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クラシック推薦盤まとめページ - 意外なCDに出会えるかも?

クラシック推薦盤アーカイヴ


※こちらのページでは輸入盤の旧譜を多数ご紹介しています。お取り寄せの場合、入荷まで時間のかかるものや、入手困難なものが含まれる可能性がございます。あらかじめご了承の上、ご注文ください。(配送単位は「順次配送」の選択をお勧めします。 Q.順次配送とは何ですか?


 

オススメタイトルを一部ピックアップ!

クルレンツィス(指揮)『ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 他』

クルレンツィス指揮のマーラー室内管、ピアノがメルニコフ、ヴァイオリンがファウストという最強の組み合わせによるショスタコーヴィチ。曖昧なところのない明晰な演奏で、3曲とも文句なしの素晴らしさですが、中でも《ピアノ協奏曲第2番》は作品の新たな魅力に気付かせてくれる名演として特筆されます。独特の寂寥感と、ロマンティックな星空のような美しさが混じり合う(少しラヴェルのような)第2楽章は本当に稀有な存在といえるでしょう。レコーディングにあたり、メルニコフとファウストはショスタコーヴィチの自演盤を研究して臨んだとのこと。ヴァイオリン・ソナタに関しては、オイストラフがショスタコーヴィチのピアノ伴奏で1968年にプライヴェート録音した音源を、オランダのコレクターを訪ねて聴かせてもらったというのですから、力の入りようがうかがえます。(レコード芸術特選盤、仏ディアパゾン誌で5点満点の評価)



 

メルニコフ(p)、フライブルク・バロック・オーケストラ 『シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 他』

アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)という、いまや世界が認める存在となった三人による、シューマン・プロジェクトの第2弾。1837年製エラール・ピアノを弾くメルニコフと、気鋭の指揮者エラス=カサド率いるFBOによるシューマンのピアノ協奏曲は、時代楽器による新たな名盤の誕生といって差し支えないでしょう。細かなアーティキュレーションの違いが、こんなにも楽曲のイメージを変化させるとは……。すみずみまで神経が行きわたり、切々と訴えかけてくるようなシューマンです。エラール・ピアノの素晴らしい表現力にも注目。



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シャマユ(p) 『ラヴェル:ピアノ独奏曲全集』

南仏トゥールーズに生まれ、少年期からラヴェルの音楽と密接な関係を築いてきたシャマユ、満を持してのラヴェル:ピアノ独奏曲全集。《水の戯れ》で20世紀音楽と出会い、エッセール、ペルルミュテルを通してラヴェルへと繋がる彼が、一切の迷いなく、ごく自然なスタイルで作り上げた完璧な1枚です。確かなテクニックで明晰な演奏を行っていますが、生み出される音楽に硬さはなく、打鍵時のノイズを排したタッチの柔らかさ、繊細さが中間色の温かみを生んでいます。フランス人の手によるラヴェル全集に新たな名盤が加わりました。(レコード芸術特選盤、仏ディアパゾン誌で5点満点の評価)




 

ロレル(指揮)、シャマユ(p) 『ルベル:交響曲第4番/リスト:ピアノ協奏曲第1番』

サン=サーンスによって「この難しいジャンルで完全に成功した最初のフランス人作曲家」と賞賛されたナポレオン・アンリ・ルベルの交響曲第4番が発見です。かなりマイナーな作曲家ですが、ドイツ系の交響曲とは全く異なる鮮やかな楽器法、古典を踏まえた見事な形式感覚、巧妙な展開など、聴き手にはさまざまな驚きが待っています。さらにジェレミー・ロレル率いるル・セルクル・ドゥラルモニーの演奏が文句なしに素晴らしく、秘曲好きな方は絶対に見逃せない1枚。名手シャマユが1837年製のエラール・ピアノで聞かせるリストの《ピアノ協奏曲第1番》というもう一つの目玉も! (仏ディアパゾン誌で5点満点の評価)

 



N.ヤルヴィ(指揮) 『カリンニコフ:交響曲交響曲第1番&第2番』

カリンニコフは「マイナーの中のメジャー」とでも呼びたくなる、根強いファンの多い作曲家です。貧困生活に耐えながら音楽を学び、チャイコフスキーに認められるまでの存在となりましたが、結核のため35歳の若さで亡くなってしまいます。彼はチャイコフスキー的な西欧風の構成と、ロシア5人組的な民族色を持ち合わせ、長生きすればロシア最大の作曲家になっただろうとも言われています。もっとも人気の高い作品は《交響曲第1番》。この作品を音楽史上もっとも美しい交響曲だと考える人もいるほど豊かなメロディであふれ、冒頭の哀愁漂う主題が期待させるように、全篇がロシア情緒に満ちています。カリンニコフはネーメ・ヤルヴィの得意とするタイプの作曲家で、楽曲のもつ何とも言えない優しさを丁寧に描きだし、迫力にも事欠かないメリハリの効いた演奏を聞かせます。イチオシの名盤!

 



『フィビフ:交響曲全集』(2CD)

昔から知られるネーメ・ヤルヴィの名盤のひとつ。フィビフ(フィビヒ)は先輩格のスメタナ、ドヴォルザークとともにチェコ国民楽派の草創期を築いた作曲家です。作風は西欧的で民族色はさほど強くありませんが、オーケストレーションはドヴォルザークに劣らず巧みで、交響曲という形式を易々と自分のものにしている感があります。特に第2番と第3番はチェコの音楽史におけるひとつの成果といってよい出来栄えで、聴いておいて絶対に損はありません。若書きの第1番も楽しい!3曲とも魅力的な楽想にあふれ、ゆったりとした緩徐楽章と溌剌としたフィナーレが優れています。2枚組でこの価格というのも嬉しいポイントです。

 



ロト&レ・シエクル 『ベルリオーズ:幻想交響曲』

ストラヴィンスキー:《春の祭典》&《ペトルーシュカ》の時代楽器による録音で2014年のレコードアカデミー賞大賞を受賞し、一世を風靡した奇才指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。その手兵レ・シエクルは、演奏する作品の時代に合わせて楽器を使い分ける珍しいオーケストラです。こちらの盤の演奏はベルリオーズの生地ラ・コート=サンタンドレで開催された「ベルリオーズ音楽祭」で行われたもので、当時の楽器を修繕して使用するこだわりよう。第5楽章の鐘も当時のものを復元しています。演奏自体の鮮烈さと時代楽器を用いたことによる斬新さ、どちらの点からも賞賛に値する名演で、第2楽章のワルツなど、時代楽器による《幻想交響曲》はこんなに美しいものなのかと驚かれることでしょう。全体的に拍感を強調しており、終盤での迫力&スピード感も十分。ベルリオーズの面白さを鮮やかに、また情熱的に描き出しています。

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O.カエターニ(指揮) 『グノー:交響曲第1番、第2番、第3番』

ハイドンの古典的スタイルを踏襲し、フランスらしい色彩感覚でみずみずしく書き上げたグノーの2曲の交響曲に、新たな名演が登場。カエターニは透明感を失うことなく、引き締まった力強い演奏を聞かせます。しかしこのディスクの価値はそれだけではありません。驚いたことに、おそらく今まで誰も知らなかったであろう未完の第3番が収録されているのです。もちろん世界初録音で、この録音のためにグノーの関係者からスコアの使用許可を取ったという貴重なもの。アンダンテとモデラートを基調に書かれた2つの楽章は、ブラームスの深みすら感じさせる感動的な音楽で、完成されなかったことが本当に惜しまれます。(仏ディアパゾン誌で金賞受賞

 

『グヴィ:交響曲第4番、交響的幻想曲』

ベルリオーズより少し後の世代のフランスの作曲家、グヴィをご存知でしょうか。殆ど忘れられていたこの作曲家の巣晴らしいレクイエムが再発見され、注目が集まったのが1994年のこと。それ以来少しずつ作品の録音が行われ、2013年は欧州でグヴィ音楽祭が開催されました。グヴィは10近いシンフォニーを残し、その魅力をベルリオーズやサン=サーンスが認めています。この《交響曲第4番》も発表当時から成功を収め、特にドイツで高く評価されました。管楽器や低弦の使用法に特徴があり、楽想も印象的。現代の演奏会レパートリーとしても充分通用する作品群です。

「グヴィとその作品の重要性がパリで理解されていないのは、まことに嘆かわしい限りである」(ベルリオーズ、1851年)

 



『マイアベーア:フランス・オペラからの序曲と間奏曲集』

グランド・オペラの成功によって19世紀フランスの音楽界を席巻したものの、その後瞬く間に忘却の彼方へと追いやられてしまった作曲家マイアベーア。今現在でも再評価が行われているとは言い難く、熱心なオペラ・ファンでない限り、一般に知られている曲は《戴冠式行進曲》くらい、という状況です。

そんな中マイアベーアの没後150年となった2014年に、彼の不当に低い評価を覆してくれるかもしれない、素晴らしいアルバムがリリースされました。ベルリオーズやサン=サーンスが賛辞を贈り、ワーグナーにも影響を与えたマイアベーアの先進的な管弦楽法を、存分に味わうことのできる1枚です。このアルバムを聴いた方は、どうして今までこの種のアルバムがなかったのだろうと不思議に思われることでしょう。ロッシーニやオッフェンバックの序曲集は容易に入手できるのに……

演奏は今注目の若手指揮者、ダレル・アンによる才気に満ちたもので、ルターのコラール「神はわがやぐら」が美しく響く《ユグノー教徒》序曲、まるで交響詩のような豊かさを持つ見事なプロローグ《ディノラ》序曲、そして鮮やかな楽器法が冴えわたる《予言者》の序曲(後半にフガートもあり!)&「戴冠式行進曲」など、目から鱗の連続。シャンパンのように華やかな「戴冠式行進曲」の演奏がまた素晴らしく、見事な締めくくりとなっています。是非多くの方に聴いていただきたい1枚です。

 



 

ハーゼルベック(指揮) 『リスト/ドップラー:ハンガリー狂詩曲第1番-第6番』

これは目から鱗の面白さ!2011年にリスト生誕200年記念を記念して行われた、19世紀の古楽器オーケストラをハーゼルベックが指揮し、リストの全管弦楽曲を7回に分けて演奏する「ザ・サウンド・オブ・ワイマール」プロジェクトの成果は見事なもので、これまでにNCAレーベルから5巻がリリースされました。第6巻はレーベルが変わってCPOからのリリース、こちらの『ハンガリー狂詩曲第1番-第6番』が最新盤となっています。

これらの作品の管弦楽編曲を行ったのは、今ではフルーティストとして有名な作曲家フランツ・ドップラー。当時はオペラなど大規模な作品の作曲でも評価されていたのです。民族色豊かなこれらの作品は、古楽器のもつ粗野なサウンドがぴったり。まずは有名な第2番からお聴きください。冒頭の数分だけで「この曲は古楽器オケでなくては!」と思っていただけるはず。やはり金管のサウンドが重要ですね……このような演奏で聴くと、ドップラーのオーケストレーションの才にも驚かされます。

 



エルダー&ハレ管 『ドビュッシー:前奏曲集(C.マシューズによる管弦楽版/世界初録音)』

マーラー《交響曲愛10番》の補筆や、ホルストの《惑星》に「冥王星」を書き加えたことで有名なイギリスの作曲家C.マシューズ。彼がオーケストラ編曲したドビュッシーの前奏曲(全24曲)は、その美しく精妙な管弦楽法が高い評価を受けています。原曲の性格を正しく捉えた上で自身の創意を加えてゆく、まさに理想的な編曲だと言えるでしょう。(下記試聴用動画で《亜麻色の髪の乙女》をお聴きいただけます。)

さらにこのアルバムではマシューズ自身が後奏曲として作曲した《ムッシュ・クローシュ(八分音符氏)》も収録。なんとなくドビュッシーを思わせる、ユニークな作品です。エルダー&ハレ管による演奏も申し分なし。(仏ディアパゾン誌で金賞受賞

 



『F.X.シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲全集』(2CD)

ポーランド系の作曲家・ピアニストであるシャルヴェンカのピアノ協奏曲は、初演時から大絶賛されていた第4番をはじめとして、今日演奏されないのが不思議な作品の代表格。ラフマニノフとは少し違うのですが、ピアノパートもオーケストラパートもこれぞロマン派!と呼びたくなるようなゴージャスさで(もちろんシリアスな面もあり)、ピアノ協奏曲好きにはたまらない作品です。マルコヴィチとN.ヤルヴィによる演奏は4曲とも大変クオリティが高く、これをきっかけにコンサートレパートリーとしての復活を願いたいところ。ちなみにシャルヴェンカの協奏曲は、マーラーが指揮をしたり(第4番)、ソリストを務めたりした(第1番)というエピソードでも知られています。

 



『パデレフスキ:ピアノ協奏曲 イ短調』 ゲルナー(p)

ポーランド出身の偉大な音楽家を考えたとき、ショパンの次に挙げるべきはパデレフスキの名前でしょう。パデレフスキは演奏と作曲の両方に類稀なる才能を発揮し、また機知に富んだ教養ある人物であったため、ピアニストとしても作曲家としても当時の人々から大変な尊敬を集めていました。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、彼は短期間ながらポーランドの首相まで務めたのです。1880年代後半からのピアニストとしての人気は凄まじいもので、リスト以後のもっともリスト的なカリスマ・ピアニストといっても過言ではありません。しかしキャリアの前半では、演奏ではなく作曲に可能性が見出されていたというのですから驚きです。

そんなパデレフスキの作品には、知られざる名曲が数多く眠っており、この《ピアノ協奏曲 イ短調》もそのひとつ。シューマンやグリーグ、またマクダウェルの第1番などとあわせて聴きたい、イ短調協奏曲の名作です。全曲を通して聴きごたえたっぷりの力作ですが、白眉は第2楽章「ロマンツァ」。偉大な先人ショパンを思わせる憧れに満ちた緩徐楽章は、あの気難し屋のサン=サーンスをも感服させたと伝えられています。(パデレフスキは自作に自信が持てなかったため、サン=サーンスのもとへ助言を求めに行ったのです。このエピソードについては下記自伝の上巻に詳しく載っています。)確かに、この第2楽章には人の心を動かす何かがあります。ポーランド国立ショパン協会が制作した俊英ゲルナーのみずみずしい演奏が録音も新しく、オススメ。


※パデレフスキ:ピアノ協奏曲 イ短調より第3楽章



 

『ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(1854年製エラール・ピアノ使用)』

あの重厚長大なイメージのブラームスのピアノ協奏曲は、作曲当時どのようなサウンドで鳴り響いていたのだろう……そんな疑問にお答えする、目から鱗の一枚がこちら。リットナーは、ブラームスのピアノ作品を作曲年代にあった楽器を使用して録音し、高い評価を得ているピアニストです。

彼が今回協奏曲の録音に当たって選択した楽器は、エラール社の1854年製ピアノ。この作品の初演に関して、ブラームスはエラールのピアノが用意できなかったためにハンブルク初演を見送ったというエピソードがあるのです。つまり幻のハンブルク初演の再現といっても良いでしょう。指揮はコンチェルト・ケルンとの名盤でも知られるエールハルト。刺激的かつエキサイティングなオーケストラ・サウンドと、味わい深くも透明感のあるエラール・ピアノの音色、その組み合わせの妙をお楽しみください。若きブラームスの激情が大迫力の音響で迫ってきます!

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『ボルトキエヴィチ:ピアノ協奏曲第2番&第3番』

ロシア情緒あふれる交響曲や、ロマンティックなピアノ作品の人気が高まりつつあるウクライナ出身の作曲家、ボルトキエヴィチのピアノ協奏曲は、まさに“もうひとりのラフマニノフ”といった趣で、ロシア音楽ファン、ピアノ協奏曲ファン必聴の作品です。第2番、第3番ともに20世紀初頭に書かれたものですが、作風は感傷的で、実にロマンティック。それでもチャイコフスキーやラフマニノフの亜流で終わることなく、作品からはボルトキエヴィチ自身の個性がはっきりと感じられます。

ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》を強く思わせる第2番は、左手のために書かれた協奏曲のレパートリーとしても貴重。ロシア的な終楽章はボロディンを思わせます。第3番には「Per aspera ad astra(逆境を通じて天(栄光)へ)」というラテン語の副題が付けられており、楽曲の後半、天の星々を思わせる美しい緩徐部分から鐘が打ち鳴らされる華々しいフィナーレまで、オルガンが非常に効果的に、かつ感動的に用いられています。

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ギムセ(p) 『トヴェイト:ピアノ協奏曲第1番&第5番』

第1楽章冒頭、冷たい音色のピアノが優しく語りかけ、それに応えるホルンの音が遥か遠い北国を思わせる……ノルウェーの国民主義的な作曲家トヴェイトは20世紀を生きた音楽家ですが、民謡をふんだんに用いた美しく親しみやすい作品を残しました。しかし残念なことに、作品の大部分は豪雪、火災といった災害によって失われてしまっています。《ピアノ協奏曲第1番》は氷のように冷たいピアノの音と、物寂しげな楽想が印象的な作品。このアルバムでトヴェイトと出会える方は幸せでしょう。北欧ものならギムセの演奏で間違いありません。

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『マクダウェル:ピアノ協奏曲第1番&第2番』

ニューヨーク生まれのアメリカ・ロマン派を代表する作曲家マクダウェル。ヨーロッパで修行を積み、その才能はリストに認められるほどに成長、アメリカに高水準の芸術音楽を持ち帰りました。彼のピアノ協奏曲は尊敬するグリーグやラフの影響を受けたロマンティックな曲調で、非常に完成度が高いのが特徴。作風はヨーロッパ的ですが、後にドヴォルザークが「新世界交響曲」で用いたような、アメリカの民族的要素も取り入れられています。第1番はリストによって賞賛され、第2番は当時の批評家によってチャイコフスキーの交響曲(※)よりも高く評価されたというエピソードが残っています。イギリスのBBCミュージック・マガジンで5つ星を獲得した名盤!

「マクダウェルは本当に、私が知るかぎり最も理想的な米国の作曲家だ。」(グリーグ、1905年)

※第5番。マクダウェルの《ピアノ協奏曲第2番》の初演と同時にニューヨーク初演が行われた。

 



カントロフ(指揮) 『イザイ:弦楽器のための協奏的作品集協奏曲集』

艶やかなヴァイオリン、深みのあるチェロ、親密な弦楽四重奏、それらが黄昏色のオーケストラとともに奏でるノスタルジックな響き。「詩曲」と呼ばれるこれらの協奏的作品群は、無伴奏ソナタばかりが演奏されるイザイの、作曲家としての全く別の面を示しています。弦の魅力は当然ですが、フランス楽派の影響を受けた大胆な和声進行や、叙情的な雰囲気を盛り上げる壮大な管弦楽書法も後期ロマン派のレパートリーとして申し分の無い充実度。この手の作品を取り上げ、名演に仕立て上げるカントロフの手腕は本当に素晴らしいですね。ハードカバーブック仕様の装丁が美しく、興味深い図版も収録されています。

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ハンスリップ(Vn)『ゴダール:ヴァイオリン協奏曲集』

19世紀フランスの作曲家バンジャマン・ゴダールは《ジョスランの子守唄》で有名な、フランス・ロマン派を代表する作曲家です。その才能はサン=サーンスにも匹敵するとされ、交響曲や協奏曲などの大作からサロン向けのピアノ音楽まで、数多くの作品を残しています。こちらのアルバムには、華やかで巧みな管弦楽法、大胆かつ多彩な曲想など、ヴュータンやサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲がお好きなら買って間違いなしの佳曲が揃っています!標題音楽を得意としたというだけあって、《詩的な情景》Op.46における描写力もお見事。知られざるヴァイオリン音楽の魅力を見事な美音で紹介している女性ヴァイオリニスト、ハンスリップの演奏も特筆されます。

 



エベーヌ四重奏団 『メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集』

切れ味鋭く胸に迫ってくるような演奏で、聴き手に強いインパクトを与える1枚。エベーヌ四重奏団はメンデルスゾーン特有の激情を余すことなく、十二分に表現しています。2つの四重奏曲の間に、彼の霊感の源となった姉ファニーの作品を置いているのも素晴らしい。《弦楽四重奏曲 第6番》は姉の死を悼んで作曲された、メンデルスゾーン最後の大作で(彼もその半年後に亡くなってしまう)、このような優れた演奏で聴くと、彼の辛く苦しい思いが痛いほどに伝わってきます。(レコード芸術特選盤、英グラモフォン誌エディターズ・チョイス

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『サン=サーンス: 最後の三つのソナタ』

フランス音楽界の長老的存在であったサン=サーンスが、その長い生涯の最後の年に書き上げた感動的な3つのソナタ。新古典主義を予見するかのような、突き詰められたシンプルさと、作曲家特有のノスタルジーが見事に融合した傑作です。当盤ではフランスの管楽器演奏の伝統を受け継ぐ名手たち(特にバソンの名手アラールの参加!ドイツ式ファゴットではありません)が大変薫り高い演奏を聞かせてくれます。マルグリット・ロン門下の知られざるフランス人ピアニスト、アニー・ダルコのピアノも言うことなし。決定盤としオススメできる1枚です。

 



リュカ(fl) 『ゴベール:フルートとピアノのための主要作品全集』

ドビュッシーやラヴェルに劣らず(あるいは彼らとは少し違ったやり方で)我々にフランスの音をイメージさせる、こんな素敵な作品がフルートの世界に多数存在していたとは……

一般的にゴベール(ゴーベール)の名はフルートのための小品集や編曲作品集の中でたまに目にする程度であったと思いますが、パリ管の首席奏者ヴァンサン・リュカが主要作品を纏めて録音したことで、その真価が明らかとなりました。あくまで涼しげに、洗練された美を追求した佳品の数々。途轍もないセンスをもったフランス最前線の名手のおかげで、今後は「フルート音楽」としてではなく「フランス音楽」として新たな愛好者を獲得してゆくことでしょう。(仏ディアパゾン誌で5点満点の評価)



 

コワン(vc), 金子陽子(fp)他 『グロス:チェロ・ソナタ、弦楽四重奏曲 他』

J.B.グロスはメンデルスゾーンと同じ1809年生まれのドイツ・ロマン派の作曲家・チェロ奏者。クララ・シューマンのピアノと自身のチェロで自作を演奏したこともあり、ロベルト・シューマンからも作曲家として高い評価を受けていました。長い間忘れられた存在のグロスでしたが、作曲家の子孫により楽譜が発見され、2009年にフランスで蘇演。初めて聴く彼の作品の美しさに満員の聴衆は大喝采を送ったといいます。こちらのアルバムはその3か月後、企画者や演奏者の熱望によって再び演奏・録音されたというもの。どの作品も珠玉の名品で、思い入れたっぷりの演奏も見事(特にコワンのチェロ!)。時を越えた傑作の復活に胸の熱くなる1枚です!



 

『フンメル:モーツァルトの7つのピアノ協奏曲&交響曲第40番(室内楽版)』

モーツァルトの愛弟子にして、初期ロマン派を代表する大作曲家・ピアニストのフンメルは、師の交響曲や協奏曲をフルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの室内楽用にアレンジしました。より手軽に演奏できるように、当時このような編曲が行われることは日常茶飯事でしたが、フンメルはモーツァルトをより当世風に、ロマンティックなものにするため、ピアノパートに効果的なアレンジを加えました。原曲をよくご存知の方は、いくつかの場面がより華麗になっていることに気付かれるでしょう。フルートが1本加わることによる色彩感もポイント。これだけでオーケストラっぽさがだいぶ増すのです。演奏は同編曲版の決定盤と呼んで差し支えない素晴らしさ。曲によってベーゼンドルファー、ファツィオリ、ヤマハと3台の異なるピアノが使用されており、それぞれの音色の違いもお楽しみいただけます。

 



ペシア(p) 『J.S.バッハ:フーガの技法~1901年製スタインウェイ・不等分調律で』

バッハ畢生の大作を、1901年製のヴィンテージ・スタインウェイで。バッハからすれば150年以上後の楽器ですが、我々からすれば100年以上も前の楽器。そんなノスタルジーすら感じさせるピアノを用いて冷たく深みのある音色を聴かせるのは、ケージの記念年にプリペアド・ピアノのための作品集で話題をさらった異才セドリック・ペシア。楽器だけでなく調律法にまでこだわった価値ある一枚です。(レコード芸術特選盤



 

プレトニョフ(p) 『スクリャービン:24の前奏曲』

後年は前衛的な音楽家、また神秘主義者として独自の世界に入り込んだスクリャービンですが、若いころは「ロシアのショパン」とでもいうべきロマンティックな作風の持ち主でした。この作品も明らかにショパンの作風に倣ったもので、夢想的な性格をもつものから仄暗い感情が渦巻くものまで、多種多様な小品がずらりと並んでいます。24曲のうちほとんどは20代前半で書かれ、第4番や第6番などは10代の時、音楽院在学中に作曲されました。ピアノの音色が一際美しいプレトニョフの演奏をお薦めします。

 



『シルヴェストロフ:ピアノ作品集』

近年日本でも根強い人気を獲得しているシルヴェストロフ。前衛的な創作を端から拒否した作曲家というわけではないのだが、聞き手に懐古を促す独特な作風が特徴だ。美しいという言葉で片付けてしまうにはあまりにもったいない「静かなる響き」がこの上なく至福である。ピアノ小品を中心に収めた本盤はこの作風の良いところが強く出ている。こじんまりとしていながら天上の響きが匂い立つ4つの作品は僕たちの耳にそっと寄り添ってくれることだろう。 (フランスのディアパゾン誌で5点満点の評価)



 

オールト(fp) 『夜想曲(ノクターン)の世界』

19世紀に生まれた「夜想曲(ノクターン)」と当時のピアノの魅力を存分にお楽しみいただける4枚組BOX。ブロードウッド(1823)、エラール(1837)、プレイエル(1842)と3種類の時代楽器を使用し、ショパンとフィールドの夜想曲全曲、さらにカルクブレンナーやクララ・シューマンなど同時代人の夜想曲を収録しています。演奏はフォルテピアノの名手オールト。夢のような音色で至福の時間が過ごすことができます。特にフィールドが絶品。



 

『サマズイユ:ピアノ作品全集』

印象主義の音楽がお好きな方に、ぜひオススメしたいのがサマズイユの作品。ショーソンに学び、ラヴェルとは親友、その上「ドビュッシスト」を自認していたというだけあって、イメージ通りの完璧な印象主義音楽を聴くことができます。代表曲《海の歌》は完全にドビュッシーとラヴェルの世界。《夜想曲》の幻想的な響きにどっぷり浸るのもオススメです。作品はどれも洗練されており、《黄昏の水の精》《3つの小インヴェンション》などに作曲者のセンスの良さを窺うことができるでしょう。また《私の人形へ贈る歌》はクラシックに馴染みない方にも聴いていただきたい、心に残る小品。

ピアノを弾くのはアルベニスの名盤などで知られるオリヴィエ・ショーズーで、聴き手を包み込むような、風格ある演奏が素晴らしい。音楽雑誌での高評価も頷けます。(フランスのディアパゾン誌で5点満点の評価、フランスのクラシカ誌でChoc de Classica賞を受賞)



 

『ボーエン:24の前奏曲』

「最も注目すべきイギリスの若き作曲家」とサン=サーンスに絶賛され、「イギリスのラフマニノフ」などと呼ばれることもあるヨーク・ボーエンの《24の前奏曲》は、是非多くの方に知ってもらいたい作品です。この作品はソラブジ(《オプス・クラビチェンバリスティクム》《超絶技巧百番練習曲》等の長大かつ演奏困難な作品で有名)に献呈されており、彼はボーエンの仕事を絶賛しています。メランコリックともいえる後期ロマン派的な語法に印象派のエッセンスを少々振りかけ、絶妙のバランス感覚で仕上げた24曲は、聴き手を選ばず誰にでも愛されることでしょう。特に長調で書かれたさりげなく、ひそやかな曲が美しい。(フランスのクラシカ誌でChoc de Classica賞を受賞)



 

『アルカン:ピアノ独奏のための交響曲』

ショパンやリストの同時代人でありながら、時代を超越するかのような並外れたピアノ曲を数多く残した作曲家、アルカン。演奏するのが困難な曲も多く、例えば《短調による12の練習曲》は全曲弾くのに約2時間を要します。この練習曲の第4曲から第7曲が「ピアノ独奏のための交響曲」。終楽章(=第7曲)は「地獄での騎行」などと呼ばれ、一度聴いたら忘れられない大変インパクトの強い作品となっています。実演に接する機会はおろか録音すらほとんど存在しない超難曲《スケルツォ・フォコーソ》も必聴。アルカンのスペシャリスト、森下唯の凄まじい演奏でお楽しみください。(レコード芸術特選盤



 

『キュイ:25の前奏曲』

ロシア五人組の中で最もその作品を聴く機会がない人物、キュイ。もしかすると、ラフマニノフの交響曲を酷評した辛辣な批評家としての印象のほうが強いかもしれません。ハ長調から始まり全24の長短調を巡って再びハ長調に回帰するこの《25の前奏曲》は、そんなキュイのイメージとは全く異なる、爽やかな詩情が好ましい佳品。各曲から優しさが感じられ、「ピュア」とか「イノセント」なんて言葉を使いたくなるような澄んだ美しさが魅力的です。知る人ぞ知るNAXOSの名盤。



 

『ババジャニアン:ピアノ独奏のための作品全集』

アルメニアの作曲家といえばハチャトゥリアンがまず上がるが、僕は強く訴えたい。「ババジャニアンも忘れてはいけない!」と。正統なるソビエト系作曲家らしい異国情緒あふれる作風はまず期待を裏切ることはない。本盤は独奏ピアノ作品の全集であり、個性あふれる小品が多数を占める。《メロディーとユモレスク》《ヴァガルシャパト舞曲》などどこか懐かしくも楽しい曲がひしめく宝箱。ショスタコーヴィチやプロコフィエフなどソビエト系作曲家が好きならば、次に手に取るべきはババジャニアン。 (フランスのディアパゾン誌で5点満点の評価)



 

『ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(作曲家自編によるピアノ連弾版)』

演奏会プログラムやCDカタログではなかなかお目にかかれませんが、実は大部分の作品にはピアノ編曲版が存在します。20世紀の作曲家ショスタコーヴィチの作品も例外ではなく、彼は自作の交響曲を必ずピアノ4手用に編曲し、初演前に友人と弾いてみたと言われています。この曲をピアノで弾くってどうなの?と思われるかもしれませんが、原曲の迫力ある部分はより鋭く、切れのあるサウンドに、静謐な部分はその美しさ、ミステリアスさが強調され、聴き終わった後は想像以上の充実感を味わうことが出来ます。演奏は確かなテクニックを持ち現代曲を得意とするグラウシューマッハー・ピアノ・デュオ。この作品がお好きな方は必聴です!


 


アンゼロッティ(アコーディオン) 『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』

「ゴルトベルク変奏曲」には本当にたくさんの編曲版がありますが、その中からとっておきの1枚、テオドロ・アンゼロッティの弾くアコーディオンによるバージョンをご紹介しましょう。イメージどおり、アコーディオンの懐かしく温かみのある音色と「ゴルトベルク」の相性は抜群。奏者のテクニックと芸術性の高さは驚くべきもので、「単に他の楽器で弾いてみた」という試みとは別次元の仕上がりです。音の濁ることのない軽やかな指さばきと、豊かなデュナーミクもご注目ください。このレーベルの特徴でもある上質な装丁で、手元に置いておきたくなる1枚です。



 

『ヴァイス:リュート・ソナタ集』

一度はまると病みつきになる、ファンの多い楽器リュート。ギターのような形をした昔の撥弦楽器です。バッハと同じ年に没した作曲家ヴァイスは、その生涯のほとんどをリュート音楽の作曲に費やしました。ちょうどショパンとピアノのような関係でしょうか。リュートの名手ロバート・バルトによるヴァイスのソナタ集は現在11巻までリリースされており、すべてが名盤。演奏は絶品で、もしかするとヒーリング専用CDよりも癒し効果が高いかもしれません。静かでゆったりとした時間を過ごしたい方に最適なアルバムです。

※参考動画―バルトの弾くヴァイスのリュート作品(CDに収録されている楽曲・演奏とは異なります)

 

 



ベイエール(vn) 『ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」, およびその他の協奏曲』

誰もが知っている名曲「春」を含むヴィヴァルディの協奏曲集『四季』を、名手ベイエールがイタリア系古楽奏者たちとともに、鮮やかな演奏で聴かせます。風通しの良い少人数編成によって生み出されるみずみずしく活気にあふれた音楽が、聴き手の心身をリフレッシュしてくれます。滅多に演奏されない珍しい作品も収録。

 

 


ベルリン古楽アカデミー 『プラッティ:コレッリに基づく合奏協奏曲』

プラッティはイタリアに生まれ、ドイツの宮廷に仕えた作曲家。オーボエの名手でもありました。ここに収められた合奏協奏曲は、すべてコレッリのヴァイオリン・ソナタからの編曲。どれもプラッティのオリジナル作品であるかのような見事な編曲で、各楽器の素晴らしい音色を楽しむことができます。とりわけ古楽好きでない方にもオススメ。ベルリン古楽アカデミーによる絶品の演奏です。

 



ヴィト(指揮) 『ブラームス:合唱と管弦楽のための作品集』

器楽曲に比べると若干知名度は落ちますが、贅沢に管弦楽で伴奏されたブラームスの合唱作品は名作揃いとして知られています。その中で最も美しいといっても過言ではない作品が《悲歌》。友人の画家フォイエルバッハ(ジャケットに使われている絵画も彼の作品です)の死を悼んで書かれたもので、フォーレのような安らぎ、透明感を感じさせる傑作です。女声合唱のために書かれた《アヴェ・マリア》も同系統で、リリカルな美しさが魅力。一方、人生や運命といったものに対する悲観や厭世観と、天国的世界への憧憬が対照的に描れているのが《アルト・ラプソディ》、《運命の歌》、《運命の女神の歌》の3作。特に「運命」に関する作曲者の人生観が強く表れた2作品では、ブラームスらしい重々しさ、劇的さが曲の中心に据えられており、聴き手を圧倒します。

 



ジャンス(s) 『カントルーブ:オーヴェルニュの歌』

イギリスやロシアの民謡にくらべ、我々日本人にはあまりピンとこないフランス民謡。でもフランス中南部の山地、オーヴェルニュ地方にはこんなにも素敵な宝物がたくさん眠っているのです。オーヴェルニュ出身の作曲家カントルーブは地元の民謡を熱心に採集し、フルートやピアノなどさまざまな楽器が美しく絡む、カラフルで味わい深いオーケストラをまとわせました。第1集はカサドシュ、第2集はセルジュ・ボドの指揮で同じくオーヴェルニュ出身のソプラノ、ヴェロニク・ジャンスが生命力溢れるいきいきとした歌唱を聞かせます。美しい高山風景が思い浮かぶような1枚。(第2集は仏ディアパゾン誌で金賞受賞



 

『音楽三昧2』(5人で演奏するショスタコーヴィチ:交響曲第5番)

金管も打楽器も無し、たった5人のアンサンブルによる驚きのショスタコーヴィチ&プロコフィエフ。着想も実際の編曲も最高に面白く、当時各誌で絶賛された1枚です。アルバムで使用されている楽器は「フルート/ソプラニーノ・リコーダー/アルト・リコーダー/コントラバス・リコーダー」「ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/バス・ガンバ/コントラバス」「チェンバロ/ハープ」…と古楽器まで含んでいます。演奏&録音がまた素晴らしい。



 

『リチェルカール古楽器ガイド2 ~19世紀から20世紀へ 1800-1950~』

音による時間旅行が楽しめる目と耳のための古楽器ガイド第2弾。(第1弾→MRIC100)

今回は我々に馴染みの深いベートーヴェンやベルリオーズの時代から、電子楽器が登場するメシアンやケージの時代までが対象。豊富な図版ともに数多くの楽器を紹介する154頁の本と、実際に当時の作品を当時の楽器で演奏し、時代・テーマごとに収めた8枚のCDがセットになっています。クイケンやインマゼールなど、さりげなく名手が登場しているのもポイント。装丁もしっかりしており、時代楽器好きには宝物となること間違いなし。適当に選んだディスクを流すだけでその時代の雰囲気に浸ることができます。※トラック一覧・図版一覧は完全日本語版完備

 



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カテゴリ : Classical

掲載: 2016年10月01日 12:00