輝いて見えて、1曲目の“I AM”が始まった瞬間からウルってきちゃいました。DIVEがこうして私たちのファンになってくれて、この場に集まってくれたことが本当に光栄な気持ちでいっぱい。デビューのときから応援してくれたDIVE、いろいろな活動をしながら好きになってくれたDIVEもいると思うけれど、どんなときでもDIVEがそばにいて見守ってくれることが幸せです。それに、日本に帰ってくるたびにDIVEが温かい応援と共に、「レイぴょんお帰り!」と言ってくれることが心から嬉しいです。このあとの福岡と大阪でも楽しいコンサートをしたいと思っているので、期待して待っていてくれたら嬉しいです。このツアーを通して、私たちIVE6人のメンバーの魅力をもっともっとDIVEに伝えられるように頑張るので、ずっと好きでいてください。大好きです!

GAEUL
こんなにたくさんのDIVEとご一緒できて楽しかったです。“Shine With Me”で空中から見たら、DIVEがキラキラしていて本当にきれいでした。“OTT”で客席を回ったときは、DIVEが幸せそうに笑ってくれていたので、その顔を見て涙が出そうになりました。私という存在がDIVEの力になれていると感じられたし、私もDIVEに大きな力をもらっているので、DIVEとIVEはこうやって繋がっているんだなと感じることができました。ステージも一生懸命準備しましたが、日本語も一生懸命勉強しています。まだ未熟ですが、もっと努力して成長する姿をお見せしたいです。日本のDIVEのみなさん、本当に会いたかったです。今日、ライヴのエネルギーがすごくて私も幸せでした。また会いましょうね、愛してる!

WONYOUNG
今日、来てくれて本当にありがとうございました。横浜から日本でのワールド・ツアーが始まりましたが、今日、みんなと一緒に大切な思い出を作ることができて幸せでした。日本に来るときは、いつも幸せ。癒されるんです。ずっと待ちわびていました。朝からワクワクして幸せでした。DIVEのおかげです。私のすることのすべての理由は、DIVEです。いつも私のそばにいてくれませんか? 私もいつもDIVEのそばにいます。変わらないDIVEとIVEでいてほしいです。今日、本当に幸せでした。ありがとうございました。

YUJIN
みなさん、今日楽しかったですか? 私も本当に楽しかったです。会場が本当に大きくてビックリしました。以前横浜でファン・コンサートをしたときよりもたくさんのDIVEが集まってくれて感動しましたし、私たちが成長したと思えました。ワールド・ツアーをすると聞いて心配でしたが、今日のワールド・ツアー海外公演のスタート初日が完璧だったので、次の公演もとても楽しみです。

LEESEO
ワールド・ツアー日本公演の初日に来てくれて、本当にありがとうございました。ステージをしながら、ずっとDIVEを見ていました。ひとりひとりの目がキラキラしていて、エネルギーを貰えて最後まで頑張ることができました。こんな大きな会場でステージができる存在にしてくれて、本当にありがとうございます。私は本当に幸せ者です。ありがとうございました!

LIZ
今日はDIVEからたくさんのエネルギーを貰いました。ファン・サイン会でファンの方が「横浜公演に行くよ、ベストを尽くしてね」と言ってくださいました。それを聞いて私が未熟であっても、DIVEは私の一生懸命な姿が見たいんだなと改めて思いました。今日はいつも以上に頑張りました(笑)。大きな会場なので、みんながよく見えるように、身体が壊れるくらい思い切り踊りました(笑)。私が頑張れる理由は、目の前にたくさんのDIVEがいてくれるからです。DIVE、いつも愛してる!

日本ではこの横浜公演の完売を受けて、2024年1月31日、2月1日にマリンメッセ福岡、2月7日、8日に大阪城ホールでの追加公演が決定。これでIVE初のワールド・ツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE'」は、韓国を皮切りに全世界19ヶ国27都市で開催されることとなる。

お馴染みのタイトル曲はもちろん、収録曲含めて楽曲のクオリティが高いIVE。それらをパフォーマンスするメンバー各人の実力もユニット・コーナーで存分に見ることができた。「SHOW WHAT I HAVE(実力を見せる)」というツアー・タイトル通り、IVEのポテンシャルの高さ、そして彼女たちがいる現在のポジションの高さを再確認できる公演だった。

取材/文:坂本ゆかり

IVE

IVE 

IVE

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IVE
撮影:田中聖太郎写真事務所

▼ライヴ情報
「IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE' IN JAPAN」 [2024年]
1月31日(水)マリンメッセ福岡A館 ※追加公演
2月1日(木)マリンメッセ福岡A館 ※追加公演
2月7日(水)大阪城ホール ※追加公演
2月8日(木)大阪城ホール ※追加公演
[チケット]
V.I.P SS席:23,500円 / 指定席:13,500円
■「DIVE JAPAN」チケット先行受付
~2023年11月20日(月)23:59

 

▼リリース情報
IVE
1st EP
『I’VE MINE』
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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース K-POP | タグ : K-POP

掲載: 2023年11月17日 19:00